2013年09月17日

今夜から熟睡できる睡眠力UP法&睡眠障害色々(寝言改善、ナルコレプシー、夜間頻尿、遅寝遅起き)|駆け込みドクター!運命を変える健康診断〜睡眠の悩み解消SP(9/15) その2


重複か小ネタか病院に行って下さい的な話ですけど・・(*´∀`)


引き続き9/15のTBS系
「駆け込みドクター!運命を変える健康診断〜睡眠の悩み解消SP」の話題です


けれど、昨日書いた睡眠時無呼吸症候群の話以外は
以前書いた不眠系の話題と被ってたり、
あんまり大したこともないかな〜って話とか、重大過ぎて直ぐ病院へ、
なんて感じの話が多いかなぁ〜って感じですけど、
睡眠系のまとめにはなるかなということで、内容もまとめ的に。




ノンレム睡眠とレム睡眠


☆ノンレム睡眠(深い眠り)☆
脳と体のメンテナンス
脳は休息状態だが、この間、免疫力を高めたり、傷ついた細胞の修復などをしている。


☆レム睡眠(浅い眠り)☆
レム睡眠は、いわば心のメンテナンス
脳は起きている時とほぼ同じ状態で、その日得た情報や記憶の整理をしている。


※ほぼナレーション通りの説明ですが、
以前の主治医が見つかる診療所では
・ノンレム睡眠(深い眠りで大脳を休める)
・レム睡眠(浅い眠りで体を休める)
という説明になっていましたし、
番組で取り上げる内容によって説明が微妙に違っちゃいますね(*^o^*)。

また、同じく主治医が見つかる診療所では、
ノンレム睡眠とレム睡眠は1セット90分だ、なんて話もあったので、
今回の遠藤拓郎先生の4時間半睡眠の本も


ピッタリ90分の倍数ですから、
睡眠時間がどうしても短くなっちゃう方には良い睡眠法なのかなと思います。



今夜からできる睡眠力UP法@
室温は27〜29℃に設定すると良い


これは夏限定の話で、しかも女性限定の話かも。
昨日書いたTKO木下さんのいびき&睡眠時無呼吸症候群の話と同様、
行動計(寝返り・体の向きなどの動きを計測できる)と
脳波計(覚醒・レム睡眠・ノンレム睡眠などの状態を計測できる)
を使い唯月ふうかさん(17)の睡眠をチェックしたところ、
睡眠には問題の無はなかったものの、
夏にクーラーを22℃に設定して寝ている、という話が基の話です。
遠藤拓郎医師によれば、
「22℃で寝てしまうと、朝方体温が下がりすぎるので、
データ的に睡眠の質が悪くなる。」
とのこと。



※これも
男女差も関係あるみたいですし(筋肉量の違いで女性はやや高め、男性の方が低温)、
先生によって多少見解が違うみたいですね。
主治医が見つかる診療所に出演されてた坪田聡医師
「26℃以下の室温、50%前後の湿度」を推奨していましたし、
男女差や年齢など人によって異なる可能性が高いですね。



今夜からできる睡眠力UP法A
夕方から夜に体温を上げ、寝る前に体温を下げる(温度差をつける)


☆体を効果的に温める方法☆(森田豊医師) 
就寝3時間前⇒食事
 (できればカプサイシン(唐辛子)が入っている食べ物や温かい食べ物)
就寝2時間前⇒軽いストレッチ
 (あまり激しい運動をすると交感神経が高ぶって眠れなくなるので軽めに)
就寝1時間前⇒入浴
 (37〜40℃のぬるめのお湯に長く浸かる)


☆入浴後は団扇や扇風機を使う☆(遠藤拓郎医師)
お風呂から出た時が一番体温が高くなるので、
団扇や扇風機で汗を乾かすと急激に体温が落ちてよく眠れる




その他の睡眠トラブル@ 寝言改善


番組では取り上げた項目のほとんど全部を
「今夜からできる睡眠力UP法」として取り上げていたんですが、
直ぐに改善しないでしょ〜??的なのがかなりあったので、
睡眠トラブルとしてまとめ的に。


で、
睡眠状態には全く問題がない春日院長でしたが、
「さぁ〜、イイ感じだ」「流れるプールや」などハッキリとした寝言を
言っていた点について、
遠藤拓郎医師によれば
「こういう人はレム睡眠行動障害の疑いがある」
とのこと。

定義
遠藤拓郎医師によれば
「分かりやすく言えば夢遊病みたいな(もの)」
だそうですが、
ナレーションと字幕では、
「レム睡眠時、脳は活動しているが筋肉はスイッチオフの状態。
その時の体調・心理状態により筋肉のスイッチが入ってしまうことがある。
これをレム睡眠行動障害という」
とのこと。

症状
・眠ったまま夢と同じ行動を取ってしまい寝言を発する
・隣の人や壁を叩く
・(起きて?)物を食べてしまう人もいる

寝言改善法
・ストレスを減らす
・規則正しい生活をする



その他の睡眠トラブルA 突然睡魔が襲うナルコレプシー(通称:居眠り病)


これは今週のヘルスヘッドラインとして取り上げられていた重大な病。
外国では4000人に1人くらいしか発症しないのに、
日本人は600人に1人、約20万人の患者がいるとのこと。

定義
日中、場所や状況を選ばず起きる強い眠気の発作を主な症状とする
脳疾患睡眠障害(参考:Wikipedia)

原因
遠藤先生によれば
「覚醒を促すオレキシン(神経伝達物質)の量が少ないために
ナルコレプシーが起きる」
とのこと。

ナレーションでは
「オレキシンとは脳の視床下部から出る神経伝達物質。
その主な働きは、
・脳を覚醒させる
・全身の筋肉を緊張させておく。
そのためオレキシンが不足すると突然眠くなったり力が抜ける」
とのこと。

症状
・仕事中、食事中、話をしている時、怒っている最中などに
 突然強い睡魔が起こり寝てしまう
・テレビを見て大笑いするなど、感情の起伏で全身から力が抜ける(意識はある)


認知度が低い為、会社でナマケモノ扱いされ仕事を失ったり、
自転車や車の運転中に(突然睡魔が襲い)思わぬ事故に繋がることもある、
とのこと。

また、ナルコレプシーの診断基準
@昼間に強い眠気がある
A喜怒哀楽で脱力する
B金縛りによくあう
C昼寝をした歳に悪夢を見る
4つの項目が全て当てはまるとナルコレプシーを発症してる可能性が高い、
とのこと。

治療法
これはもう病院に行くしかありませんが治療法はほぼ確立されているとのこと。
遠藤拓郎先生によれば
「オレキシンを増やすことはできないんですけど、
耐えられない眠気とか脱力を抑える治療法はほぼ確立されてるんです。
だから、まず(病院に)来て頂ければなんとかできるので、是非来て頂きたい」
とのこと。




その他の睡眠トラブルB 夜間頻尿


梅沢富美男さんにあった症状ですが、一晩に3〜4回トイレに起きるとのこと。

森田豊医師によれば
「睡眠中に2回以上トイレに起きる人は死亡率が高くなるってデータがあるんですよ。
3回だと2.3倍、4回だと3.6倍死亡率が高くなるって東北大学のデータがありますから」
とのこと。

ナレーションでは
「夜間頻尿の原因は加齢だけではなく、高血圧腎不全前立腺肥大など様々。
水分の摂り過ぎではないと感じたら先ずは医師に相談を」
とのこと。



また梅沢さんは血液検査の結果、
コルチゾールの値(基準値4.0-18.3)14.0
と高く、
遠藤拓郎先生によれば
「コルチゾールってストレスホルモン(ストレスに反応して分泌されるホルモン)
と言われてるホルモンなんです。
このホルモン(の値)が高いと睡眠が悪くなったり睡眠の妨げになる」
とのこと。


その他の睡眠トラブルC 睡眠遅延症候群=遅寝遅起き


朝6時に寝て昼の12時に起きる 髭男爵 ひぐち君 が
深い睡眠は取れているが何度も目が覚をさましていて、
あまり睡眠状態が良くないと指摘されていた話が基です。
(まぁ芸能人ですから仕方ないと思いますけど・・・)


遠藤拓郎先生によれば
「よく小学生とかでなりやすいんですけども、
よく眠れない、朝起きられない、
で、無理矢理起こすと食欲がない、吐き気がする、学校に行っても集中力がない」
「実は、人間の頭の中には体内時計っていう時計があるんです。
その体内時計って1日が25時間なんです。
だから人間って何もしないとどんどん遅寝遅起きになるんです。」
「で、それを調節してくれるのが太陽の光なんです。
だからちゃんと朝起きて太陽の光を見ないと遅寝遅起きになっちゃう」
とのこと。

※この話は、小学生とかなら1日我慢すれば治るかもしれませんが、
ひぐち君の場合不眠症の一種(中途覚醒)だと思いますので、
似たような症状の方は、
睡眠ホルモン「メラトニン」を正しく分泌して不眠解消・快眠・体調改善・肥満予防!|主治医が見つかる診療所 シリーズ・ホルモンの力 第1弾【睡眠ホルモン】(9/2)
や、
質の良い睡眠は太陽や電気の光と関係がある?|体内時計のリセット法〜主治医が見つかる診療所健康診(6/10)
を御覧下さい。



その他の睡眠トラブルD 頻繁に起きる


浅香唯さんが8時間も寝ているのにノンレム睡眠が少なく、頻繁に目が覚めている
(8時間寝ているというより睡眠時間に8時間かけてるということでしょうか?)
というのが話の基で、子育てで頻繁に子供の様子を見に行っていた癖?みたいですが、
大した話もなくナレーションで
「睡眠不足の解消には午前中に15分程度の二度寝がオススメ。
あまり長めの睡眠を取ると夜に影響が出るのでご注意を」
で終わっちゃいましたが(カットシーンがかなり有る??)、
これじゃ何言っているんだか分かりませんよねぇ・・・。

二度寝というか看護師さんや子育てなど生活が不規則にならざるを得ない人の為の
体内時計のリセット法ということで、
そのやり方がやはり主治医が見つかる診療所で紹介されていましたので
お悩みの方は
質の良い睡眠は太陽や電気の光と関係がある?|体内時計のリセット法
などお読み頂ければと思います。





posted by prin at 05:00 | 睡眠 不眠 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする