2014年08月19日

血管は何歳になっても若返る!?〜葉酸(緑の野菜・緑茶・海苔)、ポリフェノール(ワイン・オリーブオイル・コーヒー)、ハチミツで動脈硬化&高血圧予防!!|主治医が見つかる診療所〜日本&世界で発見!血管若返りSP

まだ間に合う?最近の研究で何歳になっても血管は若返るのが判ったらしい!

8/18のテレビ東京系
主治医が見つかる診療所〜日本&世界で発見!血管若返りSP
の話題です。

血管の老化とか動脈硬化、高血圧の話だと食べ物系なら大体結論は青魚のEPA
で終わる番組が多いので、それならあまり書く意味なかったですが、
今回の主治医が見つかる診療所は「葉酸」とか「ハチミツ」、 それにお約束的ではありますがオリーブ油とかコーヒーポリフェノール系の
効果の話題は結構纏まってたかなぁ〜、って感じでしたので取り上げてみました。

kekkan_shokuzai.jpg


尚、岡部正医師のアディポネクチンを増やしす血管若返り法や、
福島正博医師のいつでもウォーキング等の話題については
長寿ホルモン=アディポネクチンで血管若返り!|岡部正医師式アディポネクチンを上げる「 内臓脂肪が燃えるカンタン運動」&食事法(納豆・EPA・食物繊維・アルコール・トマト)|福田正博医師式「いつでもウォーキング」&「風呂でもウォーキング」|主治医が見つかる診療所〜日本&世界で発見!血管若返りSP(8/18) その2
を御覧下さい。

また、同じ主治医が見つかる診療所ネタでは2015年1月5日に取り上げられた
黒千石大豆(普通の黒豆もOK)も血圧下げ・血管若返りにかなり良い感じでしたので、
黒千石大豆には黒豆の2倍のアントシアニンが含まれ食べ続けると血圧が大幅に下がる!|・・・|主治医が見つかる診療所〜健康寿命がのびる!全国の食材&新習慣(1/5)
も参考になるかと思います。

番組主治医の秋津壽男医師によれば、
「以前は血管は1回老化しちゃうともう(元に)戻らないと言われていたけど、
最近の研究では何歳になっても血管は若返ったり柔らかくなったりする可能性を
必ず秘めていると言われるようになった

とのことですし、

同じく南雲吉則医師によれば、
「実は僕は20年くらい前まではですねぇ、体重80kgくらいありまして、
ものすごいメタボ体型で不整脈もあったし腰痛もあったりもうものすごく
体調悪かったんですよ。
で、そこから色々ダイエットしたりして若返りのことをやっている内に
これ5〜6年前ですけど血管年齢測ってみたら20代なんです。
だから本当に若返ります
(※南雲先生ご自慢の何時ものダイエット体験記ですが、
以前は血管年齢は言ってなかったかも(´▽`*))

同じく丁宗鐵医師によれば
「漢方では昔から人の血管は若返ると、そうするとその治療法も色々と考えてきた
訳ですね。
特にその血管が老化して血が通わなくなってくる病的な状態を瘀血
(おけつ 鬱血や血行障害などで血の流れが滞っている状態)
と捉えていた訳ですけど、
そういう物をじっくりと改善していくということは昔からやってきたし、
これからも可能だ」
ということで、対策遅すぎて発病しちゃった方もいらっしゃるでしょうけど、
まだまだ間に合う人も沢山いるってことで、
今回は運動系は殆ど取り上げてませんし、ホントに誰でも出来るって感じなので、
ちょこっと取り入れてみると良いかも知れません。





葉酸は動脈硬化の予防のほか、美肌や胃潰瘍や口内炎にも効果が!
& 埼玉県坂戸市の葉酸プロジェクト

埼玉県坂戸市では女子栄養大学の副学長で医学博士の香川靖雄先生の
「葉酸が非常に体に良い」という研究成果を市の政策に取り入れ健康作り運動
をしているそうなんですが(坂戸市の葉酸プロジェクトのページ)、
無料でセミナーを受けられたり、
採血と食事調査を基に栄養士がアドバイスしてくれるとか、
葉酸を多く摂れるメニューや健康に配慮したメニュー等(葉酸をたっぷり
摂れる担々麺とか葉酸を練り込んだパンとか…)を提供するお店を
坂戸市健康づくり応援店として認定したり等してるそうですが、

香川靖雄医師とナレーションの説明をまとめると、


葉酸とは、

・ビタミンB郡の一種で貧血予防や栄養補給のため通常妊婦に摂取が
 奨められることの多い栄養素
・葉酸を摂ると血管に有害なホモシステインが減るので、
 葉酸を摂取することによって動脈硬化に基づく脳卒中、脳梗塞とか
 脳出血を予防する効果がある


とのこと。

また、
ホモシステインとは、

・血液中に含まれるアミノ酸の一種。食物に含まれるタンパク質は体内で
 数種類のタンパク質に分解されるが、この時にできるのがホモシステイン

・ホモシステインは増え過ぎるとコレステロールと共に血管の壁に入り込み
 動脈硬化を促進、高血圧や動脈硬化を起こし、心筋梗塞や脳梗塞を招くが、
 このホモシステインを分解する時に必要なのが葉酸

・葉酸を積極的に摂ることでホモシステインが減り血管が本来持っている
 再生力によって自然と血管が若返っていく
 (坂戸市のページの説明では、「葉酸は、動脈硬化の危険因子
 ホモシステインを無害のメチオニンに変換する働きを持つ」)


とのこと。

また、香川靖雄医師によれば、
今の日本人の葉酸のレベルは非常に少ないそうで、栄養素というのは
足りない時にちょっとでも増えたら非常に効果があるんだそうです。

坂戸市でも去年プロジェクトに参加した方々の葉酸値の平均は
12.9ng/ml ⇒ 16.3ng/ml(ナノグラム/ミリリットル)
へアップ、

その反対に動脈硬化をホモシステイン値は
8.3μmol/L⇒7.2μmol/L(マイクロモル/リットル) に10%以上減少したとのこと。

因みに、香川先生の血管年齢は、
指の血流をスキャンすることで簡易的に血管年齢を測る装置での測定で
なんと54歳で、
実年齢より28歳も血管年齢が若く、
「私自身が血管年齢が80歳なんていうんじゃ誰も信用しないから」
と笑ってましたが。


☆姫野友美医師の解説☆

「葉酸と言いますのは字を見ても判ります通り緑の野菜に含まれている ビタミンの一種なんですね。細胞が分裂して新しい細胞ができる時に 必要な栄養素なんですね。ですから血管若返りには必要な栄養素なんです。

それ以外にも今、紫外線を浴びてシミができやすいですよね。
こういった色素沈着を予防するにも葉酸って役立つので美肌にも良いんですね。

ストレスで胃潰瘍ができやすい方も、
粘膜を再生するのにも葉酸が要るので、口内炎とか胃潰瘍とか粘膜の病気にも
必要な栄養素なんです
ね。

なので坂戸市はよくぞ葉酸に目を付けた、
という風に今ちょっと感心しましたね。」
ということで、番組栄養番長姫野先生、葉酸大絶賛みたいです¥^−^¥。





どうやって葉酸を取り入れたらよいか?@ 緑の野菜

ここからは殆ど食材紹介ですので、なるべく簡潔に行こうと思いますが、
葉酸サプリについては上山博康医師と秋津壽男医師が妙に反対意見だったので、
その点については少々詳しく書きます。

葉酸ブロッコリー、ほうれん草、小松菜、アスパラガス、ニラ、枝豆
など緑の野菜に葉酸が多いそうですが、
最初に番組で用意されてた食材中に含まれる葉酸量の表
(文部科学省食品データベースから算出)

葉酸を含む食材(一部) 葉酸
ほうれん草(ゆで) 100g 110μg
ブロッコリー(ゆで) 100g 120μg
緑茶類(玉露)    100cc 150μg
焼き海苔1枚(25cm x 20cm) 57μg
枝豆(ゆで)     100g 260μg

緑茶、焼き海苔については後述しますが、
茹でた状態だとどの位の量なのかってのが判るのはなかなか良いですね。

でも、坂戸市の葉酸プロジェクトで配られるリストはさすがに判りやすく
目分量と野菜の重量が両方書いてあるのが更によいですね。
(残念ながら全部映ってなかったので↓↓は見えた範囲ですけど)
食品 1人前目安量 (g) 葉酸(μg)
25μg以上
ブロッコリー 1/2ワ 100 120
ほうれん草 大1/3ワ 110 121
小松菜 大1/3ワ 120 103
モロヘイヤ 1/2ワ 70 47
春菊 1/2ワ 70 70
チンゲン菜 1株 120 64
 以下不明

去年参加した佐藤恵子さん(65)って方はなんと血管年齢50歳
献立も生野菜のサラダ、牛肉と野菜の炒め物、ブロッコリーの和え物、
ゴーヤの冷しゃぶサラダ、ほうれん草のおひたしと葉酸メニュー豊富、
(ビデオ撮りでちょっと張り切っちゃったかも知れませんが(≧▽≦))
sato_yousan_menu.jpg

これだけあれば、確かに飽きずに食べられますが、
これ毎日やってたらいくら血管年齢-15歳になれてもちょっと・・・
なので、次2つは楽ちん方法です。

因みに魚メニューなどと違ってゴーヤメニューもナレーションで紹介してたので、 ゴーヤも葉酸が豊富なのかも知れません。





どうやって葉酸を取り入れたらよいか?A 緑茶

ナレーションによれば、
「料理をしなくても大丈夫 超簡単な葉酸の摂り方!
今日から直ぐに始められるとっておきの方法です」
とのことで、
@と同様去年の葉酸プロジェクトに参加した花見由美子さん(65)さん 血管年齢54歳
は、体に良いのは判ったけど大変なので緑茶をこまめに飲んでるそうで

yousan_greentea.jpg

1日にすれば1リットル近くは飲むとのこと。 (冷やしてあったり、水筒に入れて持ち歩く等々)

@の表にもあったように、
緑茶(玉露)    100cc 150μg
ほうれん草(ゆで) 100g 110μg

ですから、お茶好きな方はこれが一番楽ちんですね。
(玉露以外はどうなの?とか不明な点はありますが…)





どうやって葉酸を取り入れたらよいか?B 焼き海苔

田中義忠さん(70) 血管年齢54歳は、
自営業でパソコン打ちながらおやつ代わりに(間食に)焼き海苔1日2枚くらい
食べるそうですが、

yousan_yakinori.jpg

焼き海苔は、約25cm x 20cm 1枚で葉酸57μgなので、
(グラム辺りにしたら)野菜よりも葉酸が多いのでとても効率よく葉酸が摂れる、
とのことです。





葉酸サプリは妊娠を計画する女性、妊娠中の女性等にはアリ。
でも、食事から摂る葉酸は癌のリスクを下げるが葉酸サプリは
前立腺癌、大腸癌のリスクを上げる?

これはWikipedia:葉酸に掲載されていることですが、
妊娠を計画している、或いは妊娠の可能性のある女性は、
1日当たり400μg の葉酸の摂取が望ましい
」 とあり、
秋津壽男医師も
(TKO木下隆行さんの「粉で飲んだらダメなんですかね?」との質問に対し)
「サプリみたいにホントに薬品というんですかそういう商品もありますし、
例えばホントに妊婦さんとか普通以上に必要な方はそれもアリですけど、
やっぱり合成した物をたくさん摂りすぎるっていうのも問題」
と仰ってましたし(といっても妊婦さん以外は葉酸サプリ反対、
って感じですが)、
坂戸市の葉酸プロジェクトでも
妊娠等に関係なく成人1日当たり400μgの葉酸摂取を推奨してるので(厚労省は成人1日当たり240μgを推奨している)、
当然サプリもアリと思ったんですが、違うようですね。

大雑把ですがWikipediaの内容をまとめると(研究によって多少色々異なるので)、

・適切な量の葉酸を食事から摂取する場合、前立腺癌、大腸癌のリスクを下げるが、
 葉酸サプリだと逆にリスクが上がる

・乳癌については葉酸を多く摂った方がリスクが下がるって研究が多いけど、  違う研究結果のもある


ということのようです。

大体の栄養素の効果を見る実験では普通はサプリメントを使用してる様ですので
珍しい例かもしれませんし、14年間の調査なんて書いてあるのでひょっとして
やり過ぎじゃないの?って気もしないでもないですが、
確かに葉酸サプリも↓↓みたいな感じで妊婦さん向けですね。

35歳妊娠

リスクの対象が前立腺癌とか大腸癌なのでご高齢の方はサプリは止めて
食事からの摂取が良いのは間違いなさそうですね〜。

尚、渡辺えりさん(59)の
「枝豆とかお酒飲みたくなるようなものばっかりでしょ?
枝豆を食べても生ビール飲んじゃったら減っちゃうんですか?
枝豆をどんぶりにいっぱい、それで生ビール飲めばダイジョブですか?」
との質問にタイしては、

姫野友美医師
お酒を代謝する時にビタミンBとか葉酸をものすごく消費するんです
過度にお酒を飲まれる方はしっかり葉酸を摂られた方が良いと思う」

上山博康医師
「昔からことわざで生兵法大ケガのもとと言いますよね。
だからサプリなんかも変な小賢しい知識でやるよりもね、
自然の物で食べるのが(よい)・・
もっと言うと、僕は信念で、健康体であれば足りない物を欲しがるんです、
野菜が足りない時は無性に野菜が食べたくなったり、脱水の時は水が飲みたく
なったり、だから食べたいものを自然にバランス良く、
お酒飲むならそれ前提で枝豆とかそんなことばっかり考えるから
ダメなんです。邪心が悪い」
とのことでした。
(上山先生、睡眠時間4時間だそうですし、主治医の中で一番太ってるように
見えますし、なかなか微妙な感じがしますが(ノ∀`)。)、 秋津先生、上山先生、両方とも葉酸サプリに反対ぽいのは、 癌リスクの研究があるからかもしれませんね。





ギリシャ・イカリア島 血管若返りの秘密その@ ワイン

ここからは、篠山輝信(しのやまあきのぶ)さんのギリシャ・イカリア島(リンクはWikipedia)での
血管若返りレポートの内容ですが、素晴らしい風景あってのレポート
って感じですし、無駄な部分も多いので細かくは書きません。
(イカリア島という島名の由来はギリシャ神話で有名なイカロスがこの島の近くの
海に落ちたという言い伝えからイカリア島と呼ばれている)、

アテネのイポクラティオ病院のジョージ・ラザロス医師という方、
ギリシャ長寿研究の第1人者で、死ぬことを忘れた島と呼ばれている
「イカリア島」島民約1700人を調査したところ、他のヨーロッパの地域に比べて
90歳以上の人がおよそ10倍も多く暮らしてたそうです。

また、その内3人に1人が実際の年齢より血管が若く、
血管に関わる病気(高血圧や心筋梗塞)も少なかった、とのことで
世界で新聞に取り上げられる程注目されている島なんだそうです。
そして、そのイカリア島の血管若返りの秘密の1つがワイン

Fokiano.jpg

この島で採れるブドウ「品種名:フォキャノFokiano」で作る赤ワインが
一般のワインに比べてポリフェノールが約50%多く含まれているんだそうで、その理由はイカリア特有の酸性の土壌と粒の大きさ、
ポリフェノールは皮に多く含まれているので粒が小さいので粒が小さい葡萄で
作る程皮の割合が多くなりポリフェノールの多いワインになるんだそうです。

ナレーションの説明では
ポリフェノールとは、
野菜や果物に含まれる色素や苦みの成分で、強力な抗酸化作用があり、
血管を老化させる原因の活性酸素を封じ込め無害化し、血管の若返りが 期待できる、
とのこと。

番組ではICARUSって書いてあるワインを紹介していましたが、残念ながら
amazonにも楽天にもないですね。ギリシャ産ワインはそこそこありますが…。

篠山さんによればフォキャノのワインは酸味がちょっと強いけど
口の中の後味はサッパリなんだそうです。

ゲストの石田純一さんの
「ポリフェノールの量の多いワインを見分ける方法っていうのはあるんですか?」
との質問に対し、

南雲吉則医師
「ポリフェノールというのは元々植物がですねぇ、紫外線なんかからの酸化から
身を守るため身につけたもの。
だから、例えばリンゴの皮剥いちゃうと赤くなっちゃいますけど、
皮がある限りは酸化しないですよね。それで抗酸化作用があるって
言うんですけど、どういう物に多いかというと、
紫外線から守ろうと思えば黒くなるんですよ。濃くなるんですよ。
だから、南の方の日差しの良い所の果物で色の濃い物を選ぶ、
それを皮ごと食べればポリフェノールが体の中に入る。
ワインだったらば非常に色の濃いブドウから作って
しかもそのブドウの皮ごとワインにした物は赤ワインですよね。
そしてそれを4〜5年更に熟成するとポリフェノールがグッと上がると。」
とのことで、簡単に言えば色の濃い葡萄から作った赤ワインの4〜5年
ってことになりますが、なんかかなり通じゃないとそんなの選べない気が…。
石田純一さん、一応頷いてましたけどダイジョブでしょうか?(≧∇≦)

また、渡辺えりさんからは
「ワインは何杯くらいまで飲むと体に良いんですか?」
との質問がありましたが、

秋津壽男医師によれば
・アルコールとしての適量は1日グラス1杯
・ワインとしての効能はもう少し多くてもよく、グラス2杯
 多くても3杯まで

と何とも微妙な言い回し(*´∀`)。

更に、藤田朋子さんが
「私はお酒が飲めないんですけどどうすればよいですか?」
との質問に対し、
上山博康医師は
「先ほどから酒飲みが自己を肯定するような前向きの意見ばっかり言ってますが」
と前置きした上で、
「一説には、ワインなんかよりコーヒーの方がポリフェノールが多い
って説もあります。
他にもブルーベリー大豆、色んな物に(ポリフェノールが)入ってます。
ですから何もワインに拘って屁理屈こねてる飲み助が肯定するだけの…」
(以後笑いとおしゃべりで上山先生の言葉は途切れてしまいましたが)
と今回は上山先生虫の居所が悪かったんでしょうか?(*´∀`)





ギリシャ・イカリア島 血管若返りの秘密そのA ハチミツ

ラザロス医師によれば、イカロス島の人々の血管若返りには
彼等の普段の食生活が影響しているとのことですが、その1つがハチミツ

Ikaria_honey.jpg

なんか色が濃いですが、ナレーションによれば
ギリシャのハチミツはヨーロッパの中でも高品質として知られており、
イカリア島も養蜂が盛んな地域で、島中に多種多様な花が咲き乱れて
いるため複雑な甘みと強いコクのあるより上質なハチミツが取れる
そうです。

ハチミツには血管によい物質 コリンカリウムが含まれていて、
コリンには血管を拡張させて血圧を下げたり 血管の壁にコレステロールが
入り込むのを防ぐ働きがあり、これが動脈硬化の予防に、
カリウムには、余計な塩分を体の外に出し血圧を下げる効果があり、
その結果が塩分の摂り過ぎによる高血圧を防いでくれる、
つまりハチミツは動脈硬化と高血圧を同時に予防する血管の若返りに有効な食品
なんだそうです。

これも残念ながらというか、さすがにイカリア島産のハチミツなんて
日本じゃ滅多に扱ってる所は無いんでしょうねぇ〜。
やはりギリシャ産ならかろうじて売ってるって感じですね。
(あの濃そうなのを食べてみたい(*^o^*)。)

イカリア島の人達は毎日に欠かさずハチミツを紅茶などに入れて摂る、
これが朝の定番なんだそうです。





ギリシャ・イカリア島 血管若返りの秘密そのB ポリフェノールたっぷりの
食事(ハーブとオリーブオイル)

イカリア島の人達はサラダにも肉料理にもイカリア島伝統のハーブパイにも
どっさりオリーブオイルを掛けますが
(ハーブにもオリーブ油にもポリフェノールいっぱい)、
98歳のご主人の奥様88歳は自宅でオリーブオイルも作っちゃってるとはいえ
1日最低500mlのオリーブ油を使うんだそうです(゜ロ゜)。

さすがにこれを真似するのは無理だと思いますけど、
(夫婦2人暮らしみたいなので2人分とすると1人で250ml・・
オリーブオイルには動脈硬化を防ぐオレイン酸抗酸化作用のポリフェノール
が含まれますが、オリーブオイルにもポリフェノールが多いのと少ないのがあり、
スペイン・バルセロナ市立大学研究所の研究では
ポリフェノールの含有量が違う3種のオリーブ油、
@ポリフェノールが少ないオリーブオイル(2.7mg/kg)
Aポリフェノールが中程度のオリーブオイル(164mg/kg)
Bポリフェノールが多いオリーブオイル(366mg/kg) を200人を対象に毎日25mlずつ3週間摂取して貰ったところ、
酸化LDL(Wikipedia)の値がポリフェノールが多いオリーブオイルを摂取した人が
明らかに少なかった、とのことで、

sankaLDL_oliveoil.jpg

姫野友美医師によれば、やはり
エキストラバージンオイル(搾りたてのオリーブオイル)がポリフェノールが
多いので、なるべくフレッシュな物を摂って欲しい

とのことでしたが、オリーブオイルはクセがあるのでレシピに困るんですよね(ノ∀`)。
以前「予約殺到!スゴ腕の専門外来SP」の便秘の話題で
オリーブ油のレシピが出てきましたが、
エキストラ・バージン・オリーブオイルを1週間摂取すれば便秘は改善する!|松生恒夫医師オススメのオリーブオイルレシピ|予約殺到!スゴ腕の専門外来SP!!傑作選〜慢性の便秘が1週間で解消!オリーブオイル 驚異のパワー!(12/23)
所詮イタリアンやスペイン料理とか以外はレシピに無理ありますし(≧m≦)、
最近はオリーブ油の抗酸化作用凝縮サプリなんていうのもありますので
特に便秘がちで血管も心配なんて女性や、特にお昼御飯に問題ありがちな男性には
便利かなと思います。





イカリア島血管若返りの秘密そのC 1時間のシエスタ(昼寝)

これは食べ物ではありませんが、
イカリア島の人は(さすがに老人だけかもしれませんが)
午前中働いて(イカリア島は坂を歩かずに生活することができず
農作業や坂の上り下りの運動も血管を若返らせている)
昼がたっぷり時間を掛けて昼食を摂り、昼寝するそうで、
この昼寝をシエスタというみたいですが、
篠山さんが訪ねた↑↑の98歳の御主人は午後4時頃からシエスタして、
起きたら篠山さん連れて来月で100歳という神父さんの所に
コーヒー飲みに出掛けてしまいました(1日2食ではあるんですが)。

これも真似出来ないですが、
渡辺えりさんの
「どうしたら昼寝できるんですか?昼間ずーっと興奮してるので
絶対寝れない」
との質問に対し、
秋津壽男医師は
・苦手な人は無理しなくてイイ
・眠らなくていいから15分でも30分でも携帯を切ってテレビを切って
 パソコンも切って目を閉じて横になるだけでも効果はある
とのこと。





イカリア島血管若返りの秘密そのD 1日1杯のギリシャのコーヒー

ギリシャコーヒーは、挽いたコーヒーをフィルターなどは使わず
直接水から煮出すので、一般的なコーヒーよりポリフェノールが多い、
とのことですが、挽いたコーヒー入ったまま飲んじゃうので???
ってかんじですが・・・・

Ikaria_coffee.jpg

Cで神父さんの所に押しかけたんですが、
この神父さんがまたすごくて来月で100歳というのに血管年齢は50歳
去年までバギー乗ってたそうですがコーヒーのお陰???
判りませんが、↑↑で上山先生も仰ってましたが、
コーヒーもポリフェノールは多いと言うことで、
抗酸化作用で血管若返りってことですね。

映像の都合か、シエスタやコーヒーについては番組でも
テキトーな説明しかなかったですが、
まぁ、コーヒーのポリフェノールについては他番組でもちょくちょく
取り上げられてますし、上山先生も一応触れてましたし、
まぁいいかな、ってことで(´^ω^`)。






【動脈硬化・高血圧・心筋梗塞・狭心症・コレステロールなどの最新記事】