2015年02月19日

超簡単!動的ストレッチ(ふりふりストレッチ)で肩こり・腰痛解消&転倒防止!!|ためしてガッテン〜肩コリも転倒も防ぐ!新常識“伸ばさない”ストレッチ!(2/18)

従来型ストレッチ(静的ストレッチ) VS ふりふりストレッチ(動的ストレッチ)


2/18のNHK総合
ためしてガッテン肩コリも転倒も防ぐ!新常識“伸ばさない”ストレッチ!
の話題です。

相変わらずためしてガッテンは謎かけ前置きが長過ぎ(ノ∀`)。
肝心な部分になかなか到達しないので、理屈部分はなるべく掻い摘んで、
肩こり・腰痛ストレッチと転倒防止ストレッチはしっかりと、
って感じで行こうと思います。

教えて下さったのは国立健康・栄養研究所の宮地元彦先生。


だいぶ以前にもためしてガッテンに登場して、その時は血管若返りストレッチとか
糖尿病の予防改善ストレッチまでやっちゃってウケてたみたいですので、
成人病関連のストレッチもやりたい方は↑↑の書籍を見てみるのも
良いかも知れません。


従来型ストレッチ=静的ストレッチ
stretch_jurai.jpg

従来型ストレッチ=静的ストレッチとは
時間を掛けて負荷を与えながら筋肉自体を伸ばすストレッチ

従来型の静的ストレッチは1975年のボブ・アンダーソン著「ストレッチング」
というのが世界的ブームになって、それが基になってるそうで、
多くのスポーツ選手が怪我の防止の為に取り入れているにも拘わらず、
実は体の柔軟性は上がるんだけど、怪我の防止には繋がらないんだそうです。
(そういう論文が発表された)
しかも、なんと瞬発力(ジャンプ力など)も落ちてしまうんだそうです。


新ストレッチ=動的ストレッチ=ふりふりストレッチ

https://www.youtube.com/watch?v=ZT2sJcEUREs

ふりふりストレッチというのはためしてガッテン用に考案した名前ですが、
動的ストレッチとは、負荷を掛けないで徐々に動かす範囲を
広げていき、可動範囲の8割程度で関節を繰り返し動かすストレッチ

なんだそうで、怪我の予防は勿論(怪我の種類にもよりますが)、
柔軟性もアップ筋力も上がり瞬発力もアップするんだそうです。
これは筋繊維の収縮タイミングが揃うので瞬発力が上がり、
温まるので柔軟性もアップするからなんだそうです。

ブラジルのサッカー選手はアロンガメント・ジナミコと呼んでいて
昔からやってるそうなんですが(これじゃ勝てないよなぁ(*´∀`)、
広島東洋カープの前田健太さんがやっているマエケンダンス
動的ストレッチなんだそうで(前田さんは独自で編み出したようですが)、
好成績に繋がってるんだそうです。
↑↑の動画を投稿された方のお母さんがこれを真似して肩こりなどが解消した
そうですので、宮地先生のやり方とは違いますが、マエケンダンスを真似しても
肩こり解消できるみたいですよ。


静的ストレッチと動的ストレッチの比較
stretch_jurai_furifuri.jpg

宮地元彦先生の説明によれば、従来型のストレッチが悪いという
訳ではなく、手足の冷え解消や高血圧・動脈硬化改善にはどちらも効果がある
とのことで、それぞれの効果をまとめると、
静的ストレッチ⇒肉ばなれ・筋断裂などの予防とリラックス効果
動的ストレッチ⇒捻挫・骨折の予防と体温・筋力アップ

で、スポーツの場合は始める前は動的ストレッチ終了後は静的ストレッチ
が良いみたいですね。

また、
静的ストレッチはリラックス効果があるので寝る前等にやるのがよい
とも宮地先生は仰ってました。




ふりふりストレッチ(動的ストレッチ)で転倒防止!


前置きはなるべく短くしたつもりなのに長〜くなっちゃいましたが、
やっとわたし達超一般人にも役立つストレッチ法です(´▽`*)。
と言っても最初は御老人の方向けですけど、
先に転倒の危険があるかをチェックする2ステップテストのやり方の後、
転倒予防ストレッチのやり方の順で行きます。

転倒の危険性をチェックする2ステップテストのやり方

furifuri_stretch_tentouboushi_hohaba.jpg

@大きく2歩歩いてその歩幅を計測する
A目安は身長の1.25倍で、それ未満だと転倒の恐れがある。
 例えば、身長160cmなら160x1.25=200cm(2m)未満なら危険

とのことです。


転倒予防に役立つふりふりストレッチ(動的ストレッチ)のやり方

@壁や椅子でしっかり体を支えて立つ

A最初は外側の脚を太ももと床が平行になる角度まで上げて降ろし、
 次からはだんだん脚を高く上げていき、4回目くらいで一番上がるかな?
 ってところまで目一杯脚を上げる

furifuri_stretch_tentouboushi_1.jpg


Bだんだんリズムに乗ってきたら足を後ろまで引き振り子のように動かすようにする
furifuri_stretch_tentouboushi_2.jpg


C左右で同じ動きを10回ずつくらい行う

宮地元彦先生によれば、
これで上げた方の脚の付け根にも来ますし(効果があるし)、支えてる方の脚も
踏ん張りが利くようになる
そうです。

ビデオ映像でコレを行っていた、数年前から躓くことが多くなっていたという
斉藤てる子さん(83)って方がこれを2週間行ったところ
目標188cm以上(というんですから逆算すると身長150.4cmですか)で、
ストレッチ前は182cmだったのがストレッチ後2m9cm(27cmアップ)
という結果でしたので、
転倒が心配な御老人が身近にいる方は勧めてみると良いですね。




ふりふりストレッチ(動的ストレッチ)で肩こり一発解消!


コーナータイトルがそうだったので「一発解消」って入れましたが、
確かに1度やっただけでも楽になったり、ほくほく温まったような感じにはなりますが
やはり2週間くらいやってみて効果を計った方が良さそうです。


肩こり一発解消!ふりふりストレッチ(動的ストレッチ)のやり方

@手の指先を肩に付けて上から前に回す(左右10回ずつ)
 この時、体ごと回すのではなく肩だけを回すようにする

furifuri_stretch_katakori_1.jpg


A小さな万歳をし、手を挙げて手を合わせ、手を下ろす動作を10回
 手を下ろした時に腕をクッと引く
(肘を下斜め後ろに引く感じ)。
 それと、広げた腕が前屈みにならないように(体の真横になるように)注意する
furifuri_stretch_katakori_2.jpg

ビデオ映像では都内に住む高木さん(36)って10年以上酷い肩こりに悩み、
偏頭痛も起こしていて、2人目のお子さんが生まれてからは更に酷くなったって方が
このストレッチを取り敢えず1度行っただけで肩の血流量10倍に上がり
furifuri_stretch_katakori_ketsuryu.jpg

その後毎日振り振りストレッチを2週間続けた所、肩の筋肉の硬さも大幅改善
furifuri_stretch_katakori_kinniku_katasa.jpg

という結果でした。
(ストレッチ前の71というのは手の甲と同じくらいの硬さなんだそうで、
男性の肩の硬さの平均が60だそうです。)

※このストレッチはかなり良いですよ。なにせ“動的”ストレッチなので
ストレッチって気はしないですが、効率がすごく良い肩回し体操的な感覚です。
まぁ肩こりも色々タイプがあるので誰でも同じ効果が出るとは限りませんが、
試して損はないかなと思います。




ふりふりストレッチ(動的ストレッチ)で腰痛の悩み解消!


コーナーも短くオマケ的でしたし、あまり格好はよくないんですが
(志の輔さん曰く「あまり人には見られたくないですねぇ」(≧∇≦))、
腰が痛い時に直ぐできる感じのストレッチですので試して下さい。

腰痛解消!ふりふりストレッチ(動的ストレッチ)のやり方

furifuri_stretch_youtsu.jpg

@肩幅に足を開いて膝を軽く曲げる
A@の状態から体を前に倒し、背中を丸くして、ストンと頭を落とす
BAの体勢のままお尻を横にフリフリする
C1時間に10秒とか20秒とか行えばよい


※宮地先生、一応「1時間に10秒とか20秒」とは仰ってましたが、
「気づいた時にやればよい」「静的なストレッチだけでなく動的なストレッチも
入れればよ効果がある」とも仰ってたので、
毎日の習慣的にやらなくても痛みが出た時にちょっとやれば良いって雰囲気でした。

ということで、2月頭くらいまでは各局結構面白ネタ多かったのに、
ネタがなくなったのか、また滅多にかかりそうもない深刻な病の特集とか
滅多に行けそうもない温泉療法とか、だんだんテレビつまらなくなってきましたが
今回のガッテンは前置きが長すぎ以外はナイスなネタってことで取り上げました。
⊂(^ω^)⊃






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