2015年06月02日

オリゴ糖を摂るとビフィズス菌が増えて腸内フローラのバランスが改善!|効率よくオリゴ糖を採る方法=食材を焼く、温める!|ヨーグルトは食事中か食後に摂れ!|辨野義巳先生オススメヨーグルトドリンク!|緑茶を1日5〜6杯飲むと腸内フローラが改善し、排便が良くなり腐敗臭が軽減!|主治医が見つかる診療所〜あなたの腸を大改善!腸内フローラSP(6/1)+駆け込みドクター!〜健康への早道は…腸内環境を整える事だっだSP(5/31)+世界一受けたい授業〜知られざる緑茶パワー(5/30)

3日続けて腸内フローラネタって・・なんかの陰謀?


6/1のテレビ東京系
主治医が見つかる診療所〜あなたの腸を大改善!腸内フローラSP
の話題中心にプラスαで
5/31のTBS系
駆け込みドクター!〜健康への早道は…腸内環境を整える事だっだSP
と、5/30の日本テレビ系
世界一受けたい授業〜知られざる緑茶パワー
の話題の一部を。

intestinal_flora_shujii_0.jpg

テレビの放送日程見てて「何コレ?」って感じだったんですが(ノ∀`)、
さすがに「腸内フローラ」ネタが3日も続くと某超大手コングロマリット広告代理店
が何らかの意図でやらせてるんじゃないか?って思わなくもないですが、
(世界一受けたい授業がお茶って話は珍しいけどほんのチョイネタ、次の駆け込みドクター
が乳酸菌ネタメインで割にノーマル、主治医が見つかる診療所がオリゴ糖ネタと徐々に
進化してるところが余計怪しい)
まぁ政治経済ネタなら「陰謀?世論操作?」って思っちゃいますが、健康ネタなら
せいぜい何か売りたいってだけでしょうし、お医者さんや学者さんのお墨付きも
ありますし、害はないだろうってことで、視点が目新しくて内容的にも充実してた
主治医が見つかる診療所の話題メインで付加的に駆け込みドクターと世界一受けたい授業
の腸内フローラネタを取り上げようと思います。

尚、駆け込みドクター伊藤剛先生の便秘や下痢に悩む人必見!お腹の調子を整えるツボ
のコーナー部分については別途記事にしましたので
伊藤剛先生の腸にいいツボ講座〜便秘や下痢に悩む人必見!お腹の調子を整えるツボ=大腸愈・小腸愈・足三里・支溝|駆け込みドクター!〜健康への早道は…腸内環境を整える事だっだSP(5/31)
興味のある方はご参照下さい。



各局の腸内フローラの説明比較


NHKスペシャルで腸内フローラやったときは意表憑かれて見てなかったんですが
以前、たけしの家庭の医学でやった時もネタ的にはダイエットネタで面白かった、
とはいえ、腸内フローラの定義が???でイマイチだった、ってことで、
ちょっと食べただけで太る人と太らない人の違いは腸内細菌のバランス(腸内フローラ)!|百寿者から学ぶ腸内細菌バランス改善法!|たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学〜太らない身体を作る秘密を発見!健康長寿のカギは腸内フローラにあったSP(3/3)
今回の3局の腸内フローラの説明を書いておきます。
(雑誌とかでも結構取り上げられてるので不要かも、ですが…)

腸内フローラとは

【世界一受けたい授業の説明】

腸内フローラとは、多種多様な腸内細菌が種類ごとにまとまって生息している状態。
腸内細菌の中にはビフィズス菌のように消化を助け健康を維持する善玉菌もあれば、
大腸菌のように時には腸内を荒らし腐敗をもたらす悪玉菌も存在します。


【駆け込みドクターの説明】

腸内フローラとは腸の中の細菌の集まり。その数100種類以上、100兆を超える
腸内細菌が住んでいる。100兆もの細菌を敷き詰められたお花畑に見立てて
「腸内フローラ」(「フローラ」はお花畑を意味する)と呼ぶ。
主な腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類で、重要なのはこれらのバランス。
(大竹真一郎先生よれば「なぜ腸内フローラが注目されてるのか?」との質問に対し、
「腸内細菌の大部分は空気に触れると死んでしまうので今迄は便を取って検査しても
菌が判らなかった。ただ最近研究が進んで死んだ菌でもDNAを調べて菌が判るように
なってきている。」とのこと。)


