2013年09月16日

いびき・睡眠時無呼吸症候群の超簡単改善法は抱き枕と絆創膏!?|駆け込みドクター!運命を変える健康診断〜睡眠の悩み解消SP(9/15)+顎の小さい人と50代以降の女性も睡眠時無呼吸症候群になる!!


睡眠時無呼吸症候群は太ってる男性だけかと思ったら
顎の小さい人や50代の女性もなるので要注意!!


9/15のTBS系
「駆け込みドクター!運命を変える健康診断〜睡眠の悩み解消SP」の話題です


内容的には以前書いた不眠系の話題と結構被ってたんですが、
抱き枕と絆創膏だけで睡眠時無呼吸症候群が治るって話が意外で面白かったのと、
ネットをちょっと回ったら、太ってる人だけじゃなくて顎の小さい人、
それに50代以降の女性は男性と同じくらい睡眠時無呼吸症候群になるとのことなので、
それも付け加えて書いてみようと思います。


今回の駆け込みドクターで教えて下さった先生は、
睡眠学会認定医師でスリープクリニック調布院長の遠藤拓郎医師。


書籍も結構出てますが、テレビ、ラジオ、雑誌等にもかなり登場しますよねぇ。
kotobankによれば、
祖父の代から3代80年以上睡眠研究を続けている睡眠医療専門家なんだそうです。
(゚Д゚)


ということで、まず最初に
☆ポイント☆

・抱き枕を使うと体が自然に横向きになり、気道が塞がらずスムーズに呼吸できる
 ので、抱き枕は睡眠時無呼吸症候群の改善法の1つになっている

・抱き枕を使って絆創膏で口を塞いで寝ればいびきと睡眠時無呼吸症候群は治る
 (口を塞ぐと口呼吸じゃなくて鼻呼吸になるから)

・顎が小さい人は睡眠時無呼吸症候群のリスクが上がる

・50代以降は女性ホルモンの分泌が大幅に減るので
 (女性にいびきが少ないのも女性ホルモンのせい)、
 睡眠時無呼吸症候群の発症リスクは男性と同等になってしまう

 

睡眠時無呼吸症候群とは?


定義があちこちで微妙に異なるので(無呼吸以外に低呼吸を加えたり等)
ナレーションの内容そのままでいきます。

定義
寝ている時に10秒以上呼吸が止まった状態が1時間に5回以上1晩に30回以上
だと睡眠時無呼吸症候群。

原因
床についた時、舌の付け根や軟口蓋(参照:Wikipedeia)と呼ばれる部分が
気道を塞いでしまうのが主な原因。

症状
熟睡できているようでもよく眠れていない為、
日中強い眠気に襲われ、居眠りや注意力の低下を招き、
重大な事故に繋がることもある(追突事故など)。

発症リスク
太っている人に多いが、
痩せていてもアゴが小さい人・扁桃腺が大きい人もなりやすい。

尚、Wikipediaによれば、
肥満者は非肥満者の3倍顎が小さい程発症リスクが高い」とのこと。


また、池谷敏郎医師によれば
「睡眠時無呼吸症があると、心臓病は脳卒中の発症の危険性が高まるんですね。
実は血圧というのは、一般的には寝てる間は昼間に比べて1〜2割下がるんですよ。
ですから睡眠中というのは血管にとっても休息の時間なんですね。
しかし、睡眠時無呼吸症候群があると、
交感神経が緊張して血圧が上がりやすくなるんですね。
そうすると血管は一晩中ストレスを受け続ける、それが血管の事故に繋がる、
ってことなんです」
とのこと。

ナレーションでは、
「血中酸素濃度が低下すると、体は血圧を上げ酸素を補おうとする。
これを一晩に何度も繰り返すと心臓病や脳卒中のリスクが高まる」
とのこと


大竹真一郎医師によれば
太ってるから睡眠の質が悪くなるってデータ出てますけど、
逆に睡眠の質が悪いから太ってしまうってこともあるんです。
睡眠不足になってくると余計に腹減るようなホルモン(グレリン)が
約15%くらい出てしまったり、
逆に満腹感を与えるホルモン(レプチン)を減らしてしまうので(15%)
余計に食べてしまう。」
とのこと。




TKO木下隆行さんの睡眠状態が意外にも良かった理由は「抱き枕」


番組では、
行動計(寝返り・体の向きなどの動きを計測できる)と
脳波計(覚醒・レム睡眠・ノンレム睡眠などの状態を計測できる)
を使い、番組出演者が良い睡眠か悪い睡眠かの順位をランキングしていたんですが、
何時も無呼吸症候群を注意されるTKO木下隆行さんが、
ホテルでの睡眠では相変わらず無呼吸状態を繰り返していたのに、
自宅で測定した行動計・脳波計の状態が良く、春日俊彰院長を含めた7人の中で
Good Sleep(良い睡眠)ランキング3位になっていました。

