小泉久仁弥医師のキャベツカレー＆特製チキンカレー用スパイス|鎌田實医師の減塩カレー|秋津壽男医師がブレンドしたカレー粉|丁宗鐵医師のサバ缶カレー・ちょい足しMY高級カレー・八丁味噌のスープカレー|主治医が見つかる診療所〜血液改善・老化ストップ・やせる！カレーライスで健康になるSP(11/11)その2

お医者さんが作るスパイスを使ったカレー大集合！

ちょっと遅くなっちゃいましたが、11/11のテレビ東京系
主治医が見つかる診療所 好きな物を食べて健康になる第1弾 カレーライス
の
小泉久仁弥医師、鎌田實医師、秋津壽男医師、丁宗鐵医師の
カレーライスレシピ、カレー粉レシピ＋スパイスの効果の話題です。

南雲先生と姫野先生のカレー対決の話題は
南雲式超ヘルシー！カレーライスガレットvs姫野式美肌になる！柿カレーライス|主治医が見つかる診療所〜血液改善・老化ストップ・やせる！カレーライスで健康になるSP(11/11)
を御覧下さい。

尚、秋津先生のカレーのブレンドのところで
スパイス名に付いてるリンクはamazonのリンクです。
まぁ大きいスーパーなら8割方揃うと思いますし、
デパ地下行けば更に確実でしょうけど、
近所に大きいスーパーやデパ地下無い方や面倒な方は参考にして下さい。 楽天でスパイスをお探しの方は【楽天】スパイスへどうぞ。

また、効能については番組で幾つか説明されてただけでしたので、
手持ちの書籍から引用して補足しました。

小泉久仁弥医師のレシピ�@ キャベツカレーレシピ

ビデオ出演だけでしたが、
東京都豊島区南大塚のくにやクリニック院長 小泉久仁弥医師(漢方専門医)は、
勿論、医学博士でもありますが
社団法人日本東洋医学会から漢方医認定証も受けていて、
大学病院の医師や教授達が漢方の教育について講演する
KANPO MEDICAL SYMPOSIUM 2012で開業医で初めて講演を行ったという
すごい先生なんだそうですが、御自身は大酒飲みで血液検査の値が悪かったので
20年前から漢方薬と組み合わせて週3回オリジナルスパイスのカレーを食べ始め

	10年前	現在	基準値
中性脂肪	231mg/dL	56mg/dL	50-149mg/dL
γ-GTP(肝機能)	71U/L	60U/L	0-60U/L
ALT(肝機能)	55U/L	27U/L	5-45U/L

と大幅改善したんだそうですが、
キャベツカレーはその当時のレシピの1つなんだそうです。

☆キャベツカレーの材料(4人前)☆

材料名	分量	効能
キャベツ	小1個
トマト	1個
タマネギ	1/2個
ジャガイモ	1個
生姜	少々
ターメリック(ウコン)	小さじ1	健胃、肝臓機能促進、抗炎症作用
クミンホール	小さじ1	食欲増進、消化促進、胃痛腹痛の緩和
ガラムマサラ	小さじ1/2	シナモン、クローブ、ナツメグなどをミックス
クミン(粉末)	小さじ1/2	食欲増進、消化促進、胃痛腹痛の緩和
レッドペッパー(赤唐辛子)	小さじ1/2	健胃
ベイリーフ	1枚

☆作り方☆

※作っている映像はほんのチョットでしたし、説明も無かったので
推測の部分もあります。

�@フライパンにサラダ油を敷いてタマネギと生姜(たぶんすりおろし)とを炒める
�Aキャベツを加えて炒める
�Bトマトを加えて炒める
�C野菜の水分がだいぶ出てきたところでスパイスを加えて炒める

因みにベイリーフは単なる飾りだと思いますので有っても無くても宜しいかと。

※また、おろし生姜を炒めるかどうかは推測ですが、
カレーの基本って、最初にタマネギを油が浮くくらいまで十分に炒めて
(なので基本的にはサラダ油はかなり多めで、大さじとかじゃなくて
カップ何分の1とかそういう単位)
更に生姜とにんにく(このカレーはにんにくは入れないようですが)も炒めて
その後にスパイスも入れて炒めるっていうのが定番ですから、
たぶんそうだろうということです。

小泉久仁弥医師のレシピ�A 高齢者を考えた特製チキンカレー
(スパイス配合のみのレシピ＋推測)

小泉先生によれば
「よくカレーは辛いから体に良いと思っている人がいるんですが、それは誤解で、
辛くないカレーこそ体に良いんです」
だそうで、
ナレーションでは
「辛い物を大量に摂ると胃腸の弱い人には刺激が強すぎる為、
かえって胃腸を悪くする原因になってしまうと小泉医師は言います」
「カレーの辛さの元はレッドペッパー(赤唐辛子)のみ。
これを少なくするだけで簡単に辛さを抑えることができるそうです」
とのことで、
(但し、これチョット嘘が入ってて、
ホワイトペッパー入れる方が普通な気がしますけど…)

小泉医師が家庭で作るカレーは家族の体調に合わせて
スパイスの配合を変えるんだそうで、
撮影日は奥さんの他、86歳のお父様と98歳の叔母様との食事だったので
高齢の方のことを考え、
消化機能を上げるクミンは多め、
胃腸に負担のかかるレッドペッパーは通常の半分以下
とのことです。

☆特製チキンカレーカレーの材料(4人前)☆

材料名	分量	効能
コリアンダー	大さじ1	消化促進、食欲増進、頭痛、デトックス
ターメリック(ウコン)	小さじ2	健胃、肝臓機能促進、抗炎症作用
クミン	小さじ2	食欲増進、消化促進、胃痛腹痛の緩和
ガラムマサラ	小さじ1/2	シナモン、クローブ、ナツメグなどをミックス
クミンホール	小さじ1/2	食欲増進、消化促進、胃痛腹痛の緩和
レッドペッパー(赤唐辛子)	小さじ1/2	健胃
シナモンスティック	1/3本	食欲増進、消化促進、胃痛腹痛の緩和
ベイリーフ	1枚

☆作り方☆

※映像も殆どなかったですし、字幕もスパイスのレシピだけでしたので
完全な推測です。見た目コッテリなので普通の作り方じゃないかなぁ…。

�@タマネギは4人前なので2個〜4個程度は必要と思いますが、
　これを油を敷いたフライパンか鍋で十分炒める
�Aたぶん生姜くらいは入れていると思いますが、好みでにんにくのすりおろしも
　各大さじ1杯程度加えて炒める
�Bスパイスとトマトを加えて炒める
�C水を入れて濃度調節、鶏肉も適量入れて煮る
なんて感じだと思います。
あとは、普通のカレー同様ジャガイモとかニンジン入れるとか
好みでヨーグルト入れたり、
とろみ付けにアーモンドとかカシューナッツの粉末入れたり
くらいしかないと思います。

鎌田實医師考案の減塩カレーレシピ
＋カレーは高血圧予防、動脈硬化予防、認知症予防に効果がある！

鎌田實医師は漬け物など塩分の多い食事で高血圧の人が多く
脳卒中多発地帯だった長野県を減塩メニューの考案などを中心に指導して
日本一の長寿県にした尽力者として、
以前、主治医が見つかる診療所にも登場されて、
サラダを先に食べるだけの超簡単リバウンドなしダイエットで血液異常大幅改善|長野県の医師達の血管年齢若返りレシピ|主治医が見つかる診療所【免疫力UPスペシャル　名医の健康法第3弾】(7/15) その4
以前出演された時はトマト寒天のレシピでしたが、
鎌田先生、その時は何にも言ってなかったのに
週に2回はカレーライスを食べるそうです(*^o^*)。

ナレーションでは、
鎌田先生考案のカレーは1皿分の塩分が普通のカレーの約半分だそうで
(普通のカレーは1皿分約3.0gに対しこの減塩カレーは1.7g)
高血圧の予防に最適とのこと。

また、鎌田先生が外食で野菜カレー(ほうれん草や豆、緑黄色野菜のカレー) を食べている時の話では、
鎌田先生によれば(ナレーションですが)
「トマトや人参などの緑黄色野菜にはカロテノイドという色素が含まれています。
そのカロテノイドには抗酸化作用や抗がん作用もあると言われているのです。
つまり、野菜を摂ることで抗酸化力がアップ、
その結果動脈硬化の予防に繋がるのです。
しかも、カレーと煮込めば野菜の栄養が全て溶け込み、
生野菜を食べる時のドレッシングなどの塩分もナシ。
鎌田医師オススメのカレーは動脈硬化予防に最適のカレーなのです」
とのことで、レシピではありませんが緑黄色野菜のカレーも良いかなと思います。
更に、鎌田医師によれば、カレーは認知症の予防に効果があるとのこと。

ナレーションでは
「その秘密はカレーを黄色くしているターメリックにあるといいます。
クルクミンはターメリックの黄色の元となる成分です。
このクルクミンが認知症の進行のストップに関係があると言います。」

「認知症の原因の1つと考えられている脳内に出来るシミ＝老人斑、
その中に含まれるアミロイドβと呼ばれるタンパク質が
認知症と関係があると言われているんです。
金沢大学の研究によると、クルクミンはそのアミロイドβを
分解する効果があることが判ったのです。
つまり、カレーを食べていると老化の防止に繋がるんです。」
とのこと。

で、レシピの方ですが、
今回のは鎌田先生考案で塩分の多い既存のカレールーを減らして
スパイスを加えるだけのごく簡単なレシピでしたけど、
応用で緑黄色野菜や豆を加えても良いですね。

☆鎌田實医師考案の減塩カレーの材料(4人前)☆

材料名	分量	効能
コリアンダー	小さじ1	消化促進、食欲増進、頭痛、デトックス
ターメリック(ウコン)	小さじ1	健胃、肝臓機能促進、抗炎症作用
クミン	小さじ1	食欲増進、消化促進、胃痛腹痛の緩和
ガラムマサラ	大さじ1	シナモン、クローブ、ナツメグなどをミックス
カルダモン	小さじ1	脳の血流を増やす、物忘れ防止、解熱
レッドペッパー(赤唐辛子)	1本	健胃
鶏肉	300g
タマネギ	1個
にんにく	1片
生姜	少々
エゴマ油	大さじ2
カレー粉(ルウ？)	適量
水	800cc
ウスターソース	小さじ1
トマトケチャップ	小さじ1
醤油＆塩	少々
ヨーグルト 鶏肉漬け込み用	450g
カレー粉 鶏肉漬け込み用	大さじ1

☆作り方☆

これはチラっと映った映像でもごく普通にカレールウを使った作り方と同じ
って感じですし、書く必要は無いかなぁ〜と思います。

注意点は、
・カレールウは市販の物で通常の半分(約40g)
・塩は味を調える為に一つまみだそうです

秋津壽男医師がブレンドした特製カレー粉

秋津先生によれば
「減塩のコツは色々あるんですけど、
塩分が少ないと、美味しくない、頼りない感じがしますよね。
そこをカレー味で締めるということなんです」
ということで、何と秋津先生も自分でスパイスをブレンドしてるんだそうです。

ということで、
☆秋津先生がブレンドした特製カレー粉の材料(120g)☆

下記のスパイスを全て合わせて半年寝かせるんだそうで、
カレー4人前の使用量は大さじ4
市販のルウを半分使う場合は大さじ2
とのことです。

香りのスパイス
材料名	分量	効能
コリアンダー	20g	消化促進、食欲増進、頭痛、デトックス
クミン	20g	食欲増進、消化促進、胃痛腹痛の緩和
カルダモン	5g	脳の血流を増やす、物忘れ防止、解熱
クローブ(丁子)	5g	健胃、体を温める、嘔吐、下痢、腹痛
シナモン	2g	鎮痛、強壮、食欲、殺菌、解熱
コクと深みのスパイス
材料名	分量	効能
ナツメグ	2g	冷え性、腸整、下痢防止等 (但し多いと幻覚症状)
オールスパイス	6g	吐き気、悪寒、消化不良
セロリシード	8g	食欲増強、解熱、鎮痛、血圧降下
ディルシード	6g	鎮痛、駆風、消化促進、利尿
セージ	3g	止血、鎮痛、抗酸化作用、喉の痛み
フェヌグリーク	10g	糖尿病、高コレステロール、高血糖、便秘
甘い香りのスパイス
材料名	分量	効能
スターアニス	2g	健胃、鎮痛、駆風
キャラウェイシード	4g	健胃、消化促進
ローレル(月桂樹)	4g	鎮静、食欲増進、肌荒れ、冷え性、リウマチ
辛みのスパイス
材料名	分量	効能
レッドペッパー	2g	健胃
ブラックペッパー	5g	食欲増進、腹痛、新陳代謝
ジンジャーパウダー(生姜)	4g	抗酸化作用、冷え性、血行、消化促進
色のスパイス
材料名	分量	効能
ターメリック(ウコン)	10g	健胃、肝臓機能促進、抗炎症作用

丁宗鐵医師の朝カレーレシピ�@
サバ缶1個でOK！超特急さばカレー

丁宗鐵医師によれば
☆朝カレーのメリット☆(朝カレーを食べるメリット)

�@自律神経が寝てる時の副交感神経から起きてる時の交感神経に早く切り替わり、
　体がスグに活発になる

�Aカルダモンやディルシードには脳の血流を増やす作用があり、
　脳が活性化する(これは丁宗鐵医師自身が実験を行って証明されたことだそうです)

�B人によっては代謝が50％もアップして痩せやすい、燃えやすい体になる
　(基礎代謝を上げ深部体温を上げる)

しかも、これらは全部レトルトカレーで実験した結果なんだそうです。 丁医師は朝カレーを始めてから体重が
77-78kg　⇒　61-62kg と15kgくらい減量したそうです。

ということで、レシピ行きます

☆超特急さばカレーの材料☆

※何人前かは映像に出てなかったので判りません(丁先生の他のレシピもそうですが)。

市販のカレールウ(甘口)	100g
豆乳	600g
サバ缶	1個
粉山椒	適量

尚、カレーのルウは甘口がオススメだそうです。
辛口は唐辛子が多いのでその分他のスパイスが少ないんだそうです。

☆作り方☆

�@豆乳を鍋に入れて煮てカレールウを入れて溶かす
　(但し、あまり煮立たせないこと。
　カレーに使われるスパイスは熱に弱く、あまり煮立たせると
　カレーの薬効が飛んでしまうんだそうです。)

�Aルウが溶けたら速やかにサバ缶を投入し、さっと火を通すだけ

�Bご飯とカレーをお皿に盛って最後に粉山椒をカレーに掛けて出来上がり

丁宗鐵医師の朝カレーレシピ�A
変身！ちょい足しMY高級カレー

これは普通のカレー(作り置きでもレトルトでも)に その日の気分や体調に合わせて調合し、コーヒーミルなどで粉にした スパイスを掛けるだけですので、 丁先生の説明するスパイスの効能だけ説明します。

症状	スパイス
冷え性	ジンジャー、ウコン、カルダモン
頭痛	クローブ
物忘れ	カルダモン、ディルシード
血圧を下げる	フェンネル

丁宗鐵医師の朝カレーレシピ�B
パンに合う簡単八丁味噌のスープカレー

正直「えっ？」って思いましたが（´▽｀*）、
このレシピはスタジオでの試食があって、
笑福亭笑瓶さん「あーっ、美味しい。カレー味の味噌汁」
金子貴俊さん「カレー鍋とか流行ってるけどこのまま鍋に出来る」
と意外に評判良かったし、簡単なので試してみたいですね。

丁先生によれば
「目覚めのスープですね。
八丁味噌は徳川軍の兵糧だったんですよね。
エネルギーと栄養両方備えてる朝食に相応しい材料」
とのこと。

☆八丁味噌のスープカレーの材料☆

八丁味噌	適量
ガラムマサラ	スプーン6〜7杯
ごま油	少々
エノキ茸豚	1袋
水	400cc

☆作り方☆

�@八丁味噌適量(適量って言うのが難しいですが)に
　ガラムマサラとごま油を入れて延ばす
　(出汁も必要無いとのこと)

�Aエノキを煮立たせた鍋に�@の味噌を溶かすだけ

丁先生によれば、これがパンに良く合うそうで、
何とも不思議ですね(*^o^*)。

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