【主治医が見つかる診療所の説明】
(ナレーションと辨野義己(べんのよしみ)先生の説明のまとめ)

intestinal_flora_shujii_1.jpg

フローラとは元々ラテン語で花を意味する「フロース」から派生した言葉で
ここでいうフローラとは「花畑」を意味する。
人の腸の中には600〜1000兆個もの腸内細菌がおり、善玉菌や悪玉菌などが群れをなして
住んでいる(↑↑はそのイメージ図)。その様子が色や形の異なる花々が咲き誇る花畑と
よく似ていることから腸内フローラと呼んでいる。
その腸内細菌のがの働きが急速に解明されつつあるのです。
健康長寿の大元となり免疫力をアップ、更にダイエット効果に美肌効果、
様々なことに関与しているという腸内フローラ、しかしひとたび腸内フローラが
崩れてしまうと便秘、下痢に始まり、危険な腸炎を引き起こし、更にはガンや糖尿病等
危険な病の原因になってしまうのです。


ということで、アチコチ微妙に違いはありますがどの局の説明でも概ね理解できる
んじゃないかと思います。



善玉菌・悪玉菌・日和見菌(ひよりみきん)の理想的割合は2:1:7!
食生活の乱れ、運動不足、便秘などで腸内環境が悪くなったり、
年齢を重ねると悪玉菌は増えていく!!


zendamakin_akudamakin_hiyorimikin.jpg

理化学研究所特別招聘研究員で農学博士、腸内細菌の世界的権威の辨野義己(べんのよしみ)先生
の説明とナレーションの説明をまとめると、

・腸内環境が良い、というのは腸内フローラを構成する善玉菌が多く悪玉菌が少ない
 ということ

・理想的な腸内フローラの構成パターンは善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割

・腸内細菌は3つのグループに分かれ、
 善玉菌は乳酸菌やビフィズス菌に代表され、糖類を分解してエネルギーにするなど
 身体にとって良い働きをする菌、
 悪玉菌はウェルシュ菌やデフィシル菌等に代表され、硫化水素やアンモニアを作るなど
 身体にとって悪い働きをする菌、
 日和見菌は腸内細菌全体の約70%を占める菌だが働きがよく判っていない菌で、
 善玉菌が悪玉菌より優勢な時は善玉菌の味方をし、悪玉菌が善玉菌より優勢な時は
 悪玉菌の味方をする

・食生活の乱れや運動不足、便秘などで腸内環境が悪くなると善玉菌が減り、
 悪玉菌が優勢な状態になってしまう。

・人が老化してくると腸内フローラの構成パターンが変わって善玉菌が減り
 悪玉菌が増える。60代を過ぎると善玉菌は1%以下になってしまい、
 大腸炎や大腸ガンなど腸に関する疾患、免疫力の低下による様々な病気の原因に
 なる

chounaisaikin_rouka.jpg

とのことです。

尚、駆け込みドクターでは芸能人の腸内環境診断を腸内フローラを中心にランク付け
してましたが、便秘気味でしかも超肉食中心で間食のお菓子も止められないという
愛人にしたいタレントNo1の橋本マナミさん(30)の腸内環境が意外に良かった
という結果だったんですが、
(因みに高橋源太郎さん(70)が腸内環境がダントツに良く1位、橋本マナミさん2位、
荒木由美子さん(55)3位で、
他は長州小力さん(43)は当然として、青木さやかさん(42)、アンガールズの2人、
新田恵利さん(47)、ボビーオロゴンさん(42)は軒並み善玉菌数%とか酷い結果)
intestinal_flora_hashimoto_manami.jpg

駆け込みドクターの大竹真一郎先生によれば、
食生活が、正直ものすごく悪いのに腸内環境が良かった要因としては、
 子供の時にある程度腸内環境が決まる

とのことです。
但し、橋本マナミさんがこのままの生活をしていると腸内環境はドンドン悪くなる、
とのことでしたし、腸内環境は変えることが出来るって点では辨野先生と同じコトを
言っていましたので、やはり年齢関係なく早めに腸内環境対策した方が良さそうですね。



