心筋梗塞や脳梗塞の要因はLH比の高さ!
コレステロール値が高いというだけで動脈硬化を起こす訳ではない!!
4/21のテレビ東京系
主治医が見つかる診療所〜脳卒中&心臓病を防げ!コレステロールの新常識
の話題です。
1時間フルにこの話題でしたので、最初に大きなポイントを3つまとめておきます。
1.【新常識@】LH比が高い人が心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすい
血管の病気を予防する上で気をつけなくてはいけないのは
コレステロール値の高さよりもLH比の高さである。
LH比を2以下にすると動脈硬化や心筋梗塞のリスクを下げることが出来る
(LH比=LDL悪玉コレステロール値÷HDL善玉コレステロール値)
2.【新常識A】飽和脂肪酸を多く含む食品を沢山摂ると
LDL悪玉コレステロール値が上がりやすい
コレステロールを多く含む食品をたくさん食べたからといって
全てのコレステロール値が上がる訳ではない。
それよりも飽和脂肪酸(肉の脂や乳製品、チョコ、ポテチ、即席麺など)
を含む食品の摂取に 気をつけることの方が大切
3.LH比を下げるには、
もずくやブロッコリーなどを食事に取り入れて悪玉コレステロールを下げる方法と
有酸素運動で善玉コレステロールを上げる2つの方法がある
※ただ、見てて思ったのは、
総コレステロール値や特にLDL悪玉コレステロール値が高いのは
それ程重要じゃなくLH比が高いのがいけない、っていうのが大雑把な結論ですが、
「総コレステロール値やLDL悪玉コレステロール値が高くても構わない」
とも言ってないですし(少なすぎるのはいけないとも上山先生が言ってましたが)、
善玉も悪玉も役割が違うだけで同じコレステロールとのことですので
(名称変えろ、なんて意見も出演者から出てましたが)なかなか難しい所ですが、
完全な新常識というよりLH比という重要な注目点が血液検査で増えた、
って感じでしょうか…。
以後はなるべく番組内容に沿って書いていこうと思います。
尚、2015年の10月19日に同じ主治医が見つかる診療所でLH比の追加情報的に
酸化悪玉コレステロールなんて言葉が登場し、酸化悪玉コレステロールを
減らす方法なんていうのも紹介されていましたので、宜しければ御参考に。
LH比の高い人は要注意!動脈硬化の真の黒幕は酸化悪玉コレステロールだった!!|酸化悪玉コレステロールを防ぐ効果的な抗酸化食材はトマトのリコピンとサケのアスタキサンチン!|特製トマトソース・サケの炊き込み御飯&万能サケ缶そぼろレシピ!|主治医が見つかる診療所〜血液を大改善!コレステロールSP(10/19)
コレステロール値が高い人が心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすい⇒×
LH比が高い人が心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすい!!
東京都の会社員 福田章平(55)という方、見た目やせ形体型でしたし、
今まで人間ドックも何回か受け1度も異常があると言われてこともなく、
喫煙もしてないとのことでしたが、
2年前の3月に心筋梗塞を発症し、
3本ある血管の内1本が100%詰まり、もう1本が90%詰まっていたということで
その日の内に血管を広げる手術を行い一命を取り留めたとのこと。
福田さんの心筋梗塞発症前のコレステロール値は
LDL悪玉コレステロール 123mg/dL 基準値70以上140未満(mg/dL)
HDL善玉コレステロール 48mg/dL 基準値40以上95未満(mg/dL)
(※基準値は日本動脈硬化学会によるもの)
といずれも基準値内だったんですが、
福田さんの主治医をしている三番町ごきげんクリニック院長澤登雅一医師に因れば、
「コレステロールの値が高いということは心筋梗塞、脳梗塞と直結しない。
指標としているのはLDL悪玉コレステロールとHDL善玉コレステロールの比、
つまりLH比が適正かどうかってことが非常に重要になります。」
「LH比はLDL悪玉コレステロール値をHDL善玉コレステロール値で割った数値
になりますけど、
2を超えてきますと動脈硬化のリスクが高くなると言われています。
2.0以下は基準値
それ以上は動脈硬化を起こしやすくなり
2.5を超えると心筋梗塞などのリスクが急増する
「LDL悪玉コレステロールとHDL善玉コレステロールが基準値内にはいっているということで
安心しない方が良いと思います。LH比が基準値にないと血管の病気になりやすい」
とのこと。
また、予め血液検査をしたゲスト出演者の松崎しげるさんも同様な問題を抱えてて
LDL悪玉コレステロール 144mg/dL 基準値70以上140未満(mg/dL)
HDL善玉コレステロール 45mg/dL 基準値40以上95未満(mg/dL)
で、
LH比が3.2
とかなり高く、岡部正医師に
「精密検査の結果次第ですけど、東京オリンピックどころか
リオのオリンピックが見れるかどうかも危ないと思います」
と脅されてましたが…(´▽`*)。
ナレーションによれば
「澤登医師によると、コレステロールで本当にチェックしなければならないのは
コレステロールそのものの高さではなく
LDL悪玉コレステロールとHDL善玉コレステロールの比率だというのです。」
「実はコレステロールそのものは善玉も悪玉も同じで1種類しかありません。」
「悪玉コレステロールというのは主に肝臓で生成され、血管を通じて体全体に運ばれる
コレステロールのこと。運ばれたコレステロールは細胞やホルモンの材料になる
重要な役割を持ってます。」
「一方、善玉コレステロールは、細胞やホルモンの材料に使われずに肝臓に
戻っていくコレステロールのこと。」
「つまりコレステロールは元は同じ物でありながら役割の違いによって
善玉と悪玉と呼ばれているのです。
どちらも健康維持には不可欠な役割を果たしているのですが
近年この2つのバランスLH比が高くなると血管に問題が起こりやすいことが判ってきたのです」
「福田さんの場合
123÷48=2.56と2.0以下という基準値を大きく超えていたのです。
その為動脈硬化が進み心筋梗塞などのリスクが増加していたと考えられるのです。
つまり心筋梗塞や脳梗塞の要因はコレステロール値の高さではなくLH比の高さ
にあったのです」
とのこと。
また、岡部クリニック院長で内分泌内科の岡部正(おかべただし)医師に因れば
・大前提としてコレステロールというのは細胞の膜の原料になったり
ホルモンの材料になったり体にとって絶対に必要なモノ
・LDLが体に運んで余ったモノはHDLが肝臓に運んできて再利用する
非常に良いシステムで、だからどちらが悪玉って訳じゃない
とのことで、高田延彦さんの
「日本のお医者さんは全員LH比って知ってたんですか?」
との質問を切っ掛けに沢田亜矢子さんなども
「1回も説明されたことがない」
とか、草野所長まで
「悪玉と善玉って言い方を変えた方が良いですね」
とか結構大騒ぎだったんですが、
岡部医師によれば
「LH比というのは最近注目されてきた値なんですね。
っていうのはLDL悪玉コレステロールが基準値内でも
心筋梗塞を起こす人がいるということでこれが注目を浴びてるんですが、
だいたい今健康診断をやった血液検査表にはLH比が載ってる所が
多いですが、まだLH比が載ってなくて説明もないという病院もあります」
新見正則医師によれば
「医学は年々進歩してるんです その一つがこういうもので、
これ相関が判ってきてるんですね。こういうモノが危ない、
じゃあ、本当に2.5かどうかまだ分かんないんです。
2.4か2.6かっていったら分かんないじゃないですか。
でもまたいずれ判るんです。2.5位が危ないだろうっていう新知識なんですよ。
日本のお医者さんはしっていたんですか?ってコトに関して言えば
10年前の僕は知りませんでした」
ってのことでお医者さん2人でゲスト出演者をなだめてる感じいましたが…
(ノ∀`)。
総コレステロール値の下げすぎは問題!
脳出血・うつ病・認知症・骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の原因に!!
ナレーションによれば
総コレステロール
=LDL悪玉コレステロール+HDL善玉コレステロール+中性脂肪の20%
なんだそうで、
総コレステロール値は体全体の血中コレステロールのおよその量を表す数字で、
総コレステロール値の基準値は140以上220未満(mg/dL)
一般的にコレステロール値が高いという場合、
総コレステロール値が高いことをいう、とのことですが、
上山博康医師によれば、総コレステロール値の下げすぎは問題で、
脳出血、うつ病、認知症の原因になるとのこと。
上山先生の説明:
「悪玉3兄弟っていうのありますよね、高血圧、高血糖、高コレステロール。
血圧が高すぎるのは悪いですよねぇ。でも低いと立って歩けない、フラフラと。
血糖もそうなんですよ、多少高くても元気。低血糖だと歩けないんですよ。」
「ところがコレステロールだけは誤解されてて
低い程良いんじゃないかと思われてる節があって
あまり知識がない先生が外国製のものすごい下がる薬があるんですよ
それを簡単に数値だけ下げてしまうと脳出血になります。」
「もう1つ、うつ病とものすごく関係します。
コレステロールを下げすぎるとうつ病になります」
「それと長期的には認知症も関係してくると私は思ってます。」
とのこと。
また姫野友美医師も
「実はコレステロールはビタミンDの原料にもなっていきますので
低コレステロールは逆に骨粗鬆症になりやすいってデータもあるんですね。
ですからコレステロール値だけ見ないでLH比っていうのを見ていく
っていうのはやっぱり必要だと思いますね。」
更に、新見正則医師も
「総コレステロールが220より上でも結構問題ない人いるんです。
そういう方も今日のLH比を参考にして貰えれば良いと思います」
コレステロールを多く含む食品を沢山摂ると
“必ず”LDL悪玉コレステロール値は上がる⇒×
悪玉コレステロールの7〜8割は肝臓で生成!脂身など飽和脂肪酸が危険!!
「実際にコレステロールの多い食品をたくさん食べるとどうなるのか?」
について、番組冒頭の街頭インタビューでも「卵を減らす」
なんて意見が多かったようですが、
実は、
実際日本人の半分以上がコレステロールを多く含む食品を摂取しても
悪玉コレステロール値が上がらない(岡部医師)
との報告もあるんだそうです。
因みに、
■厚生労働省が発表しているコレステロールを多く含む食品■
番組で紹介された物は
・卵黄 1400mg/100g
・スルメ(乾物) 980mg/100g
・イクラ 400mg/100g
・鶏のレバー 370mg/100g
ですが、
また、
その他厚生労働省が発表しているコレステロールを多く含む食品としては
(参考厚生労働省の脂質異常を防ぐ食事)
マヨネーズ 魚卵 卵(全卵) レバー イカ たこ
だそうです。
Wikipedia:コレステロールによれば
ピータン、あんきも、すじこなどお馴染みな物が含まれてますね。
目を惹くというか結構不思議な項目もあって、
バターがちょっとキビシイ(コレステロールも飽和脂肪酸も多い)のは
まぁそうなんだろうなってのはありましたが、
ダイエットの天敵とか何かと問題になるマヨネーズ卵黄型
(ってきっとキューピーですね)
って後で引用する厚生労働省のページでもコレステロールが多い食品
になってますが、卵黄そのものに比べれたそれ程でもないし、
飽和脂肪酸より不飽和脂肪酸が圧倒的に多いし何で?って気がしちゃいますね。
やはり飽和脂肪酸の絶対量が問題なんでしょうか?(肉類より多い)
ナレーションの内容をまとめると
・私達の体の中にある悪玉コレステロールの内およそ7〜8割は肝臓で生成される。
・食事から吸収されるコレステロールは2〜3割
つまりコレステロールの多く食品を摂取したとしても
悪玉コレステロール値に影響するのは基本的には2〜3割だけ
・逆に気をつけるべきなのは飽和脂肪酸で
これらの食品を食べるとコレステロールを含む食品を摂るよりも
LDL悪玉コレステロール値が上がりやすい
コレステロールを含んでいなくても悪玉コレステロールを生成を促進
してしまう食品が飽和脂肪酸で、飽和脂肪酸とは一般的に溶ける
温度が高く常温では固体の脂のこと。
摂り過ぎると動脈硬化を起こしやすくなるが、肝臓で作り出される
コレステロールの材料になっている
・厚生労働省が発表する飽和脂肪酸を含むコレステロール値を上げる食品は
代表例は脂身の多い肉、
その他チョコレート、卵黄 即席麺、ポテトチップ、
バターやチーズなどの乳脂肪分 ケーキなどこれらの加工品
とのことです。
また、丁宗鐵医師によれば
「皆さん直ぐ動物性のモノばっかり考えるんですけど、
植物性の脂肪の中にも飽和脂肪酸って沢山あるんですよ。
植物だから安心という訳ではない」
※とのことですが、具体例を言ってなかったんですが、
やはり油系統でしょうか?
Wikipedia:飽和脂肪酸によれば
植物油も飽和脂肪酸は含まれてるんですが、特に
ココナッツ油、パーム油、綿実油辺りでしょうか。
オリーブ油、コーン油、ピーナッツ油、大豆油も飽和脂肪酸多いですが
不飽和脂肪酸の方がかなり多いってことで、
あくまで「油を摂るならコッチの方が良いよ」ってことなんでしょうか?
また南雲吉則医師によれば
「判りやすく分類するば、室温で固まるのが飽和脂肪酸、
まぁ動物性の脂肪なんかそうですよね。
室温で固まりにくいのが不飽和脂肪酸、
例えば、お魚なんていうのは、あれは変温動物ですから
水温が低ければ体も冷たくなるんですよね。ですけども水中で体が固まらないでしょ。
魚のオイルであるEPAであるとかDHAは不飽和脂肪酸といって固まらないオイル
それから植物のオイルも固まらないんですけど
それをわざわざ固まるようにしたモノ、植物オイルから作ってるんだけど
室温で固まるような物っていうのはやっぱり体には悪い、
ま、そういう風に考えると。」
とのこと。
※わざわざ固まるようにしたモノって何でしょ?
マーガリンとかでしょうか?
厚生労働省のページではチョコレートは動物性飽和脂肪酸が多い、
なんて書いてあったので、乳製品で固めたようなモノでしょうか?
この辺はチョット判りませんが…。
LH比を改善!悪玉コレステロールを減らす食事
海藻、ブロッコリー&キャベツ、大豆、青魚!
岡部医師がLH比を下げる為に考えた食事というのが紹介されてましたが
勿論というか魚、芋、野菜が中心。
岡部先生の解説やナレーションの話をまとめて
悪玉コレステロールを減らす食事、栄養素を記載しておきます。
・アルギン酸(海藻のヌルヌル成分)=もづく、昆布、ひじき、わかめ
もずくのヌルヌル成分はアルギン酸という食物繊維の一種で、このアルギン酸は
(小腸で)コレステロールを包み体に吸収を抑える働きがある
※アルギン酸は結構サプリもありますので、海草類があまり好きじゃない方
とか、あまり食事に取り入れられないって場合は補助的に使っても良いかも
しれません。
【amazon】アルギン酸
【楽天】アルギン酸 サプリ
・SMCS(S-メチルシステインスルフォキシド)=ブロッコリー、キャベツ
ブロッコリーのSMCSは悪玉コレステロールを分解して排出する酵素の働きを促す
(岡部先生の言い方だとコレステロールをくるんだアルギン酸の排泄を促進する)
※ブロッコリーの健康効果って最近かなり良く聞くようになりましたが、
なぜかサプリって無いなぁ〜って思ってたら、チョイお門違いと思われる
サンスターがかなり特許を持ってるみたいなんです。
astamuse:メチルシステインスルフォキシド
その内サンスターからSMCS(S-メチルシステインスルフォキシド)サプリとか
出るのかもしれませんが(*´∀`)。
まぁわざわざ通販で買うならブロッコリーの何倍も健康成分含むといわれる
姫野流ブロッコリースプラウトのレシピでスルフォラファンを摂取して免疫力UP!|主治医が見つかる診療所〜インフル&ノロウイルスも撃退!冬の免疫力UP法(1/20)
ブロッコリースプラウトが良いかなと思います(売ってないこと多いですし)
【楽天】ブロッコリースプラウト
・サポニン=大豆製品(豆腐、納豆など)
サポニンに悪玉コレステロールを分解する働きがあると言われる
※サポニンもサプリとかサポニンを多く含む大豆製品とか
高麗人参まで売ってたりしますが、
【amazon】サポニン
【楽天】サポニン
お豆腐とか納豆とか安いモノで補給できますので、それ程必要はないかな〜、
って気はしますね。
・不飽和脂肪酸(EPA、DHAなど)=青魚など
青魚などにふくまれる不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減らす働きがある
※尚、不飽和脂肪酸は青魚のEPA・DHAだけじゃなくてオメガ3系脂肪酸
全般が不飽和脂肪酸ですから、最近話題のアマニ油とかエゴマ油とか
或いはクルミでもOKですね。
オメガ3脂肪酸はコレステロール値を下げ動脈硬化や不整脈の予防につながりアンチエイジングやメタボ対策にもなる! |アマニ油、エゴマ油、クルミ、サバ・・・|あさイチ〜スゴ技Q オメガ3徹底活用術(12/10)
尚、秋津壽男医師によれば
「幾つかコレステロールを下げる食べ物というのを紹介して頂きましたけど
好きなように食べてもコレさえ食べればいいという物じゃない。
ですから基本はトータルで食べ過ぎないこと、プラス良い物を追加する
そこだけ間違わないで下さい」
とのことですので、やはりバランスも大切ってことですね。
LH比を改善!善玉コレステロールを増やす運動
インターバル速歩=有酸素運動
番組で紹介されていたインターバル速歩は、
ナレーションによれば
元々高齢者の体力向上の為に考案されたんだそうですが、
血液検査をしたところ、HDL善玉コレステロール値が
運動を始める前より平均約10%あがっていたとのこと。
(中高年者男女104人を4ヶ月調査)
ややきつい早歩きをすると有酸素運動になり、
肝臓での脂肪の代謝が上がると共に善玉コレステロールの生成も活発になり
その量が増えるんだそうです。
インターバル速歩の考案者で信州大学大学院教授(運動生理学)の能勢博博士
によれば、
「(有酸素運動は)御本人がややきついと思われる運動であれば良いんですけど、
それを3〜5ヶ月くらいやって頂くと善玉のコレステロールが上がってきます。
「ややきつい運動というのはインターバル速歩の内の速歩に相当する部分
なんですね。
そのややきつい運動をすると肝臓での代謝が高まって
HDL善玉コレステロールをたくさん産生する、
という風に考えております」
「それで1週間当たりの速歩の時間が60分以上になれば効果が表れくる
と考えて頂いて良いと思います」
とのこと。
■インターバル速歩のやり方■
@ややきつい早歩きを3分間 ゆっくり歩き3分間が1セット
大事なのは早歩きの部分でずっと早歩きでも良いが、それでは疲れてしまう為
ゆっくり歩きと交互に行われている
A1日5セット、1週間に4日
◆注意するポイント◆
@腕を強く振り脚を大きく踏み出す
A踏み出す時足を踵から地面に着ける
こうすると第二の心臓と呼ばれる脹ら脛に刺激を与え血行が良くなる
岡部先生によれば
「有酸素運動は脂肪とをエネルギーとして使うんですね。
有酸素運動をすると中性脂肪が分解されて脂肪の代謝が活発になります。
そうすると酵素も活性化されてHDLが盛んに作られると言うことになるんですね。
ですからマラソンの選手は非常にHDLが高い人が多いんです。」
とのことです。
また、ナレーションでは
通勤時に3分間だけ早歩き 帰り道に3分だけ早歩き、これを5日間
という方法でもとにかく1週間60分になるので誰でも出来る、
とは言っていたんですが、
通勤時に写真のように大きく手を振って歩くなんて出来ないでしょ?
っていうのはありますねぇ(*≧m≦*)。
でも、大またに歩いて踵から先に着けるくらいは出来るかと思いますので、
その辺から取り組んでみても良いかなと思います。
番組主治医が奨める善玉コレステロールを増やす方法@
糖質制限するとHDL善玉コレステロールが増えLHD悪玉コレステロールが減る!
姫野友美医師に因れば、糖質制限をすると
HDL善玉コレステロールが増えて、しかもLHD悪玉コレステロールが減る
とのこと。
姫野先生の解説
「実は糖質を減らすと殆どの人は善玉が上がってくるんですよね。
これも運動と同じように糖質をいっぱい摂ると肝臓で
どんどん代謝しなきゃいけないので肝臓に負担が掛かるんですね。
で、糖質摂らないでいると肝臓に負担が掛からないので
どんどんHDLの合成が進んでいくんですね。
更に良いことにLDLも下がっていくんですね。
ですからLH比はかなり改善してきますね。」
とのことで姫野先生らしい意見で、
これだと動脈硬化は改善するわ痩せるわの一挙両得かもしれません。
番組主治医が奨める善玉コレステロールを増やす方法A
少量のアルコール摂取は善玉コレステロールを増やす!
秋津壽男医師によれば
日本酒0.7合 ビール中ジョッキ1杯以下、ワイングラス1杯以下
の少量のアルコールは善玉コレステロール増えるといわれてる
とのことです。
秋津先生の解説
「実は良いモノがあるんですが松崎(しげる)さんには奨められないですね。
(≧m≦)
少量のアルコールを摂る人と一切お酒を飲まない人を比較すると
少量のアルコールを摂ったほうが善玉コレステロール増えると
いわれてるんですね。
但し飲み過ぎると肝臓に負担が掛かったり負荷の害の方が出ちゃうんです。」
とのことでした。
尚、最後に岡部正医師のまとめ的な発言がありましたが、
「LH比というのは動脈硬化に大して大変重要な指標です。
ただ、動脈硬化を進めるものはタバコとか糖尿病とか高血圧とか
色々あるんですね。
だから体のトータルを考えてその上で今日の話を参考にして
頂ければ良いと思います。」
とのことでした。
- こめ油に含まれるガンマ・オリザノールがコレステロールの吸収を抑え動脈硬化を予防す..
- LH比の高い人は要注意!動脈硬化の真の黒幕は酸化悪玉コレステロールだった!!|酸..
- 池谷敏郎先生式朝ジュースレシピ+アマニ油+生姜アレンジ!|池谷先生の朝食昼食夕食..
- 池谷敏郎先生実践中!ゾンビ体操&手クロス運動で血管若返り!|風呂で声を突然死予防..
- 動脈硬化を防ぐには30分ウォーキング、1日1回1分プランク体操、大豆に含まれるレ..
- 血管の病(動脈硬化・脳卒中など)には豚肉がオススメ!|パイナップルなどに含まれる..
- 黒千石大豆には黒豆の2倍のアントシアニンが含まれ食べ続けると血圧が大幅に下がる!..
- 血清のにごり=血液のにごり!太ってなくても食後高脂血症で動脈硬化を起こしてる可能..
- 長寿ホルモン=アディポネクチンで血管若返り!|岡部正医師式アディポネクチンを上げ..
- 血管は何歳になっても若返る!?〜葉酸(緑の野菜・緑茶・海苔)、ポリフェノール(ワ..
- 動脈硬化改善はEPA摂取&1日6分のふくらはぎ体操で一酸化窒素(NO)の分泌を活..
- クルミを1日7個1ヶ月食べれば血管が若返り動脈硬化を予防・改善する!!|奥薗壽子..
- HDL善玉コレステロールが高くて標準体重でも高コレステロール血症になる!?|高コ..
- 血管の老化を防ぐ善玉ホルモン「アディポネクチン」を増やすのはEPA・DHA(青魚..
- 寒い季節のサイレントキラー高血圧超簡単対策!|温度差に注意して血圧急上昇を防げ|..
- オメガ3脂肪酸はコレステロール値を下げ動脈硬化や不整脈の予防につながりアンチエイ..
- トイレを我慢すると血圧が大きく上昇する&血圧が上がる日常生活の些細な行動|カスペ..
- チョコレートに含まれるエピカテキンが高血圧と動脈硬化を予防改善する(血管若返り)..
- チョコレートに含まれるエピカテキンで高血圧予防&血管若返り!?|たけしの健康エン..
- 歩くと酷い息苦しさが…狭心症の場合|主治医が見つかる診療所〜健康診断では見つから..