2014年05月27日

ダイエットに失敗する原因は古い脳と呼ばれる大脳辺縁系にある!|脳を手なずけ食欲を抑えるペパーミントオイル・・・|脳を習慣化するスリム美人をマネするだけダイエット|世界ふしぎ発見!〜ダイエット最新事情教えます 脳と肥満のミステリー(5/24)

意志の力で体重をコントロールすることは困難!
古い脳=大脳辺縁系がダイエットを飢餓と認識し
もっと脂肪をため込もうとする!!


週末出掛けててだいぶ遅くなっちゃいましたが
5/24のTBS系
世界ふしぎ発見!〜ダイエット最新事情教えます 脳と肥満のミステリー
の話題です。

まぁ基本クイズ番組ですし、実用的なダイエット法は
ペパーミントオイル」と「スリム美人をマネするだけダイエット
だけかなって気もしましたが、脳の話も面白かったですし、
書いておこうかなと思います。

さすがメタボ大国アメリカって感じで、
ミステリーハンター中田あすみさんによれば
テーマパークのアトラクションのボートが乗る客の体重が増えて
ボートが水路の底に着いてしまう(沈んで動かない?)コトが増えて作り直された
とか、
今やアメリカでは大人で3人に1人、子供でも6人に1人が肥満、
肥満が原因で必要になる医療費が年間15兆円超えだそうですが、
(まぁアメリカの肥満って半端ないですし、健康保険の事情も異なりますから
日本と比較しても無意味とは思いますが)

america_himan.jpg

ダイエットに取り組んでも人の9割が挫折してリバウンドしてしまう
という統計があり、それには脳が関係しているという説があるとのこと。

進化生物学者シャン・ガイシンガー博士によれば
意志の力で体重をコントロールすることは困難です
なぜなら残念なことに我々の脳は生存する為により多くのカロリーを
摂るように出来ているからです。
それを担っているのは『古い脳』と呼ばれる部分で、
ここがダイエットを飢餓と認識しもっと脂肪をため込もうとします
それに意志の力で抵抗することは出来ません。」
とのこと。

ナレーションの説明では
dainoushinhishitsu_daunouhenenkei.jpg

・意志や理性を司っているのは大脳新皮質
 人間が最も発達させた部分で「新しい脳」とも呼ばれる

大脳辺縁系は「古い脳」と呼ばれ、この部分が肥満を引き起こす
 何故なら、人類の進化の歴史を24時間とすると23時間59分59秒までは
 飢餓との戦いだったから少ない栄養を貯め込むことで生き残る確率を
 たかめていた

とのこと。

だから古い脳はダイエットを飢餓状態と認識し、生存する為に強力な力で
食べさせようとする(中田あすみさん)、
とのこと。

また、

神経薬理学者ポール・ケニー博士によれば、
ラットを3つのグループに分け
グループ1=標準的なエサ
グループ2=脂肪や糖分たっぷりの高カロリー食を1日1時間
グループ3=脂肪や糖分たっぷりの高カロリー食を無制限に与える
という実験を行ったところ、グループ3のラットは肥満体になり、

himan_rat.jpg

更に、
ラットがエサを採っている最中、
強い光を当ててから足下に電気を流してショックを与える訓練を
繰り返して、光が点けばショックを与えることを学習させたが、
健康なラット⇒光を当てれば慌てて逃げた
肥満したラット⇒高カロリー食をむさぼり続けた
つまり、
肥満ラットは快楽願望が自己望遠本能を上回った
とのこと。

薬物中毒のラットでは脳内でドーパミンが分泌され、
更に薬物を求めようとするが、
高カロリー食品でも同じコトが起き、これは人間も同じで、
肥満した人は脂肪や糖分が体に悪いことを知りながら止められない
とのこと。

また、ブルックヘイブン医学部長ジーン=ジャック・ワング博士によれば
現代人が口にする砂糖や小麦粉は量産化の為に精製されており
そうしたモノを一度口にすると脳が快感を感じ
ストレスや不安、空腹を感じる度に精製された食品を求める
それは薬物中毒と似ていてストレスに曝される現代では
吸収が早く高カロリーな精製食品が脳を変化させ
中毒症状を引き起こしている」
とのこと。

また、脳科学者で医学博士の中野信子先生によれば、
(中野信子先生は脳や心理学をテーマに研究や執筆活動を行い
著書も多数とのこと)

「ストレスで先ず考えられるのが睡眠不足で、睡眠不足が重なると
新しい脳(大脳新皮質)の部分が麻痺しやすくなるんですね。
だから、食べるという行動に出やすくなる浮気もしやすくなります
まぁ、快楽に負けやすくなるんですね」
とのこと。

そういった恐ろしい力に対抗する方法が「脳を手なずける」「習慣力をつける
なんだそうです。




脳を手なずける@ 青色は精神を落ち着かせ満腹中枢を刺激する!


ダイエットカメラというアメリカで作られたスマホアプリが
あるんだそうで、コレで食べ物の写真を映すと

blue.jpg

みたいになって、この写真を見ると食欲を減らせるそうですが(ノз`)、
そんなつまらないことを2度以上やる人は少ないかなと思いますが…('∀`) 。

ですが、コッチだとちょっと使えるかも知れません。
テーブルクロスを青に変えたり青い照明を当てるってやり方ですが、
aoihikari.jpg

ナレーションによれば
青色は精神を落ち着かせ、満腹中枢を刺激する
だから食品を青くすると食欲が減退するのだ。
テーブルクロスを青くし、更に照明も青くすればますます効果があるという」
とのことですが、
これも自分で食べ物を不味くする様なことをわざわざしないと思いますし、
ダイエットさせたい人のテーブルクロスを青にしちゃうって程度ならともかく、
青い光なんか当てたら嫌がらせとしか言えない気もしますし・・・(´▽`*)。




脳を手なずけるA ペパーミントオイルは
体が覚醒し、戦闘モードになって胃腸の働きが抑えられる!


匂いで脳を手なずける方法もあるそうです。
それがペパーミントの香りなんだそうで、
心理学者のブライアン・ローデンブッシュ博士によれば
(このブライアン・ローデンブッシュさん、他にもココアを飲むと
頭が良くなるとか面白い研究をされてるみたいですが(参考:Yahoo知恵袋)。)
「我々はボランティアを募って2週間実験を行い、
最初の1週間は自由に食べ、
次の1週間は毎日2時間ごとにペパーミントの香りを嗅いで貰いました

peppermint1.jpg

その結果、後半の1週間、カロリー摂取量が2200kcalも減ったんです。」
とのこと。

これは
ペパーミントの香りを嗅ぐと体が覚醒し戦闘モードになり、
その結果戦ったり走ったりするために胃腸の働きが抑えられ
脳に空腹感が伝わりにくくなる

からなんだそうです。
(表をよくよく見ると、15000kcalも摂ってた人が2200kcal減った
って話ですから、普通の日本人がやったからといってココまで効果は
ないかもしれませんが(≧▽≦)。)

■ペパーミントオイルで食欲を抑える方法■

ナレーションによれば(ということはブライアン・ローデンブッシュさんが
言ったんでしょうけど)、ガムやキャンディーよりもペパーミントオイルを
使う方が効果的で、次の様にすると良いそうです。



・パターン1
⇒ペパーミントオイルを薄めて体に付けるて匂いを嗅ぐ

peppermint2.jpg

※「ペパーミントオイルは直に皮膚に付けてはいけない」って注意書きが
必ずありますので、利用する際は「薄めて」体に付けるようにした方が
良さそうです。
それか、皮膚に直接付けるとずっと匂ってしまいますので、
アロマオイルでの認知症予防法の時の様に
アロマペンダントを使った方が良いかも知れません。


・パターン2
⇒マグカップにお湯を入れ、ペパーミントオイルを数滴たらし鼻から吸収

peppermint3.jpg
 

※但し、レビューを読むとペパーミントオイルも安いのだと合成のがある
そうですので、↑↑では一応無難に生活の木のを紹介しておきましたが、
価格はもっと高いの安いの色々あります。
なんか「体が覚醒し戦闘モード」になる所為か仕事や受験勉強で
ペパーミントオイルを使っている人もいるみたい。





脳を手なずけるB 習慣力を付ける
スリム美人の生活習慣をマネするだけダイエット!


アメリカの研究では、太った人の写真を見ながら食べると
肥満になるって結果があるんだそうですが(*≧m≦*)、
逆に、逆にスリム美人の生活習慣をマネしてダイエットしちゃったのが
漫画家のわたなべぽんさんなんだそうで、


わたなべぽんさんは、去年から今年に掛けて自らのダイエット経験を書いた漫画を
2冊書いたんだそうで、(もう1冊は↓↓)

なんとわたなべぽんさんはこの2冊の漫画を書いている間に
95kg⇒59.8kg35kgの減量に成功したんだそうです。


■スリム美人とおデブさんとの生活習慣の違い■
slimbijin_manesurudake_diet.jpg

@ぽっちゃりさんの家にはお菓子の皿(籠)がテーブルに載ってるのがデフォルト

Aぽっちゃりさんの水分補給はカフェオレミルクティー
 スリム美人の水分補給はミネラルウォーターお茶


Bぼっちゃりさんのお財布には何時もレシートがぎっしり

C貯金が苦手なぽっちゃりさん、支払いが滞るのが大嫌いなスリム美人

D靴が汚いのはぽっちゃりさん、靴の手入れがマメなスリム美人さん

E部屋が汚い、掃除が嫌いなぽっちゃりさん、
 オフィスのデスクも何時もスッキリ、キレイなスリム美人さん


なんていうのがありましたが、ほかテレビに映っていた漫画には
まだまだあるおデブさんにありがちなこと
として
・試食は取り敢えず食べる
・使ってる食器は何かの景品
・ファッション雑誌は眩しくて見ていない

なんていうのが見えました(´▽`*)。

中野信子先生によれば
「脳というのは体の中では小さいモノですけど、
カロリーを結構消費する所なんですね。
ですからなるべく考えたりしたくない訳ですよ。
で、自動的に出来ることを増やしたい。」

「で、その自動的に行われることが習慣なんですね。
その自動的に行われることに『食べる』が入っちゃうと
太るスパイラルに入っちゃうってことなんですね。」

「それを意志の力で何とか止めたいわけですよね。
意志のはストップしやすい、麻痺しやすいんすね。
お酒でも麻痺しちゃうし、睡眠不足でも麻痺してしまうし…。」
そういう時に意志の力を使ってダイエットしようというのは
ほぼ不可能、すごく難しいです」

なるべく習慣化して痩せるっていうのが一番良いんですね。
そういう意味でわたなべぽんさんのやり方というのは
とても理にかなっているんです。


とのことです。

また、中野信子先生によれば
NEAT(ニート:非運動性熱産生)=日常生活活動によるエネルギー消費
という指標があるんですね。

太っている人と痩せている人の生活習慣を見てみると
痩せている人は1日2時間半立っている時間が長い
ということが判っているんです。

これをカロリーに換算すると1日350kcalぐらい、
これぐらい違うと体重がどれくらい変わってくるかと言いますと
1ヶ月で1.5kgくらい、2年経つと36kg
ということになって来ますので、丁度彼女(わたなべぽんさん)が痩せた分の
体重を生活習慣を変えることで減らしたというのは計算通りなんですね」
とのことでした。

コンビニが近い人程太りやすいって傾向もあるそうです(゚∀゚)。


ということで、脳を手なずけるというか騙す方法として
東京大学が研究しているダイエットゴーグル(クッキーを大きく見せる)
とか、
メタ・クッキー(プレーンのクッキーにチョコやレモンクリームを
載せてる様に見せる機械で、香りも付けると脳が騙される)
なんていう機械類もありましたが、こんなもの手に入る訳ないので
割愛して、実行出来そうな「ペパーミントオイル」と、
「スリム美人の生活習慣をマネするだけダイエット」をメインに
取り上げてみました。



生活習慣という話で付け加えると、
宮内庁で和食一筋25年間、昭和天皇のお食事を作ってきたという
矢部金治郎さんによれば、「昭和天皇も皆さんと同じようなモノ
を食べていたんですよ」というと驚かれるらしいですが、
ラーメンでも秋刀魚でもカレーでも何でも食されたそうで、
陛下自身が健康の秘訣として
好き嫌いなく何でも食べる」「腹八分目
ということを仰られてたそうですが、
アメリカでも「腹八分目」というのが健康に関心のある人に
知れ渡ってきて、なんと
「HRAHACHIBUNME」って書いてあるブレスレットが売られているそうで、
最も大切ねダイエット法というか体型を維持する方法って
「腹八分目」なのかもしれませんね。





け加
【ダイエット総合の最新記事】
posted by prin at 02:36 | ダイエット総合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする