温める系(カイロで膀胱温め&膀胱のツボ温め)に骨盤底筋体操に
漢方(八味地黄丸・牛車腎気)に・・・これだけ尿トラブル予防できる?
引き続き1/5のテレビ東京系
主治医が見つかる診療所〜健康寿命がのびる!全国の食材&新習慣
の
健康寿命を縮める尿トラブル
部分の話題です。
3時間SPの割には短いコーナーでしたが意外に頻尿・尿漏れ対策てんこ盛りで、
奥井先生の膀胱をカイロ(又は腹巻き)で温める方法、骨盤底筋体操、
丁先生の膀胱のツボ(膀胱兪:ぼうこうゆ)を温める方法と漢方薬と
4つも方法があって、あまり聞いたことない目新しい尿トラブル予防法、
ということで取り上げてみました。
因みに、よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック奥井伸雄医師については
ナレーションの説明では
「東京大学大学院修了後アメリカ留学、女性泌尿器科という分野の最新医療を学び、
日本では唯一の女性泌尿器科の専門医院を開いています。
女性泌尿器科とは骨盤の中にある子宮・膀胱・直腸といった臓器の異常と、
そこから起こる尿トラブルを診断・治療する分野」
ということでしたが、よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニックのHP見ると
前立腺癌についての講義とかもされてるようですし、特に頻尿なんかは男女あまり
関係ないと思われますんで、男性で尿トラブルのある方も十分OKかと思います。
尚、黒千石大豆が血圧を下げる話題等については先に書きましたので、
黒千石大豆には黒豆の2倍のアントシアニンが含まれ食べ続けると血圧が大幅に下がる!|カルシウムだけ摂取してもマグネシウム不足だとカルシウムが骨に吸収されない!|みかんを焼くか冷凍みかんにするとβクリプトサンチンを吸収できて免疫力アップ!|主治医が見つかる診療所〜健康寿命がのびる!全国の食材&新習慣(1/5)
を御覧下さい。
尿漏れや頻尿などの尿トラブルが健康寿命を縮める!
ビデオ出演のみだった東京都健康長寿医療センター研究所新開省二医師と
ナレーションの説明をまとめると、
・寝たきりを助長する要因に高齢者の閉じこもりがあり、閉じこもりにも色々原因が
ありるが、意外な原因が尿のトラブルでその数も意外に多い
・毎日外に出掛ける人に比べ閉じこもりがちの人に比べ
認知機能が落ちるリスクが3.5倍、歩行困難になるリスクが4倍
・尿漏れや頻尿など尿トラブルを抱える多くの人が外出することへの
不安を感じており、尿トラブルを抱える人は成人女性の場合3〜4人に1人
とのこと。また尿意はどのようにして起こるのか?については
・尿は腎臓で作られて膀胱に溜まってから排出されるが、
通常1日に作られる尿の量は1.2〜1.8ℓ
・また、どの位尿が溜まるとトイレに行きたくなるのかについては、
膀胱には尿がどの位溜まったのかを関知するセンサーがあり、
このセンサーは尿の量が100mℓ〜200mℓ溜まった所で反応し脳に信号を送り
尿意を感じさる(初期尿意)
・尿を出さずに我慢できる限界は300mℓ〜400mℓ 缶ジュース1本ほど
・健康な人は1日に1.5ℓ程度の量を6回ほどに分けて排出しているが、
頻繁にトイレに行きたくなる人や尿漏れのある人は体に何らかのトラブルが
潜んでいる可能性がある
とのことです。
また、奥井伸雄医師によれば
「尿トラブルがありますと(外に)出たがらないんですね。
つまり外出するとトイレがなきゃいけないと。
そこでバス旅行に誘われて友達とせっかく遊びに行きたいけど、自分の所為で
何度もバスを止めちゃうから『もう行けない』と思っちゃったり、
電車に乗ると各駅で降りてトイレを探さなきゃいけない、だから
『遊びになんか行けないわ』って方多いですね。
その所為で自宅に引きこもることになりますね。そうすると更に筋肉が低下して、
筋肉が低下しますと尿道を支えている筋肉とか膀胱の周りの血行も悪くなります。
それから筋肉が低下すると性ホルモンが下がって夜中に目が覚めるようになる、
認知機能が下がってしまう、それから免疫力も下がって感染症の問題も出て、
寝たきりになるケースもかなりある。」
とのこと。
奥井伸雄医師式尿トラブル予防法@:膀胱を温める
なぜ膀胱を温めると良いのか?の理由についてナレーションの説明では
・体が冷えると膀胱への血流が悪くなり老廃物が溜まり、その結果
膀胱のむくみが起こる
・膀胱のむくみが原因で尿センサーが誤作動し、尿が溜まっていないのに
何度もトイレに行きたくなってしまうことがあり、それが冷えるとトイレが
近くなる理由の1つ
とのこと。
膀胱を温める方法
・膀胱の上にカイロを貼る(お臍と恥骨の間が目安とのこと)
・腹巻きで温めるのも効果がある
尚、カイロについては「使用方法・時間を確認の上お試し下さい」って注意書きが
ありましたが、やっぱりカイロの方が効きそうですからね〜、
一応注意して行って下さい。
奥井伸雄医師式尿トラブル予防法A:尿漏れを防ぐ骨盤底筋体操
因みに番組では「尿もれ予防体操」とも言っていました。
また、骨盤底筋を鍛える訳ですから、ナレーションの説明の雰囲気でも
必ずしも尿漏れだけではなく、頻尿の予防にも効果があると思われます。
骨盤底筋とは?(ナレーションの説明)
・骨盤底筋とは骨盤の下で膀胱や腸、子宮など下腹部の臓器を支える筋肉
・骨盤底筋が加齢などで衰えて臓器を支えきれなくなると膀胱が圧迫され
尿トラブルの原因になる
・衰えた骨盤底筋を鍛えれば尿トラブルは改善する
骨盤底筋体操のやり方
@足を肩幅に開く
Aそのままお尻を降ろす(椅子に座るように膝を前に出さずにお尻だけを下げる)
Bお尻を下げきったところでお尻の穴をキュッと締める(3秒間)
Cお尻を緩めて立ち上がる
Dこれを1日3回もやれば十分
とのこと。
奥井先生の説明中に「ここからは御覧のスポンサーの提供でお送りします」
っていうのが入っちゃって聞こえなかった部分もあるんですが、奥井先生によれば
骨盤底筋体操で性ホルモンが出るんだそうで、性ホルモンが骨盤の血流を良くする
んだそうです。
また70〜80代の方なんかは↓↓の様に壁に手を付いて行っても良いそうです。
また、骨盤底筋を鍛える方法についてはたけしの家庭の医学や、
既に番組終わっちゃった番組ですがはなまるマーケットなどでも別の方法が紹介
されていましたので御参考に。
尿もれが最も少ない鹿児島県民に学ぶ骨盤底筋を鍛える方法|たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学〜大発見!全国都道府県別 健康長寿の秘密SP第5弾(8/27)
尿もれには腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁があり、対処法が多少異なる!|簡単!骨盤底筋体操のやり方|はなまるマーケット B・マニュアル〜誰もが予備軍!「尿もれ」基礎知識&対処法(11/28)
丁宗鐵医師オススメの尿トラブル予防法@ 漢方(八味地黄丸か牛車腎気丸)
草野所長(司会の草野仁さん)が
「丁先生、漢方で尿トラブルに良いっていうのは何かあるんでしょうか?」
と振ったところ、丁先生
「すごくあるんですよね」
とのことで、まぁ確かに漢方だと色々ありそうですが(^m^ )
丁宗鐵医師によれば
「八味地黄丸(はちみじおうがん)や牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)といった薬を
だいたい旅行の3日くらい前から服用すると効く人多いですから
そういう薬を試してみるのも1つの方法ですね」
とのこと。
八味地黄丸は良く聞きますが驚くほど種類多いですね。
お得なメーカーと分量を選べばよいかな?って感じです。
牛車腎気丸っていうのが聞いたことありませんでしたが
こちらもかなり種類多いですね。
まぁ漢方薬って万能薬的なところありますから、あちこちトラブルを抱えてる場合は
特によいかも知れませんね。
丁宗鐵医師オススメの尿トラブル予防法A 膀胱のツボ(膀胱兪)を温める
丁先生によると
「漢方の場合は、膀胱のツボが仙骨の後ろにあるんですよ。
皆さん、膀胱だから前の方温ためちゃうんですけど、後ろの方を温めたほうが
もっと効くって人結構多いんですよ。」
とのことで、その膀胱のツボ(膀胱兪:ボウコウユ)の場所は↓↓。
ナレーションの説明では
「膀胱のツボ=膀胱兪(ボウコウユ)はお尻にある仙骨の上部から左右に
指2本分ほど外側にあります。」
「丁度お尻の割れ目が始まる辺りを温めると頻尿を緩和する効果が期待できます」
とのことです。
尚、秋津壽男医師も予防法を話されてたんですが、
あまりにも口語調だった上、ナレーションも端折りすぎでそのまま文章に
出来ません((≧m≦)。
趣旨としては
尿を我慢する訓練をすると我慢できたという事実が自信になる
ということで、
家のトイレの前で(何時でもトイレに行ける状態で)我慢する訓練をし、
何時間我慢できたかチェックしながら、少しずつ時間を延ばしていく
(1時間我慢できたとか3時間我慢できたとか)
みたいに行うそうです。
ゲストの熊谷真実さんから「そんなことしてダイジョブなんですか?」
みたいなツッコミが入ってましたが(´▽`*)、
秋津先生によれば
「毎日毎日やるのはダメです。膀胱炎になることがあるんですけど、
でも実際自分の膀胱のキャパシティを知ることが大切なんです」
とのことでした。