久々、竹井仁先生のストレッチネタ!
3/16のテレビ朝日系
モーニングバード アカデミヨシズミ
一日10分超簡単疲労回復ストレッチ
の話題です。
アカデミヨシズミは見れば面白いんですけど、基本的に比較的短い時間でサラッと
健康情報等ってパターンで殆ど重複情報なので見忘れ多いんですが(ノ∇≦)、
今回は竹井仁先生のストレッチ見れてラッキーってことで取り上げておきます。
疲れ・疲労って具体的に病気とは言えない抽象的なテーマではありましたが
やってみると気持ち良いですし、肩こり解消にも効果がある感じですし、
首都大学教授竹井仁先生はテレビ出演多い割には殆ど重複ネタ無い
ってくらい新ストレッチが登場しますから、
モーニングバードは竹井先生出る時はちゃんと番組表に書いてよ〜
って思うんですが・・・(*´ο`*)。
疲れの原因は自律神経の活動が落ち、交感神経・副交感神経のバランスが
崩れて脈拍や心拍が乱れるから!
冒頭で疲れの原因のメカニズムを説明していたビデオ出演の
厚生労働省疲労研究班の代表も務めるという関西福祉科学大学健康福祉学部の
倉恒弘彦教授と石原良純さんの説明をまとめておきます。
■疲れがなかなか取れない原因■
・そもそも疲れは脳からの休ませろというサインで、
激しい運動や長時間の作業が続くと細胞はドンドン傷ついていき、
傷ついた細胞から脳に信号が送られて疲れを感じる
・脳の前頭葉の一部の眼窩前頭前野(がんかぜんとうぜんや)は脳の見張り番で
疲れを感じると眼窩前頭前野が活性化し脳全体に休むように指令を出し、
脳の中心にある自律神経の活動に変化を生じ、バランスを崩すため
脈拍や心拍が乱れてくる
・自律神経には活動の神経である交感神経と、体を休める癒しの神経の副交感神経があり
疲れてくると交感神経の方が高い状態でリセットされなくなってしまうので、
交感神経・副交感神経のバランスが崩れて、いくらぼーっとしてるつもりでも
交感神経の緊張が高い人はリラックスできない
・疲れを取るには体をリラックスさせる働きのある副交感神経を高める
ことが重要
とのこと。
そこで、去年開発されたという、金属のセンサーに指を当て脈拍と心拍を測定し、
その結果を基に自律神経の状態(交感神経・副交感神経のバランス)を解析して
疲れ具合を自律神経年齢として表示することができる疲労度計という機械で
家事などでお疲れの方々3名の自律神経年齢を計測したのが↓↓。
(自律神経年齢が実年齢より上に行くほど疲れている)
それぞれの方の疲労感の状態は(画像左の方から)
宇都宮みどりさん(55 自律神経年齢69歳)
「体がだるくって朝が起きられないんですね・・・」
大内昌子さん(47 自律神経年齢61歳)
「ハードに家事をやっている訳でもなく1日過ごしてるだけなのに
何でこんなに体が怠いのかなという風で・・・」
名村和子さん(54 自律神経年齢47歳)
「肩こりがずーっと止まらない、腿(もも)の筋肉痛も止まらないという感じで
もうずーっと疲れてます・・・」
とのことでしたが、最後の方は自律神経のバランスが崩れたというより
肩こりや筋肉痛で疲れを感じてる、ってことなんでしょうか?
残りのお二人は明らかに自律神経のバランスが崩れてるんでしょう。
倉恒弘彦教授によれば、
「患者さんにも勧めている一番手軽でお金がかからないという意味では
ストレッチがオススメですね」
とのことで、次は竹井仁先生のストレッチ3本立てです。
竹井仁先生の疲れ解消ストレッチ1 バンザイだんごストレッチのやり方
因みに、コーナーサブタイトルの「一日10分」というのは、
1:バンザイだんごストレッチ
2:自転車漕ぎストレッチ
3:背中でしぇーストレッチ(肩こり解消ストレッチも兼ねる)
の順で行った後、最後にもう1度、1のバンザイだんごストレッチを行って
合計でお疲れサヨナラストレッチ10分とのことです。
また、
寝る前に行ってリラックスするのがよい
とのことです。
■バンザイだんごストレッチのやり方■
@踵(かかと)を付けて座った状態から膝頭を開く
A背もたれにもたれながら、ゆっくり両手を大きく広げバンザイ。
手の指も開き、踵は付けたまま足先もパーに開いて20秒間キープ
B今度は膝も閉じて、足先も閉じ、手も軽く握りながら背中を曲げて20秒間キープ
(顔も下に向けて脱力するような感じで行う)
C@〜Bが1セットでこれを3回行う
竹井仁先生の疲れ解消ストレッチ2 自転車漕ぎストレッチのやり方
自転車漕ぎストレッチは下半身の血流を良くする脹ら脛と腿を使った
ストレッチだそうです。
■自転車漕ぎストレッチのやり方■
@椅子にもたれて座る
A片足を持ち上げ、もう片方の足の裏は床にしっかりくっつけておいて、
つま先を体に引き寄せて5秒間キープ
(つま先を引き寄せることでリンパ節を圧迫する)
B足を下ろして5秒間程止めることで血流を良くする(圧迫してたリンパ節を解放する)
C反対側の足を上げて同様に行う
D@〜Cを左右交互に10回行う
尚、出演者が行って「キツイ、キツイ」って騒いでましたが、
竹井先生によれば
「これは筋トレではないので、ギュッとやる必要は無く、
できる範囲で自転車を軽〜くこぐように(行う)」
とのことで、皆さん、急に楽になったようです(´▽`*)。
ビデオ映像だけでしたが、ココまで行ったお疲れ女性達の自律神経年齢は
宇都宮みどりさん(55 自律神経年齢69歳⇒68歳)
大内昌子さん(47 自律神経年齢61歳⇒61歳と変化なし)
名村和子さん(54 自律神経年齢47歳⇒41歳)
ということで多少合う合わないとか、効果ガス具現れないとかあるの
かも知れませんね(やるだけで気持ち良いんですけどね)。
特に、元々自律神経年齢は低かったけど、肩こり・腿の筋肉痛があった名村さん
って方が好成績で、ココまででも肩こり解消の効果があったのか、あるいは
自転車漕ぎストレッチが名村さんに合ったのか、って感じかなと思います。
竹井仁先生の疲れ解消ストレッチ3 背中でしぇーストレッチのやり方
竹井先生によれば、背中でしぇーストレッチは
「上半身の血行を良くして、更に肩こりの解消にも繋がる欲張りなストレッチです」
とのことです(゚∀゚ヘ)。
■背中でしぇーストレッチのやり方■
@左の手を頭の後ろ、右の手を腰の後ろに回す
(頭や腰には触れず、左手は内向き、右手は外向き)
A両肘を90°に曲げていく感じで
指先の方向へ捻る。ただし体は倒さないようにして5秒間キープ
Bそのまま更に体を右に倒して5秒間キープ
(肩甲骨周りも体の横も伸びる)
C手を逆にして同様に行って、ココまでが1セットで左右10回ずつ行う
尚、背中でしぇーストレッチまで終わったら、
最後に整理運動として1のバンザイだんごストレッチを行って下さい。
とのことでした。
お疲れ女性3名が最後まで行ってどうなったのかの映像はなぜか無かったですが、
司会の羽鳥慎一さん中心に「はぁ〜、気持ちイイ」「ふわ〜っとする」等々
かなり評判良かったですし、わたしがやってみた感じでもナイスなストレッチ
って感じでしたので、竹井先生が仰るように寝る前にやると疲れが取れるかな
と思います。
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