2015年04月22日

姫野友美医師考案「マグロの赤身と菜の花のレンジ蒸し」&丁宗鐵医師考案「焼きサムゲタン風鶏スープ」レシピ!|マグロの赤身や鶏の胸肉にはアンセリンが多く含まれ活性酸素を除去して疲労回復させる働きがある!|主治医が見つかる診療所〜健康寿命を延ばし体も引き締める!インナーマッスル強化法大公開SP(4/20)

久しぶりに姫野先生レシピ&珍しく美味しそうだった丁先生レシピ


inner_muscle_recipe.jpg

書く順が白熱ライブ ビビットのアンチエイジングネタと前後しちゃいましたが、
4/20のテレビ東京系
主治医が見つかる診療所
〜健康寿命を延ばし体も引き締める!インナーマッスル強化法大公開


インナーマッスルを強くする最強の食事
部分の話題です。

インナーマッスルって大切〜、と思いつつもわたしに切迫感がないので
なかなか続かないよなぁ〜、なんて思うと先にレシピに目が行っちゃう、
ってことで、先にレシピについて書こうと思います(^o^)。

尚、メインのインナーマッスルのトレーニングのやり方については
都竹茂樹先生考案!インナーマッスルを鍛える4秒筋トレで健康寿命延長!!|スポーツ吹矢を基にしたストロー吹矢で尿失禁改善予防&呼吸機能向上・誤嚥性肺炎予防!|主治医が見つかる診療所〜健康寿命を延ばし体も引き締める!インナーマッスル強化法大公開SP(4/20)
を御覧下さい。


姫野友美先生のレシピは彩りも綺麗だし、実際作ってみて美味しいこと多いですが、
丁宗鐵先生のはいつも材料の組み合わせがちっとも美味しそうじゃない、彩り悪い、
飾り毛無しで御本人が認める程評判悪いですが、今回は今更韓国ステマ?ってのは
あるもののホントに美味しそうなのでまぁいっか、ってことで。
(八角は結構曲者なので自分で食べてみないと何とも言えないですが(ノ∇≦)。)



マグロの赤身や鶏の胸肉にはアンセリンが多く含まれ、
筋肉の材料になるだけでなく活性酸素を除去して疲労回復させる効果がある!


インナーマッスルを強化するのになぜ食事が重要なのか?」について
熊本大学制作創造研究教育センター教授で整形外科医(トレーニング科学専門)の
都竹茂樹(つづくしげき)先生とナレーションの説明をまとめると


・インナーマッスルに限らずですが、食事と運動は車の両輪で、
 運動だけとか食事だけというのは効率が悪い

・例えば食事だけでダイエットする人は、体重はグーっと落ちるが、
 殆どが筋肉が減って体重が落ちていく

 (都竹先生の発言部分でちょっと意訳ですが)

・筋肉を付ける為に重要な栄養素はタンパク質で、人間の筋肉はタンパク質でできており
 筋肉の合成にはタンパク質の摂取が不可欠

・健康を維持する上で1日に必要なタンパク質摂取量の目安(成人)は
 男性⇒1日50g、女性⇒1日40gだが、運動などをしている場合は更に+10gになる

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(厚生労働省 日本人の食事摂取基準2015年版)


とのことで、薬物治療学・食品機能性研究が専門で、星薬科大学先端生命科学研究所教授
亀井淳三先生(薬学博士)によれば、
日本人が良く口にする良質なタンパク質を含む食材はマグロと鶏肉
その中でもマグロならトロより赤身、鶏肉なら胸肉が特にオススメ、とのこと。
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マグロの赤身と鶏の胸肉が良い理由は、

アンセリンという成分が含まれ、それが筋肉の疲労を起こしにくくし、
 疲労回復に効果があり、同時にマグロの赤身と鶏の胸肉は良質な筋肉の材料になる

・運動すると筋肉の中に活性酸素が発生し、筋肉の細胞に障害を与えるのが
 疲労の原因の1つだが、アンセリンには活性酸素を除去する働きがある

・運動すると筋肉の中に乳酸が出てくるが、乳酸はかつては疲労の原因物質と
 考えられてきたが、近年では乳酸が出ることで本来弱アルカリ性である体が
 酸性になってしまうことが疲労の原因と考えられるようになり、アンセリンには
 酸性になった体を弱アルカリ性に戻そうとする働き(phの低下を避ける作用)
 があり、これも筋肉疲労を取り除く


とのこと。また、南雲吉則先生によれば
「分かりやすく言うとですねぇ、飛んでる渡り鳥が疲れちゃったら海の中に
落ちるしかないですよ。でも飛び続けなきゃいけないです。特に胸の筋肉は
動かし続けて。
それからマグロっていうのもずーっと泳ぎ続けなくちゃいけない。途中でこう
マグロが疲れちゃってですね、プカプカ浮いてるのなんか見たことないですよねぇ。
すなわち持続的運動をする動物のその筋肉の部分を食べれば持続力が付きますよ、
鶏肉でも他の部分じゃなくて胸のところだよ、という・・」

とのことですが、アンセリンって一昔前にためしてガッテンで話題になった
イミダゾールジペプチドの1つですね(参考 Wikipedia:イミダゾールジペプチド)。
↑↑の表のようにカツオもイミダゾールジペプチドの含有量そこそこ多いですが、
あとはなんと鯨肉なんだそうで、それはさすがに難しいので、マグロ・鶏肉・カツオ
ってことになりますが、食事だけじゃ回しづらいですし、インナーマッスルを鍛える
トレーニングって最初の内結構キツイですし、人気の所為でサプリメントも豊富に出て
ますので、しばらく利用してみるのも良いかも知れません。

【amazon】で「イミダゾールジペプチド」で検索した結果
(楽天の試食用が安いので今回は楽天の方上にしてあります)

確かに疲れた時(っていうか筋肉疲労してる時)は結構効く感じなので
激しめな運動する方も良いかなと思います。

ってことでちょっと前置き長かったですが、次は姫野先生と丁先生の
レシピです。



姫野友美医師考案「マグロの赤身と菜の花のレンジ蒸し」レシピ!


maguro_akami_nanohana_renjimushi.jpg

姫野先生自身の「マグロの赤身と菜の花のレンジ蒸し」の解説によれば、
・タンパク合成に必要な鉄・ビタミンB群がしっかり入っている
・アンセリンにも疲労回復効果があるがこれをもっと高めるために菜の花を使う。
 菜の花の鮮やかな色がβカロテンで、やはり活性酸素を消去し、疲労回復する
 働きがある
・チンで(レンジで)蒸して柔らかくなってるので、御高齢の方でも消化吸収が良い
・菜の花が無い時はブロッコリーでもビタミンCが豊富なのでよい
・干し桜エビのカルシウムとマグネシウムは丈夫な骨を作り
 筋肉の動きを柔軟にする働きがある

とのことですが、ナレーションによればたった5分でできるそうです。

また、つるの剛士さんの
これ運動後に食べるのが良いんですか?
との質問に対し、姫野先生
「実は、運動後2時間以内にタンパク質をしっかり摂る、という所が重要なので
なるべく早く食べて頂きたい(筋肉を増やす効果が高まる)」
とのことです。


■「マグロの赤身と菜の花のレンジ蒸し」の材料■
(ナレーションの説明が1人前だったり2人前だったりちょっとチグハグだったんですが、
エゴマ油などで作るドレッシングが2人前なのでそれに合わせました)

・キハダマグロやメバチマグロの赤身⇒2人前なら2さく
・菜の花⇒2人前なら10本程度
・エゴマ油⇒小さじ2杯(2人前)
・白だし⇒小さじ2杯(2人前)
・酢⇒小さじ2杯(2人前)
・干し桜エビ⇒適量(小鉢に軽くく1杯程度のようです)



■「マグロの赤身と菜の花のレンジ蒸し」の作り方■
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@マグロの赤身を食べやすいように3cmほどのサイコロ型に切る