睡眠中の脳波をみると、寝入りから深い睡眠に入り、ほとんど覚醒せず、
しかも、ずっと左を向いていたのが判明。

その理由が、抱き枕

木下さんによると、
「実は、自分の家では抱き枕を抱えて寝てるんですよ。
丁度8年前に嫁と別れてからですね。
抱き枕でこう左向きに寝てますが・・・」
とのこと(ノ∀`)。

遠藤拓郎医師によれば
実は、無呼吸症の改善法の1つなんですよ、抱き枕。

ナレーションでは「いびき・睡眠時無呼吸症候群改善法」として
「抱き枕を抱くと、自然と体が横向きになる
すると、舌の付け根や軟口蓋が気道を塞ぐことなく
スムーズな呼吸ができる
という」
とのこと。


抱き枕は合う合わないもあると思いますが、
王様の抱き枕って人気No.1みたいなので、一応紹介しておきますが、
遠藤先生もあまりハッキリは言ってなかったんですが、
要は、いつも体が横向きの状態で寝れてれば良いらしいんです。

ただ、横向きに寝るのを補助する枕(枕っていても抱き枕じゃない枕)
っていうのもあるんですが、

高さが合わないとかあってレビューが良くない場合もあるんですよねぇ〜。
それだと、やはり手堅いのは抱き枕ってことになるでしょうか。




画期的ないびき・睡眠時無呼吸症候群改善法=絆創膏で口を閉じる


遠藤拓郎医師によれば「画期的な方法」なんだそうです。

やり方
睡眠中は絆創膏1枚を口に貼ってを閉じちゃう
ってだけ@^-^@。

久本さん
「マジで?息苦しくないんですか?」
遠藤先生
「絆創膏はいざとなったら外れますから大丈夫。
窒息なんていうことにはなりません」

なんていうやり取りがあった所為か理由の説明がなかったんですが、
理由は
口呼吸を止めて鼻呼吸にするといびきと睡眠時無呼吸症候群が改善する
からですね。
(参考:All About)
主治医が見つかる診療所にも出演されてた坪田聡先生の記事ですが、
「イビキや睡眠時無呼吸症候群を治すには減量も大事ですが、
口呼吸を鼻呼吸に変えることも必要」
とのことです。
「あいうべ体操」なんていうのも載っていますので、
いびきをかく、睡眠時無呼吸症候群だ、って方は試してみると良いと思います。


因みに、アゴが小さい為に睡眠時無呼吸症候群になった場合は、
先ほどのWikipediaによれば、マウスピースの方が良いみたいですね。


通常は歯医者さんでマウスピースを作って貰うようですが、
自力改善も可能なんですね。




50代以降の女性は男性と同程度に睡眠時無呼吸症候群のリスクがある!


番組内容には含まれていませんが、
睡眠時無呼吸症候群…女性も要注意(ヨミドクター:読売新聞)
によれば、

・成人男性の無呼吸症候群発症率は9%、女性はその1/2〜1/3程度だが、
 50歳以降は発症率の男女差はそれ程なくなる

・女性に睡眠時無呼吸症候群の発症率といびきをかく率が少ないのは
 女性ホルモンが上気道を拡張させる働きがあるからだが、
 閉経後女性ホルモンの分泌が大幅に減るのが理由

とのこと。
また、女性は健診を受ける機会が少ないので治療を受けている人が少ない
とのこと。

※女性は睡眠時無呼吸症候群にはならないっていう先入観もあるでしょうし、
自覚症状がないとか、家族がいても気づいてくれないなんてことが
多いということなんでしょうから注意が必要ですね。




余談ですが、同じく睡眠時無呼吸症候群だった
髭男爵の山田ルイ53世さんの使ってたCPAP(シーパップ)について


これもWikipediaに記載があって
重度の睡眠時無呼吸症候群に使用するようですが、
絵があるので
日本赤十字社医療センター
の方が分かりやすいでしょうか…。
「チューブを経由して鼻につけたマスクに加圧された空気送ることで
舌根の周囲の軟部組織を拡張することで吸気時の気道狭窄を防ぐ機械」
とのこと。


保険適用があって月1回の医師の診察代+レンタル料5000円で使える
とのことですが、それでも高額なので購入する人もいるようで、
それを勧めるサイトもあるみたいですし、実際購入できるんですが、


レンタルの時は医師が圧力を設定するとのことなので、
1度は診察を受けて理解してないと難しいかもしれませんね。

山田ルイ53世さん、こんな物持っているってことは、
かなり重度の睡眠時無呼吸症候群で診察も受けたことあるのかも・・・。





posted by prin at 05:01 | 睡眠 不眠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする