美味しくて面白い南雲吉則医師と姫野友美医師のカレー料理対決!
11/11のテレビ東京系
主治医が見つかる診療所 好きな物を食べて健康になる第1弾 カレーライス
の
「主治医が作る!MY健康カレー 南雲医師VS姫野医師」
の話題です。
他のお医者さん達のカレーやスパイスのレシピについては
小泉久仁弥医師のキャベツカレー&特製チキンカレー用スパイス|鎌田實医師の減塩カレー|秋津壽男医師がブレンドしたカレー粉|丁宗鐵医師のサバ缶カレー・ちょい足しMY高級カレー・八丁味噌のスープカレー|主治医が見つかる診療所〜血液改善・老化ストップ・やせる!カレーライスで健康になるSP(11/11)その2
を御覧下さい。
カレーに使われるスパイスは
血圧を下げる、動脈硬化を抑える、胃腸を整える、冷え性が治るとか、
ターメリック(ウコン)に含まれるクルクミンが認知症の進行を止めたり
肝機能を良くするので二日酔いに効くとか、
更にはやせるとか減塩効果とかいう話まで出て
健康系な話が飛び交いまくってましたし(*^o^*)、
レシピもかなりな数なんですが、
南雲先生と姫野先生のレシピ以外は
殆どのレシピはスパイスを調合してって感じで
あれだけの数のスパイスを使いこなす知識を習得するのは大変ですし、
南雲先生と姫野先生って何かと意見が違ったりイヤミ言い合ったり
因縁めいた対決なので笑えるのと手軽で美味しそうってことで、
取り敢えず
南雲吉則医師の「カレーライスガレット」と姫野友美医師の「柿カレーライス」
のレシピについて書こうと思います。
南雲式超ヘルシー!カレーライスガレットのレシピ
南雲先生のレシピは、
雑穀米を煎餅状に焼き(ガレット)、カレー風味のチキンを載せたものですから
いわゆるカレーライスではないですけれど、
雑穀米とか面倒なことしなければチキン料理の単品でも行けそうです。
☆材料☆(2人前)
雑穀米のご飯
250g
卵白
卵1個分
ベビーリーフ
適量
カレー粉
4g
鶏もも皮付き
250g〜300g
ヨーグルト
100g
ガーリックパウダー
適量
☆作り方☆
@卵白を炊いた雑穀米(冷やさないとたぶんダメ)に加えて混ぜる
A麺棒で@の雑穀米をせんべい状にして型抜きし、両面を焼いてガレット風に
Bカレー粉とヨーグルトを混ぜた物に1時間ほど鶏肉を漬け置き
C油を敷いたフライパンで鶏肉の両面を焼く
D雑穀米の上に鶏肉とお好みでベビーリーフを重ねて完成
南雲医師によれば
「今日の番組で色々お話出ましたけど、
カレーのルウ自身は体に悪いわけがないんですよ。
これ漢方と一緒ですからね。
じゃ、悪いのは何なのかっていうと、
同時にご飯を食べ過ぎちゃうんですよ、食欲が進んでね。
で、結局体が太ってしまったり老化してしまうんで、
じゃ、そのご飯を何か別の物に替えたい、
それで、雑穀をおにぎり状にしてですねぇ、
ギュッとこう潰してフライパンで両面焼いてみたらすごく合うんですね。
あの、ハンバーガーのバゲットみたいなもんですよ。」
とのこと。
☆試食した出演者の感想☆
金子貴俊さん
「あっ、美味しい、モチモチしてる。」
に対し、南雲医師
「モチモチして美味しいし、糖質が非常に低いから
まぁ、いくら食べて頂いても体にはすごく良い」
東野副所長
「ちょっと何でしょうか、バラバラはバラバラですね」
(べつに組み合わせなくても良いって意味??)
に対し、森本智子アナ
「でも一緒に食べればハンバーガーみたいな…」
東野副所長、南雲先生に
「ごめんなさいね」
南雲医師
「一言余計だね、いつも」(*≧m≦*)
上山博康医師
「味はとっても良いんですけど、
食感が違い過ぎた2種類が入ってて、
あのー、もうちょっと食感が揃った方がイイかな」
丁宗鐵医師
「カレーがチョット物足りない、もうちょっとカレーの味が…」
ってわけで、
南雲先生自身が「まあ、負ける訳ないですね」と豪語してた割りには
微妙な評判でした(≧∇≦)。
(普段の言動の所為もあると思いますが)
ただ、南雲先生が言うように糖質低下とか、
一般に雑穀米で良いとされる食物繊維やミネラルの豊富さや、
動脈硬化、ガン、老化予防なんてことに拘れば
雑穀米良いかもしれませんし、
普通のご飯でもガレット風にできると思いますし、
個人的には結構良いかなと思いました。
姫野式美肌になる!柿カレーライスのレシピ
姫野先生のレシピは旬の柿とトマトをソースに使い、
豚肉とカシューナッツを加えたカレーです。
柿が入ってるっていうのが超変わってますが、
フルーツ系って意外にカレーに合ったりしますし、
カシューナッツっていうのも美味しそうってことで、
姫野先生のレシピはやっぱりセンスが良いかなみたいな…。
☆材料☆(2〜人前)
豚もも肉
200g
柿
1個
トマト
1個
紫キャベツ
1/4個
玉ねぎ
150g
生姜
15g
にんにく
15g
カシューナッツ
700g
カレー粉
10g
ブイヨン
5g
グリーンピース
適量
塩・コショウ
適量
☆作り方☆
@柿とトマトは一口大に切る
A豚肉はカレー粉、ブイヨン、塩、コショウ混ぜた粉を付けてなじませる
Bフライパンに油を敷いて生姜とニンニク(たぶんおろした物)を
多少色ずく程度に炒め、豚肉も一緒に入れて炒める
Bたまねぎも加えてさらに炒め、トマト、柿、カシューナッツを加える
C材料に火が通り、しっとりすれば完成
(グリーンピースについては説明無かったですが、
単なる飾りっぽいので皿に盛ってから載せれば良いかなぁと)
姫野医師によれば
「まず、果物の柿ですよね。この柿というのはビタミンAがすごく多いんですね。
このビタミンAが皮膚を作るのにすごく大事な働きをしているんです。
それから、これ、実はカシューナッツが入っているんですよね。
カシューナッツは鉄とか亜鉛とかマグネシウムとか
そういうミネラルがすごく多いんですね。
で、シミとかくすみ、これを予防する為にも鉄って実は重要なんです。」
とのこと。
☆試食した出演者の感想☆
金子貴俊さん
「あっ、美味しい!」(南雲先生の時よりトーンが高い)
「柿の甘さがカレーの辛さをマイルドにしてくれて…」
はるな愛さん
「お野菜もシャキシャキして」
東野副所長
「ちょっと待って下さい。
南雲先生のテンションがダダ下がりなんですけど」(*´∀`)
美味しいのはどっち?
東野副所長
「審査委員長の笑福亭笑瓶師匠、どっちが美味しかったですか?」
(勝手にというかいつの間にか笑福亭笑瓶さんが審査委員長にされた)
笑福亭笑瓶さん
「損な役割やなぁ〜」
南雲先生
「ちょっと待って、東野さん。
どっちが美味しいかって番組なんですか?
どっちが体によいかという番組じゃないんですか?」
って騒いでましたが、
笑福亭笑瓶さん
「姫野先生〜!」
ってことで、姫野先生の柿カレーライスの方が美味しい
って結論でした¥^−^¥。
南雲先生憮然(´▽`*)。
南雲先生の蘊蓄集
別のコーナーでの発言ですが、
一言多いけど、案外役立ったりする南雲先生のお話です。
◇「医学的にカレーライスは健康に良い?」って質問に対する蘊蓄◇
「ちょっとためらいながら上げたのはですね〜(○×の札を上げる質問だった)、
実はカレーって毒なんですよ。ええ。」
「だって、カレーの中に様々なスパイス入ってますけれど、
地球上のあらゆる植物がね、
他の草食動物に食べられたいと思って存在してるなんてことはあり得ないんですよ。」
「ね?、草食動物から身を守る為に実は毒を持っていてですね〜、
身を守ろうとしてるわけ。
で、その毒をもってしてその組み合わせによって、
これ、実は体によいレシピを作ったのが、このカレーの文明ですよ。」
「まぁ、これから段々そのところを、こう、つまびらかにして行きたいと。」
とのことで、
東野副所長「司会は我々なんですよ」
笑福亭笑瓶さん「さも自分がナビゲートするみたいに」
と反撃食らってました(≧m≦)ぷっ!
◇丁宗鐵医師の漢方薬(スパイス)の効能の説明の後の南雲医師の蘊蓄◇
「どうしてこんな都合の良い物がこの世の中に存在するかってことですよ。
先程も言いましたけど、やっぱり毒を以て自分の身を守ろうとしているんですよ。」
「だから、ターメリック、ウコンですよね、
これ生姜ですから土の中にいるわけですよ。
周りにはこう細菌が沢山いるじゃないですか。」
「この菌から身を守る為に、細菌の周りにある細胞膜、
これが実はコレステロールという脂で出来てるんですけど、
これを分解する力を持ってるんですよ。」
「で、そしたら人間が食べたなら高脂血症が治った、脂を分解したからですよね。
それから、これをお酒を飲む前に飲むとどうなるのかっていうと
、
我々の消化吸収障害を起こすんですよ。
お酒が吸収されなくなる、だから肝臓に負担がかからないんですよ。」
「だから、入れる香辛料の量とかね、それも程々にしておかなくちゃいけない
ってところがカレーの奥の深いところ」
だそうで、ウコンで高脂血症が治るって話は初めて聞きましたし、
お酒を飲む前にカレーっていうのも意外な豆知識でした。
ナレーションでは
「カレーは甘口でもスパイス効果は十分。
また、お酒を飲む場合はお酒を飲む前に食べると良いそうです。」
とのことで、
お酒を飲む前はラーメンじゃなくてカレーライスを食べましょう(*´∀`)