腸内フローラ改善法@ 緑茶(カテキン)を1日5〜6杯(世界一受けたい授業)


intestinal_flora_catechin.jpg

世界一受けたい授業では「お茶の機能性研究一筋21年のスペシャリスト」との紹介
でしたが、農研機構食品総合研究所の山本万里先生(54)によれば、

・実験では、1日5〜6杯分の緑茶に相当するカテキンを摂取すると
 排便に変化がありました」

・好調な人が大幅に増加して、便の腐敗臭が軽減したと報告されている。
 つまり体質改善の効果が期待できる、ということになる


とのこと。

比較的というか超簡単な方法ですが、5〜6杯も飲めないって方も結構いると
思いますし、特に男性の方でコーヒー党な方はお茶は全然飲まないなんて方も
多いと思いますので、カテキンで腸内フローラって方は、

サプリとか粉末とかでも良いかと思います(山本先生の仰ってる実験もわざわざ
「1日5〜6杯分の緑茶に相当するカテキン」って断ってますから、サプリか粉末を
使ったってことでしょうから。)




腸内フローラ改善法A ヨーグルト(駆け込みドクター)
辨野先生オススメヨーグルトドリンク!
ヨーグルトを食べるタイミングは食事中か食後!!


ナレーションによれば、現在日本で出回ってるヨーグルトは約7500種類だそうで、
主な違いは乳酸菌の種類で、その乳酸菌は判っていないものも含め数十億種類もあり、
・免疫機能を高め整腸作用が期待できるヨーグルト
・肌の弾力が生まれ、きめ細かくなることが期待できるヨーグルト(「ヨーグルト」「美容」で検索した結果)
・花粉症の緩和が期待できるヨーグルト(森永乳業ラクトフェリンとビフィズス菌BB536等)
・プリン体と戦い痛風を予防するヨーグルト(「ヨーグルト」「ピロリ菌」で検索した結果)
・ノロウィルスを抑制するヨーグルト(「ヨーグルト」「ノロウィルス」で検索した結果)
(※スペースの関係でリンクは全部楽天ですが、amazonにも勿論あります。
特定できるモノについては一応製品名を書いておきました)
など様々だそうですが、
ヨーグルトを摂取しているのになかなか効果が現れない時には
辨野義己先生によれば(駆け込みドクターにもビデオ出演されてた)

yoghurt_300g_2weeks.jpg

・(1種類の)ヨーグルトを2週間毎日300g以上食べて試してみて
 ちゃんとお通じが良くなったか確かめる
・自分が美味しいと思えるものを2週間試す

というのが良いそうですが、
一方で、ナレーションでは「脂肪分が多いので100〜300gがオススメだ
なんて矛盾したことを言ってる訳ですし、7500種類もスーパーに置いてないですし、
試すっていっても2週間かけて毎日300g以上なんて病的な試し方も・・・って気もしますし
プリン体とかピロリ菌とか特別な効果が必要無く、ヨーグルト選ぶの面倒な方は
有名処の乳酸菌革命↓↓とか
乳酸菌革命

明治ヨーグルトのいいとこ取り的な明治MG28↓↓とか
MG28

サプリでも良いかな?って気はしますね。最近はあんまりにも同じようなネタばかりで
細かく書いてませんが、傾向として「1種類じゃなく多くの種類の乳酸菌摂れ!」
って雰囲気に変わってきた感じですし。

また、辨野先生オススメのヨーグルトドリンクも紹介されてましたので
レシピを書いておきます。

辨野先生オススメのお通じが良くなるヨーグルトドリンクの作り方
benno_banana_yoghurt_drink_1.jpg


・ヨーグルト300g、豆乳100ml、バナナ1本、ハチミツ少々をミキサーに掛けるだけ
 (辨野先生のミキサーは保存容器と一体型なんでしょうか?変わった容器です)
benno_banana_yoghurt_drink_2.jpg


辨野先生によれば
「豆乳にはイソフラボン、バナナは結構オリゴ糖入ってる、ハチミツも
 イソマルトオリゴ糖入ってるから(これを)毎日飲む」
とのこと。

また大竹真一郎先生によれば、
ヨーグルトを食べるタイミングで最も効果的なのは食事中食後とのこと。
yoghurt_timing.jpg

これは、空腹でヨーグルトを食べるとせっかくの善玉菌が胃酸でやられてしまうから
なんだそうで、
あさいちでヨーグルト入りのスムージーとかだと効果が薄まっちゃうようですね。
(それならトマトジュースか野菜ジュースでも飲んでからヨーグルト?(ノ∇≦*) )



腸内フローラ改善法B 善玉菌を増やせるオリゴ糖の摂り方(主治医が見つかる診療所)


辨野先生によれば、
・年を取っても腸内フローラは改善できる
・腸内フローラを改善するのに先ず考えなければいけないのは、
 日常的な生活(食べ物、運動、ストレスをコントロールする)

とのことですが、
一番決定的なのは食べ物」なんだそうです。

intestinal_flora_improvement.jpg

そして腸内フローラを改善する食材の3つポイント

@食物繊維⇒善玉菌の餌となり腸内の善玉菌を増やす
A発酵食品⇒直接有用微生物を取り込むことができ、元々いるビフィズス菌を活性化する
Bオリゴ糖⇒腸内のビフィズス菌に直球効果。大腸に達してビフィズス菌の餌になる


とのことですが、辨野先生によれば
ビフィズス菌は糖が必要なんです。その糖はブドウ糖だったりするんですが、
 殆ど小腸で吸収されてしまって大腸に達しないんです。

 オリゴ糖というのは小腸では吸収されない、そして大腸に達することができて
 腸内のビフィズス菌に直球効果がある。

 ビフィズス菌を増やしたければオリゴ糖を利用するのが一番良いかも知れませんね

「腸内フローラ境を改善しますと1つはなんといっても免疫力アップ、2つめは病気予防
 3つめは肥満防止、4つめは何と言っても美肌効果が期待できます」
とのことですが、食物繊維と発酵食品は今迄さんざん特集番組ありましたが
オリゴ糖の特集はあまりありませんでしたから、オリゴ糖を含む食材
オリゴ糖を含む食材のオリゴ糖を更に増やす方法は結構良い特集じゃなかったか
と思います。

尚、オリゴ糖について説明して下さったのはビデオ出演のみでしたが
実践女子大学学長で農学博士でオリゴ糖の研究では20年以上という田島眞先生(71)、
宇宙食の選定にまで携わってるんだそうです(若田光一さんとのツーショットもある)。


(教科書向きな高度な本が多いですが一般向け面白そうなのも少しありますね)


■オリゴ糖の特徴・効果■
(辨野先生と被ってる部分もありますが)
oligosaccharide_bifidus.jpg

田島眞先生とナレーションの説明をまとめると

・腸内フローラの善玉菌のビフィズス菌、これの餌となって増やす効果がある

・乳児の腸内フローラは9割以上が善玉菌のビフィズス菌だが、この理由は
 母乳に含まれるオリゴ糖がビフィズス菌の餌になるから

・しかし腸内のビフィズス菌は年を重ねると減ってしまうが、オリゴ糖を摂取すると
 胃や小腸で吸収されず大腸まで届いて内からビフィズス菌を増やす

・オリゴ糖にはほかにも嬉しい特徴があり
 血糖値が上がりにくい、カロリーは砂糖の約半分


とのことで、この後食材も紹介されますが、カロリーが砂糖の半分っていうのは
ポイント高いですね。ゲストの柴田理恵さんとかはしゃぎ気味でした(≧▽≦)。

(但し、摂り過ぎはお腹が緩くなるそうですので要注意!)


■オリゴ糖の種類■
oligosaccharide_type.jpg

・オリゴ糖にはいくつか種類があり(フルクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、
 イソマルトオリゴ糖)、基本的には野菜の他多くの種類の食材に含まれるが
 それぞれの食品に含まれるオリゴ糖は量は少ない為、1日の目安と言われる
 2〜10gはなかなか摂れていない


とのこと。


■効率よくオリゴ糖を摂るには?(食材)
oligosaccharide_gobou_tamanegi_ninniku_banana_nattou.jpg

田島先生が「オリゴ糖を多く含む食材を御紹介しましょう」とのことで
スーパーに買い物に行っちゃうって企画でしたので誰にでも手に入る食材ばかりです。
因みに、オリゴ糖は肉や魚には殆ど含まれていないそうで、野菜、特に根菜類や大豆に
オリゴ糖が多く含まれてる
そうです。

ゴボウ ⇒100gあたり3.6gのオリゴ糖が含まれる。食物繊維も豊富。
タマネギ⇒100gあたり2.8g。フルクトオリゴ糖が含まれる特異的食材。
ニンニク⇒100gあたり1.0g
納豆⇒100gあたり2.0g
バナナ ⇒100gあたり0.3g


この他、ハチミツやエシャロットにもオリゴ糖が多く含まれ
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ハチミツ⇒100あたり1.5g
エシャロット⇒100gあたり2.8g

とのことで、↑↑と違う材料もありますが↓↓が田島先生の夕食。
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(きんぴらゴボウ、納豆、豆腐の味噌汁、タマネギとアスパラの炒め物)

尚、田島先生によれば、味噌汁にも大豆が原料ですからオリゴ糖が含まれており、
大豆のオリゴ糖は他のオリゴ糖に比べて少ない量でビフィズス菌を増殖する力が
強い(大腸に届きやすい)
、とのことです。
oligosaccharide_soybean.jpg



■オリゴ糖を更に増やす方法⇒バナナを焼く、米、芋類、ゴボウは調理前にお湯で温める

【焼きバナナにきな粉を掛ける】
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なんと田島先生はバナナをフライパンで焼いちゃうんだそうです。
弱火で約5分じっくり焼く(40〜50℃に温める)とバナナのでんぷんが分解され
オリゴ糖が増える
んだそうです。
oligosaccharide_banana_kinako.jpg

更に田島先生、焼いたバナナにきな粉を掛けるんだそうですが、
きな粉は大豆から作るのでオリゴ糖が豊富、しかも100gあたり7.0gもオリゴ糖が含まれる
んだそうで、色々な料理にチョイ足しできるように手の届く所に常備してるんだそうで。


【米を炊く前にお米をお湯に浸けておく】
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お米を炊く前にお湯に(40〜50℃)に約1時間浸けておくと、米の酵素がでんぷんを分解し
オリゴ糖がになる
んだそうです。


【ゴボウや芋類、タマネギも温めるとオリゴ糖が増える】
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ゴボウは40〜50℃のお湯に約5分浸けておくとオリゴ糖が増えるんだそうです。
他にも芋類などでんぷんの多い食材も温めておくとでんぷんが分解されてオリゴ糖が増える
とのこと(但し、芋類については何度のお湯でどの位の時間浸けるか説明ナシ)。

更に、タマネギは生で食べるのも(健康に)良いが、温めるとオリゴ糖の分子が
細かくなってビフィズス菌の餌になりやすい
とのこと。


ということで、最近の主治医が見つかる診療所のパターンで、
滅多に手に入らない食材とか、入れたとしても続かないよね〜、って感じの食材の
紹介がありましたが、一般的な食材でも充分オリゴ糖摂取は可能ですし、
オリゴ糖自体単体で売ってますし、サプリなんかもありますし、
ま〜た長くなりすぎたのでスミマセンが省略です。

最後、いつもの南雲先生の蘊蓄もありましたし、主治医の先生達のオリゴ糖
についてのコメントで締めようかと思います。

★姫野友美先生のコメント★

「(オリゴ糖は)基本的には野菜全般的に含まれています。よく『この野菜甘いわ』とか
『このネギ甘いわ』とか、タマネギも炒めたら甘くなりますよね。(この)甘味って
いうのが実はオリゴ糖なんですよね。ですので色んな所に含まれているんですが
それぞれの量が少ないので色んなモノを意識してバランス良く摂っていくと
全体的にオリゴ糖が増えていくんですね」


★中山久徳先生のコメント★

「オリゴ糖がよいのは、ビフィズス菌を増やす効果のみならず実は骨に良いんですね。
カルシウムの腸からの吸収をオリゴ糖は助けてくれるんです。ヨーグルトはカルシウム
豊富ですよね。ヨーグルトを食べる時仄かな甘味としてオリゴ糖がベストマッチ


★南雲吉則先生の蘊蓄★

「あのー、どんな食品食べればオリゴ糖が摂れるかって覚えるの大変じゃないですか。
でー、植物っていうのは葉っぱで光合成っていうのを行ってブドウ糖を作るんですよ。
で、それを根っことか果実、又は種の部分に運んで分解されにくい形で貯蔵するんですよ。
これがオリゴ糖。ね、だったら葉物の野菜は食べてもダメなの。
食べるんだったら根っこの部分のタマネギとか長ネギとかゴボウとかニンジンとか
そういうものを食べるか、又は果物を食べるか、又は種の部分って言ったら
トウモロコシとか又は米とか又は大豆とかそういう種の部分食べればいいのよ」
とのことで、ゲストのハイヒール・リンゴさんから「賢い説明やわ〜」と褒められ
南雲先生久しぶりにご満悦でした(´▽`*)。






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posted by prin at 11:54 | 健康総合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする