一応の結論は横向きに寝るとイビキをあんまりかかないから疲れがとれる、
ってことだけど・・・じゃ、かかない人は?とか突っ込みどころがぁ〜(´ο`)
7/24のTBS系
この差って何ですか?
の
朝起きて疲れがとれてる人ととれてない人の差は寝るときの体勢
部分の話題です。
まぁこの番組、短いコーナーばかりですから説明不足やむを得ないとは思いますけど、
冒頭の街角インタビューは女性ばっかりに質問して、結論は(他にも話題はありましたが)
大イビキかく6人の男性で検証実験して「横向いて寝るとイビキをあまりかかないから
疲れがとれる」ってことが実証できました、っていうんじゃちょっとチグハグな気が
します。
女性だってイビキかく人はかきますけど、男性とは比較にならないと思うので・・・。
教えて下さったのはテレビ等でもたまにお見掛けする大阪市立大学疲労医学講座
特任教授で東京披露・睡眠クリニック院長の梶本修身先生ですので、
「私はイビキかかないけど寝ても疲れがとれない」って方は梶本先生の書籍、
或いは類似の書籍読んでみるとか、女性ならば月経とか冷え等に着目して
疲労をとるサプリなんていうのもありますので、
そういったものを参考にして下さい。
今回の主な内容は、
・仰向けと横向きでどのくらいイビキをかく時間が変わって
どのくらい疲れがとれるとれないに影響するのか?
・枕は横に向いた時に高さが合うのを選ぶ
・ウエストポーチを利用した横向き矯正法
・目覚まし時計で起きるのは良くない
なんてあたりでしょうか。
以下番組内容順に。
朝起きて疲れがとれてる人ととれない人の差は寝るときの体勢!
梶本修身先生によれば
「眠ってもなかなか疲れがとれない、ということの原因なんですが、寝るときの体勢
なんですね」
「最も疲れが回復しやすい寝方というのは横向きなんですね」
とのことです。
勿論、「1番疲れがとれにくい寝方は仰向け」だそうです。
この理由について梶本先生とナレーションの説明をまとめると、
・食生活やストレス等でどうしても疲れがたまる方もいらっしゃるけれど、
実は眠っても疲れがたまる、疲れがとれない1番の原因はイビキ
・イビキは主に仰向けに寝ている時に重力によって緩んでしまった筋肉や脂肪が
気道を狭くすることによってかくが、人は眠っている間に呼吸を4000回くらい
するので、(イビキをかく人は)細いストローで4000個の風船を膨らませてるのと同じで
眠っても運動しているのと同じような状態になり、自律神経も疲れるので、
イビキを解消することが質の良い睡眠の1番良い方法
とのことです。
枕を作るときは横を向いた時にしっくりくる枕が大事!!
司会の加藤浩次さんの発言が切っ掛けで梶本先生が教えてくださった
枕選び(枕作り)のコツです。
「1番疲れがとれにくい寝方は仰向け」って結論が出た時に、
加藤浩次さん
「ちょっと待って下さいよ、先生。僕、枕選びに行った時仰向けで作っちゃいましたよ」
と不満そうに言ってましたが(´ー`)、梶本先生によれば、
「そうなんですよ、実際枕作られる時に大抵皆さん仰向けで作られるんですよ。
でも実際には横を向いた時にしっくりくる枕が大事なんですね」
とのことでした。
最近はお店に行くと2万幾らとか或いはそれも超えるようなビックリ値段の枕が
並んでますが、睡眠で悩んでる方(≑イビキで悩んでる方)がよっぽど多いってこと
なのかもしれません。↓↓も安くはないですが、最初から横向き専用謳ってますので
特許取得の横向き専用まくら「YOKONE」

選び方に迷ってる、イビキが深刻なんて方は良い選択しかもしれません。
因みに、土田晃之さんは
「僕もねぇ、枕作ったんですけど、やっぱそうなんですよね。
仰向けで、ってなるんですけど、俺は横を向いて寝るからたかくしてくれっ、
って言って横向きで作りました。全然いいです。」
と大いばりで言ってましたので(´▽`)、信憑性ありそうですね。
仰向けで寝た時と横向きで寝た時ではどのくらい疲労度に差があるのか?
冒頭でちょっと書きましたイビキが酷い20〜40代男性6人での実証です。
実験は2日間で、最初の日は仰向け固定で、2日目は横向き固定で6時間寝てもらいます。
それぞれの日の寝る前に疲労ストレス測定システムという指先から自律神経のバランスで
疲労度を測定する機械で疲労度測定しします。
基準値2.0を超えると疲労度が高い状態なんだそうです。
1日目=仰向け
因みに、仰向け固定で寝させるためにウエストポーチにテニスボールを何個か入れたものを
2個使います(こんなの付けてよく眠れるなぁ〜と思いますが案外平気そう)。
これを腰の両サイドに固定します。
ということで、仰向けで寝る前と後でどのくらい疲労度の差がつくのか?の結果ですが、
最初から基準値2.0を超えてる方が多く(寝る前だから当たり前ですが)、いずれも寝る前より
疲労度が上がって、一体何のために寝てるの?って感じですね(゜д゜)。
被験者の感想も「あんま疲れがとれてないです」なんて感じでしたが、
イビキをかいた時間の合計っていうのも測定されてて
↑↑の左下の寝る前1.4⇒起きた時6.1って異常に疲労度が上がった方は
体重130kgって方で(成田さんって方ですが)、睡眠6時間中3時間9分イビキをかいてた、
ってことで、これじゃね〜、って感じでした。
2日目=横向き固定
横向き固定で一晩寝させるためには先ほどのウエストポーチを腰の前後に固定します。
さ〜て結果は?ってところですが、当然ですが横向きだと全員疲労度低下という結果
になりました。
それもそのハズで、イビキをかいていた時間が大幅に減ってます。
中には0って方も(´∀`)。
あの130kgで仰向けだと3時間9分イビキをかいていた成田さんですら横向きだと42分しか
イビキかいてないですから、横向き固定で寝る効果はかなりですね。
ということで、ナレーション大いばりで
「横向きの方が疲れがとれると証明されました」
と言ってましたが、イビキをかかない人は別の原因考えた方が良さそうですから
あまり単純にせず
「横向きだとイビキをあまりかかないので疲れがとれる」
とかにした方が良さそうな気が・・・(*´∀`)。
尚、梶本先生によれば
「イビキが軽い方はウエストポーチを背中だけでも結構なんで置いてもらうと
質の良い睡眠が得られます」
とのことで、
イビキで疲れがとれない人の対策は
横向きで寝るのに合ったサイズの枕+ウエストポーチ
っていうのが一応の結論のようですね。
横向きに寝る時は右を下にして寝るのが良い!
梶本先生によれば、
「(横向きで寝る時は)右を下にして寝るのが良い」
とのこと。
この理由は(思いっきり口語というか文章にしにくいので要約というか意訳ですが)、
・胃の出口の位置の関係で右を下にして寝ると食べたものがスムーズに流れていく
ので、便通も良くなるし、消化も良くなる、かつそれによって睡眠の質も良くなる
とのことでした。
目覚まし時計を使うと
土田晃之さん、枕で威張ってましたが、
「右向いて寝て、イビキもかいてないのに目覚めが悪い時がある気がする」
とのことだったんですが、
梶本先生に
「もしかして目覚まし時計使ってますか?」
と聞かれ、
「ああ、使ってますね・・」
ってことで、これが原因だそうです。
梶本先生によれば
「目覚まし時計は音で起きるわけですねぇ。
この大きな音量で起きるというのは、言ってみれば驚かされて起きてるわけですよ。
こういう起き方をすると血圧も上がるし、心拍も上がるし、何より緊急事態が発生した
ということで慌てるわけです。
実際こういう起き方をすると熟睡感が大きく違うということも判ってまして、
朝、本当は音で起きるのは良くない」
とのことです。
じゃあどうするのか?ってお話ですが、梶本先生によれば
「1番良いのはサバンナの動物のように日の出と日の入り合わせるのが1番良い、
所謂光で起きる、睡眠が深いところから徐々にまぶたの上で光を感じるので、
少しずつ(眠りが)浅くなってくるわけですね。
で、ゆっくりと覚醒に向かうんで血圧が上がることも心拍が上がることもなく
ゆっくりと目覚めることができる」
とのこと。
また、ナレーションによれば
・カーテンを開けて寝るのが難しい方はこのように(↓↓)
徐々に明るくなり目を覚ましてくれる光の目覚まし時計もあるんです
とのことでしたが、ここについては以前も記事書いたような気がしますね・・。
ただ、日常これだけに頼るのはちょっと怖いかな・・・(´・ω・`;)。
手に入れるとしても、ホントに上手くいくかどうか実験とか、
慣れとか必要じゃないかな?と。
しばらくは目覚まし時計と兼用だったりして結局意味なくなったり
するような気もしますが、今回の番組の中では、いびき対策以外の
唯一の睡眠改善法ですので、心当たりのある方は試してみるのも
良いかな、と思いました。
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