A菜の花を一口サイズに切り揃える

B菜の花を敷いた更にマグロの赤身を盛りつける

Cラップを掛けて電子レンジに入れ、500wなら約2分

maguro_akami_nanohana_renjimushi_2.jpg


Dエゴマ油、白だし、酢でドレッシングを作り、電子レンジで蒸し上がったマグロと菜の花に
 ドレッシングを掛け、干し桜エビを振りかける
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★試食した出演者の感想★

内山信二さん
「これ美味しいですわ。僕、菜の花苦手なんですけどこの味付けだと食べやすいですね」

山口もえさん
「サッパリしていて食べやすいです。すごい美味しい」

田延彦さん
「美味しい。薄味で」

なんて感じでした。塩分が白だし、それにせいぜい干しエビに多少塩分あるかな?
程度でかなり薄味だと思いますので、もう少し塩分あっても…って気もしますが、
味の濃い食材が多いので結構行けるかな?って気もしますし、チャレンジしてみよう
と思います(^o^)。



丁宗鐵医師考案「焼きサムゲタン風鶏スープ」レシピ!


yaki_samugetanfuu_chiken_soup.jpg

丁先生によれば
・つみれに中に秘密があって、鶏の胸肉で、お年寄りでも食べやすくって
 ことですが、この中に漢方薬の八角(スターアニス)が入っていて、
 勿論肉の消化にも良いが、筋肉の疲労を取って柔らかくする作用がある
・味を調えるのに塩麹を入れたが、(肉を寝かせて)肉を寝かせることで発酵し、
 それを炒めることで色んな活性物質が閉じ込められる
・発酵するので作り置きもでき、冷蔵庫で1週間くらい保つ

とのことです。

■「焼きサムゲタン風鶏スープ」4人前の材料■

・鶏胸肉のひき肉⇒約300g
・みりん⇒小さじ2杯
・塩麹⇒大さじ2杯
・長ネギの青い部分のみじん切り⇒ネギ1本分
・八角粉⇒約3g
・片栗粉⇒適量
・ごま油⇒適量
・昆布とかつお節のだし⇒1200cc
・スライスしたニンニク⇒2切
・皮ごとスライスした生姜⇒約15g
・ハトムギ⇒大さじ2杯のハトムギを200ccの水で30分戻したモノ
・銀杏切りした山芋⇒約200g
・なめこ⇒1パック
・大きめに斜め切りしたネギ⇒1本分



■「焼きサムゲタン風鶏スープ」の作り方■

@鶏胸肉のひき肉にみりん、塩麹、刻んだ長ネギの青い部分、八角粉を入れよく混ぜる
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A@を冷蔵庫で約30分寝かせ、タネを手頃な大きさに捏ね、片栗粉を満遍なくまぶして
 ごま油を敷いたフライパンで表面に焼き目が付く程度に火を通す

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B昆布とかつお節の出汁にスライスしたニンニク、皮ごとスライスした生姜、
 水で戻したハトムギを水ごと入れる

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C銀杏切りした山芋、なめこ、大きめに斜め切りしたネギも入れ、
 最後にAの鶏団子を入れて煮込み、だんごに火が通ったら出来上がり

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★試食した出演者の感想★

内山信二さん
「先生、今日は完璧ですよ。美味しい。スゴイ食べやすいですね。」
「美味しいからおかわりしちゃおうかな」
(この時の丁先生の反応「初めてのおかわりですよ」ですって(≧▽≦)。)

田延彦さん
「ホント健康を頂いてるって感じで薬膳料理そのものですね。
生姜が厚いまま入ってるのが良い香り」

東野幸治副院長が南雲先生に
「南雲先生、さすがにこれ美味しいでしょ?」
と振った時に南雲先生、
「久々に美味しかったです」
と答えてスタジオに笑い。

っていうような感じで丁先生のレシピ、過去最高の評判の良さだった
んじゃないでしょうか?
「良かったですね、丁先生」ってところでしょうか(´▽`)。








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posted by prin at 01:10 | 健康レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする