2015年01月30日

血管の病(動脈硬化・脳卒中など)には豚肉がオススメ!|パイナップルなどに含まれるパパインと豚肉が合わさってできたポークペプチドが血栓を溶かす!!|ポークペプチドは二日酔いにも効果がある!|林修の今でしょ!講座〜豚肉 VS 鶏肉 カラダにいいのはどっち?(1/27) その4

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豚肉とパイナップルで血管の詰まりを抑える!?


blood_vessel_pork1.jpg

引き続き1/27のテレビ朝日系
林修の今でしょ!講座豚肉 VS 鶏肉 カラダにいいのはどっち?
名医がやっている豚肉鶏肉食べ分け術を伝授
血管の病部分の話題です。

今回の「林修の今でしょ!講座」は「え〜っ?」って感じの話題が多くて、
しかもこのブログのカテゴリに合致しちゃうのでちょっと困ってるんですが
(;´∀`)
渡辺信幸先生、ずいぶん面白ネタ握ってますね〜(゜▽゜*)。

取り敢えず、豚肉で動脈硬化を抑えちゃうネタのまとめを先に。

■豚肉とパイナップルなどに含まれるパパインという酵素が合わさると
 ポークペプチドという豚肉からしかできない成分が作られる

ポークペプチドは動脈硬化した部分で固まりやすい血小板(血栓)を溶かす

■ポークペプチドが肝臓の酵素の働きを高めるので二日酔いに効果がある


ということで、渡辺先生の話からすると動脈硬化を治す働きまでは無い様ですが
少なくともポークペプチドを摂っていれば脳卒中など重篤な状態に
発展しにくくするくらいの働きはある、って感じでしょうか?

っということで、コーナー自体は短かったのでなるべく忠実に番組内容再現
+余計なお世話ですがパパインについて調べてみたのでその分+αです。

尚、今回の「林修の今でしょ!講座」の他の内容については
豚肉ダイエット▼▼
ダイエットをするなら豚肉を食べなさい!+30回噛み!!|豚肉に含まれるカルニチンは脂肪燃焼させアラキドン酸が満腹感を与える!
乾燥肌には鶏肉▼▼
乾燥肌に悩む人は鶏肉を食べなさい!|ビタミンAたっぷりの鶏肉がヒアルロン酸を増やして瑞々しい肌に!!|でも塗るならラード!〜肌に馴染みやすく保湿クリームにピッタリ!!
むくみには豚肉▼▼
むくみに悩む人は高タンパク質の豚肉、特に豚の生姜焼きがオススメ!|豚肉のタンパク質が水分を血管に引き込み、ビタミンB1が老廃物を代謝する!!
風邪に鶏肉、疲労回復に豚肉、貧血に鶏肉、二択クイズ▼▼
風邪の時こそ鶏肉を食べるべき!〜ビタミンAが喉の粘膜の働きを活発にしウィルス撃退&タンパク質が体温を上げ免疫細胞活性化!!|肉は野菜よりも消化に良い!?|疲労回復には豚肉のビタミンB1!|貧血で悩む人には鶏肉!〜葉酸とビタミンB12が赤血球を作る!!
を御覧下さい。



血管の病はどうして起こるのか?⇒動脈硬化・血小板・血栓・脳卒中…


渡辺信幸先生のお話によると

arteriosclerosis_pork.jpg

「血管の病気の原因は、血管にドロドロした血液が流れてきますと
 血管が傷つきます


「その傷を治す為に瘡蓋(かさぶた)のようなものが出来てきます
 これを動脈硬化といいますが、血液の流れが滞る原因になります。」

「すると細い所を血液が流れていくものですからね、
 血液の中には血小板というのがありまして、コレは血液を固める働きがあります。
 これが細くなった所に固まってしまって詰まってしまう。」
 脳の中の血管が詰まってしまうのが脳卒中。」

とのことでした。御存知の方は多いとは思いましたが、
渡辺先生の説明は異様に判りやすかったので、書いておきました(^ω^)。



ポークペプチドは血小板が固まるのを抑える、血栓を溶かす!
けどポークペプチドは豚肉とパパインが合わさらないと作られない


渡辺先生によれば
「豚肉には豚肉しかないポークペプチドというのがあるんです

「実験ではポークペプチドは血小板が固まるのを抑える
 つまり血栓を溶かす働きがあります。」
とのこと。

pork_peptide.jpg

ポークペプチド
豚肉がパパイヤ・パイナップルなどに含まれる酵素と合わさることで
生まれる栄養素
(↑の画像の文字説明)

またナレーションの補足説明では
「先生曰く、元々豚肉にはポークペプチは入っていないんだそうです。
 パパインなどの酵素を合わさることでポークペプチドが生まれるんだそうです。
 ポークペプチドを生み出すことが出来るのは豚肉だけ。」
でしたが、
林修さんの質問で
「今まで血液をサラサラにするっていうと、魚がいいEPAとかそういうのが良い、
って聞いてたんですけどポークペプチド、そういう成分がある・・?」
に対して渡辺先生
はい、あります。
って答えてたので、EPA同様のサラサラ成分はあるってことになりますが、
以前の主治医が見つかる診療所での岡部正先生の発言では
「EPAが脂肪細胞による炎症を抑える」って発言があったので、
ここまで行けるかは微妙ですが、豚肉で血液サラサラなんて嬉しすぎ(≧m≦)。



ポークペプチドを効率よく摂れる料理は酢豚!
パインジュースに浸けた豚肉のステーキもOK!!


渡辺先生オススメのポークペプチドを効率よく摂れる料理は豚料理の定番
「酢豚」
だそうです。

pork_peptide_pineapple_subuta.jpg

理由は
パイナップルの酵素パパインに豚肉が合体してポークペプチドが生まれるから
だそうですが、
家庭でもっと簡単にできるポークペプチドを効率よく摂れる料理法
ジュースに浸けた豚もも肉でステーキ、だそうです。
pork_peptide_pineapple_juice.jpg

渡辺先生のお話では
「やはりパパインという酵素が必要ですからパイナップルジュースに
豚のもも肉を浸けて頂いてね、それをステーキにしてガシガシ食べて頂くと良いです。」
とのこと。

尚、ゲストでお笑いタレントの柳原可奈子さんが
「お肉が柔らかくなるぅ〜」って喜んでましたが、
Wikipedia:パパインによれば、
缶詰のパイナップルはダメだそうで、
缶詰の果実に肉を軟らかくする効果はないそうですし、
酢豚に使うのも効果が薄くなってる可能性があるので、
酢豚なら生パイナップル、豚肉に浸けるなら缶詰ミキサーに掛けるとか
せずに渡辺先生の仰る通り最初からパイナップルジュースが良さそうです(´▽`*)。

また、同様に上記のWikipediaの記事には
パパインは最初にパパイアから発見されたからパパインというが、
熟したパパイアにはパパインは殆ど含まれない

とあり、番組でも熟したパパイア映しちゃってますが(゚∀゚)、
パパイアが肉を軟らかくするとか健康によいって話が蔓延してるらしいです(≧m≦)。

キウイフルーツ研究室(駒澤女子大学)さんによれば、
パパインはパパイア未熟果(青パパイア)じゃないと殆ど無意味だそうで、
渡辺先生が仰ってるように豚肉+パイナップルジュースがベストっぽいです。
次に番組の写真にキウイフルーツが写ってましたが、
組み合わせとしては豚肉+キウイフルーツも良いかもしれませんが、
料理って話になると豚肉とキウイは難しいかも・・・。

また、キウイフルーツ研究室さんの記事ではショウガにも底々パパインが
含まれてるようですので、酢豚とステーキに飽きたら妥協して
豚肉+ショウガということで豚のショウガ焼きでも
良いかも知れませんね。
pork_shougayaki.jpg


尚、JPMモリンガ農園さんによれば、
そもそもパパイン自体が肥満・高脂血症・動脈硬化・糖尿病に効果がある
ほか、
角質を取り除く効果がある為、ニキビ・くすみ・シミ・シワ等肌のトラブルにも有効
なんだそうで、実際パパインのサプリメントとか▼▼
絹美人

パパインを配合した洗顔料▼▼



なんていうのも販売されていたりますので、またその内テレビとか雑誌で
取り上げられたりすると流行るかも知れませんね(´▽`)。



ポークペプチドは二日酔いにも効果がある!


番組進行上でしょうが、林修さんの
ほかにも何か効用があるんですか?
との質問に対し、

渡辺先生
「はい、
 ポークペプチドは肝臓の酵素の働きが高まりますから二日酔いに効きます。」
とのことでしたが、
飲み屋さんとか中華料理屋さんで「酢豚は二日酔いの効果がある」とか言い出したら
みんな唖然とするかも知れませんけどヾ(≧∇≦)〃、試してみると良いかも。

blood_vessel_pork2.jpg


尚、ポークペプチドについてももっと調べようと思ったんですが、
まだWikipediaにすらポークペプチドの項目はなく、新しめな用語なのかも。
astamuseさんによれば、日本ハムなんかが特許を持ってるようで、
それだと肉を軟らかくするためにやってるんでしょうから、
今後もポークペプチドが動脈硬化等に効果があるって話はあまり出て来ないかも…、
って意味では、今回の渡辺先生の話はネタバラし的ですごく良かったのかも。







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