しつこい肩こりの原因は脳の誤作動の可能性がある!?
大幅に遅くなっちゃいましたがm(_ _)m
引き続き7/28のテレビ朝日系(朝日放送系)
たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学
〜【肩こり&ひざ痛】の新事実!名医が教える最新解消法SP
の
脳の誤作動による肩こり
部分の話題です。
ひざ痛部分の話題については
ひざ軟骨のプロテオグリカンを増やせばひざが若返りひざ痛が軽減する!|プロテオグリカンを減らす3大条件は体重増加・40歳以上・女性!!|プロテオグリカンが増加する1日10分x3回の小分けウォーキング!!|たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学〜【肩こり&ひざ痛】の新事実!名医が教える最新解消法SP(7/28)
を御覧下さい。
ナレーションの説明によれば
「肩こりの主な原因は長時間のデスクワーク、運動不足、目の酷使等と言われて
きましたが、近年厚生労働省研究班の調査によって(厚生労働省科学研究班
「ジストニアの病態と疫学に関する研究」)それらとは異なるある意外な原因が
判ってきたのです」とのことで、
この調査にも携わっていたと思われる
神奈川県川崎市の川崎市立多摩病院神経内科部長堀内正浩先生によれば
(番組での紹介では「厚生労働省研究班の一人として肩などの筋肉の異常を研究するなど
肩こり治療の最前線で活躍、神経内科の立場から多くの肩こり患者を救ってきた名医」
とのことでしたが)
「しつこい肩こりの原因は脳の誤作動の可能性がある」とのこと。
ジストニアっていうのはWikipediaによれば「中枢神経系の障害による運動障害の総称」
とのことですが治すのが難しい病気のようで、堀内先生の書籍はジストニア関係のみ
ですが、普段は肩こりの患者さんが圧倒的に多いんでしょうし、今回のハンガー反射治療
はかなり効果があるんでしょうし、今迄のストレッチ系とは違う肩こり解消法
ですので、やってみる価値あるんじゃないでしょうか。
番組では長年しつこい肩こりに悩まされている40〜60代12名に集まって貰い
堀内先生に検査して貰ったところ、なんと12名中10名が脳の誤作動による肩こり
の疑いがあると診断されちゃって、これで肩こりが解消又は軽減する人って
多いのかも。
検査は↓↓のような縦横の線の入ったボードの前に真っ直ぐ立つってだけですが、
この後治療法の実践にも参加する山崎瑞穂さん(42)って方の例だと
御自分では真っ直ぐ立っているつもりなんですが、
上半身の真ん中にある胸骨から水平・垂直のラインを引いてみると
頭がやや右に傾き、左肩もやや下がっていることが判るのが↑↑の画像。
ナレーションによれば、脳が誤作動を起こしそれが原因で肩こりになる人は
何らかの身体の傾きがあるというのが特徴なんだそうですが、
本人は全然気づいていないんですが、試しに傾きを(先生が見て)直し
正しい姿勢で立って貰うと
「これを普通にしろと言われてもたぶんできない」
「無理矢理留まっている感じがします」
「すごい違和感があります」
なんて感想になってしまいますが、実はこれこそ脳の誤作動が起こっている証拠
なんだそうです。
脳の誤作動による肩こりのカギを握るのは神経伝達物質ドーパミン!
ナレーションの説明をまとめると、
・脳の誤作動による肩こりのカギを握るのは神経伝達物質ドーパミン
・ドーパミンには様々な役割があるが、最も重要なのが筋肉を動かす指令を出す
という働きで、例えば腕を挙げるなど私達が筋肉を動かす場合先ず脳から
ドーパミンが分泌すると、それが引き金となって信号が送られ筋肉が収縮し、
その結果腕を挙げることができる
・ところが日常の悪い癖などが原因で脳の誤作動が起こると、必要がないのに
常にドーパミンが分泌され、筋肉の収縮を命じる信号が肩や首の筋肉に送られっぱなし
となり収縮緊張状態が続くことになり、その結果からだが傾き慢性的な肩こりになる
と考えられている
山崎瑞穂さん(42)の肩こりの原因になっている悪いクセ
上記の山崎さんのお宅のありとあらゆる場所にカメラを設置して
1日の生活をくまなく撮影して脳の誤作動の原因となる悪いクセを
堀内先生にチェックし貰ったところ、次の2つが「悪いクセ」とのことでしたが、
2つ目の片方の片や手に荷物っていうのは他番組でも良く指摘されてるてんですが、
1つめの何時も右を向いて会話っていうのは「え〜っ、こんなことで?」
って印象ですね〜。
@夜、夫婦で会話しているとき何時も右を向いて話し続ける
娘さんが寝た後夜の10時に御主人が帰宅後食事をしたりなんかしながらの会話
している場面ですが、御主人の方(右)を向き続けたまま話を続け、この夜だけで
2時間右向きで会話していたんだそうです。
なんでも御主人が絶対右側がよいっていう方なんだそうで、
結婚以来7年間ほぼ毎日これと全く同じ向きで会話、写真なんかでも
御主人が常に右側なんだそうです。
因みに、御主人は左ばかり向くので頭が左側に傾いててやはり肩こり
なんだそうです(≧∇≦)。
何故たったこれだけのことで誤作動が起きるのかについてナレーションの説明をまとめると、
・実はこの右向きの姿勢は右肩の筋肉を収縮している状態、つまりドーパミンが
指令を出している状態
・これが短時間ならなんの問題はないが山崎さんのように毎晩長時間にわたって
右向きの姿勢をとり続けているとこの姿勢が正しい姿勢だと脳が勘違いしてしまう
・そのため正面を向いているときでも姿勢を右向きにしようと脳が誤作動を起こし
ドーパミンを分泌し、その指令によって右肩の筋肉が収縮視からだが右に傾く
・そしてこの右向きの姿勢を維持する為にドーパミンの働きが更に強まり、
結果肩や首の周りの筋肉が常に緊張、激しい肩こりに襲われてしまった
とのこと。
A買い物の時バッグを右肩に掛ける、買い物袋も右手で持つ
これは誰でもありがちなことですが、子供を連れて歩くと余計…って感じですね。
片方の方や手だけで荷物を持ち続けると脳の誤作動を起こす原因のナレーションの説明では
・右肩でバッグを持ち続けたり右手で荷物を持ち続けると常に右肩の筋肉が緊張し
体が傾く
・やがて脳はこの状態が正常と勘違いし、この無理な姿勢を維持維持する為に
ドーパミンの働きが更に強まり、そのため右肩の筋肉だけでなく左肩の筋肉までもが
常に緊張状態になり、結果しつこい肩こりを招いたと考えられる
とのことで、
右肩の筋肉だけでなく左肩の筋肉も緊張状態になっているという
事実を裏付ける医学的な検査として両肩に筋電計を取り付け、窓ふきをしている時の
両肩の筋肉の緊張度合いを計測する、というのを行っていましたが、
正常な人の場合は↓↓のように使っていない左肩は当然リラックスした状態なのに対し
山崎さんの場合は↓↓のように右肩の筋肉だけではなく
リラックスしているはずの左肩の筋肉まで激しく緊張していて、
これはドーパミンの働きが強くなったことで右肩だけでなく両肩の筋肉が収縮して
しまったことを示しているんだそうです。
脳の誤作動によるしつこい肩こりを簡単に解消する2つの方法1:ハンガーを頭にかぶる!
右に傾くのが楽、左に向きにくい、左肩ばかり凝る場合は左のこめかみ刺激
このやり方はハンガー反射というれっきとした治療法なんだそうで、堀内正浩先生によれば
・人間の首は胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)で支えられている
・こめかみを刺激すると、刺激した側の胸鎖乳突筋がゆるみ、
こめかみを刺激した方の側に首が(自然に)回旋するのをハンガー反射という
(因みにちょっとやってみたら、ハンガーを使わなくてもこめかみを指で押せば
首が押した側に勝手に動きますけど、それだと指で押してる所為で肩こりそうなので
るのでハンガー使った方が良さそうです(ノ∇≦*) 。)
・例えば右に傾いている人は左のこめかみを刺激して肩の筋肉を伸ばすということを
することによって、しつこい肩こりが改善する可能性がある
ということで、詳しいやり方です。
ハンガー反射を利用した肩こり治療法のやり方(右に傾いている場合)
@ワイヤー製のハンガーを用意し、ハンガーの下側の平らな部分を少し内側に凹ませる
A凹んだ部分がこめかみ(眉毛と髪の生え際の間の凹んだ部分)に当たるようにハンガー
をかぶる。
こめかみに凹みを当てるコツは↓↓のように少し斜めにかぶるようにする。
B上手くかぶれたら目を閉じてリラックス。すると首が自然に左に傾き、
同時に筋肉の緊張も治まってくる
C1回につき10分程、朝と夜に1回ずつ行うと効果的。
この治療を繰り返すと脳の誤作動が治まり、普段の首の位置も真っ直ぐに戻り
やがて肩こり全体が治まる
とのことです。
因みに↑↑の山崎さんの場合「右を向く」「右肩や右手に荷物」ってクセの所為で
両肩が凝っている状態でしたが、
ゲストの遼河はるひ(39)さんも同じく頭が右に傾いていましたが、
「右は健康で、肩こりも偏頭痛も首の痛みも左」って状況だそうです。
御本人によれば
「宝塚に入って2年目にウエストサイドストーリーというのをやって、プロのダンサー
でも一番ハードってヤツをがむしゃらに踊り続けて全てがおかしくなった」
とのことですが、「顔を左に向けづらく右に頭を傾けるのが一番楽な姿勢」
なんだそうです。
山崎さんと遼河さんで多少症状が違う気がしますが、どっちのこめかみに当てるかは
どっちの肩が凝ってるかじゃなく、どっちに頭が傾いているかで決まるようですね。
脳の誤作動によるしつこい肩こりを簡単に解消する2つの方法2:15分の昼寝
堀内正浩先生によれば(説明はナレーションでしたが)
昼間僅か15分間眠るだけで脳が休まり、ドーパミンの以上分泌が減少、
僧帽筋の筋肉が和らぐんだそうです。
この辺はお勤めとかあったり、忙しかったりすれば当然無理ですし、
昼間時間のある方でも昼間眠れるかどうかはちょっと???ですが、
まぁ「より効果的」ってことですから、できればやると良いかなぁ、ってことで。
2つの方法を実践した山崎さんの結果!
実は山崎さんご夫妻はプロのミュージシャンなんだそうで
(瑞穂さんはキーボード・ピアノ、御主人はクラシックギター)
年間70回のステージを行っているそうなんですが、ご夫妻とも肩こりが酷いんですが
特に酷いのが瑞穂さんの方で、指されたような痛みがある為、
2015年4月から月2回にステージ数を減らし、その分御主人が週6日ステージをこなして
家計を支えていたんだそうですが、堀内先生のやり方を2週間実践後(御主人も一緒に実践)ステージに立ったところ、
「今日は全然(肩が)軽いままで演奏もだいぶ楽に弾けるようになりました」
「痛みがないって本当に一人(肩から)降ろしたみたい。人生変わりました」
とのこと。
また、御主人の方も
「僕もまだ2〜3ステージいけるんじゃないかぐらいの力が残ってますね」
とのことで、好結果だったようです。
実際に瑞穂さんに身体の傾き検査と窓ふき筋電図検査を再び行ったところ、
違いは一目瞭然で、左に傾いていた肩はも右に傾いていた頭も真っ直ぐで、
窓ふきでの筋電計での検査も、以前は使っていない左肩にも異常な緊張があったのに
今回の検査では左肩がリラックスして脳の誤作動が治まってきたようだ、
とのことでした。
朝晩10分間リラックスというかボーッとしてるのが退屈な気もしますが、
途中から音楽を聴きながら、なんて感じでやってましたので、
この辺は工夫次第でしょうか。
やり方自体は凄く簡単ですので、やはり「続ける」が大切かなぁって感じでした。
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