2016年11月16日

肩こりは肩甲骨の歪みに原因がある!|肩こりのタイプ判別法|扉タイプ改善法=ペンギン体操|おじぎタイプ改善法=イルカ体操|ハの字タイプは体操が無い???|予約殺到!スゴ腕の専門外来SP!!F〜「腕が上がった!」「激痛が消えた!」肩こりの名医奇跡の治療法とは!?(11/15)

重複ネタですけど説明が判りやすくなって肩こり改善体操も変更されてた


11/15のTBS系
予約殺到!スゴ腕の専門外来SP!!F

「腕が上がった!」「激痛が消えた!」肩こりの名医奇跡の治療法とは!?
部分の話題です。

教えて下さったのは東京女子医科大学東医療センターの肩関節外来創設者の
神戸克明先生なんですが、
(因みにいつもなら書籍とか紹介するんですが、神戸先生、
書籍はリウマチの専門書しか書いてないので(amazonで検索した結果)スルー)
この肩甲骨の歪みが肩こりの原因だ〜ってネタ、2014年3月2日の駆け込みドクター
で取り上げられたことがありまして、スルーでもいいかな?とも思ったんですが、
駆け込みドクターの時とは体操が変更されてたのと、
説明が判りやすくなってたので、補足的になるべくまとめて取り上げておきます。

神戸先生によれば、
「肩こりは、最近肩甲骨の歪みが原因であるということが判ってきたんですね」
「私の外来に来ている患者さんの90%以上が肩甲骨に歪みがある」

kenkoukotsu_yoyakusattou.jpg

とのことだったんですが、
後で書くタイプ別判別法をわたしがやったら肩はこるのに全部できちゃいまして('ω'*)、
わたしの様に御自分の肩こりと肩甲骨の歪みは関係なさそうだけど肩こり辛い〜
って方は今迄肩こり改善法ストレッチとかエクササイズ色々取り上げましたので参照して頂くか、
最近は貼るだけで針治療みたいな効果が期待できるアキュライフとか




以前予約殺到!スゴ腕の専門外来SP!!で取り上げられてた超スゴ〜い
肩こり治療器のライズトロン
とか


面白いグッズもありますから、そういうのを参考にして下さい。



扉(とびら)タイプの肩こりの
肩甲骨の状態・原因・判別法&改善法(ペンギン体操)


■扉タイプの判別法■

tobira_type_hanbetsuhou.jpg

@手と両肘を合わせる
Aその状態で腕を上に上げた時に肘がアゴの高さまで行けば問題なし、
 アゴの高さまで腕が上がらないと肩甲骨が扉タイプになっていることが原因の
 肩こり

※因みにゲスト9名中6人が上がらないって結果で(島崎和歌子さんとか関根勤さん
とか)、鈴木奈々さんがギリギリアゴまで、相沢まきさんと古田新太さんが合格


■扉タイプの肩甲骨の状態■
tobira_type_kenkoukotsu_katakori.jpg

・今一番多いタイプの肩こりで肩甲骨が↑↑の様に扉のように開いている状態
・肩甲骨が平行だと肩甲骨がスムーズにスライドして腕と肩が上がるが、
 肩甲骨が開いていると(扉タイプ)、肩が横に上がらなくなる



■肩甲骨が扉タイプになる原因■
tobira_type_genin.jpg

・パソコンやスマホの操作で長時間猫背姿勢だとなりやすい


■扉タイプの改善法=ペンギン体操のやり方■
tobira_type_kaizenhou_penguin_taisou.jpg

@握り拳を腰に当てる(手を開いて腰に当てると腕が後ろに行かないから)
Aグーを転がすような感じで肘を後ろにして3秒間キープ
Bこれを朝昼晩10回ずつ行う


神戸先生によれば「これによって開いてた肩甲骨が元に戻ってくる」そうです。




おじぎタイプの肩こりの
肩甲骨の状態・原因・判別法&改善法(イルカ体操)


■おじぎタイプの判別法■

ojigi_type_hanbetsuhou.jpg

@手を横に広げて立つ
A片方の足を90度に上げて10秒間キープ。
 この間グラグラ揺れたり少しでもよろける場合は肩甲骨がおじぎタイプに
 なっているための肩こり



■おじぎタイプの肩甲骨の状態■
ojigi_type.jpg

・左右どちらかの肩甲骨がおじぎするように前に傾いている状態
・このタイプは背骨の歪みに関係があるので片足立ちすると重心がずれて倒れやすくなる
・↑↑の写真右は少しふらついた光浦靖子さんの肩甲骨で、左右で2cmほど高さが違う



■肩甲骨がおじぎタイプになる原因■

・どちらか一方の肩にいつも鞄をかけている
・いつも左側を下にして寝てる(右側でも同じこと)



■おじぎタイプの改善法=イルカ体操のやり方■
ojigi_type_kaizenhou_dolphin_taisou.jpg

@手を合わせ腕をまっすぐ天井の方に上げる
A腰を横に傾け5秒キープ(左右行う)
Bこれを朝昼晩左右5回ずつ行う


※因みに手を伸ばしたところ(それで腰を曲げるところが?)がイルカに似てるから
イルカ体操なんだそうです(なんか神戸先生に無理矢理命名させた感じでしたが(ノ∇≦*))



ハの字タイプの肩こりの
肩甲骨の状態・原因&判別法。体操はなしだけど・・・・


■ハの字タイプの判別法■

hanoji_type_hanbetsuhou.jpg

@両肘を直角に曲げる
A脇を締めたまま腕を外側に開いて
 45度以上開かない場合は
 肩甲骨がハの字タイプになっているための肩こりで、これが最も重症


それで、ハの字タイプについては状態については模型を使った説明が無かったんですが、

神戸先生の指が示すように肩甲骨が文字通り「ハ」の字になっている状態で、
hanoji_type.jpg

簡単に言ってしまえば五十肩のこと。
hanoji_frozen_shoulder_gojuukata.jpg

ナレーションの説明では
・腕を上げる時は通常上腕骨を動かす
・筋肉への過度な負担や加齢などが原因で腕を動かす筋肉が炎症を起こす
・炎症を起こした筋肉が骨と癒着して上腕骨が動かなくなり(フローズンショルダー)、
 この状態で腕を上げると肩甲骨がハの字に開いてしまい、そのハの字型の歪みにより
 周囲の筋肉に痛みが生じる

とのことで、判別法と同じことをやらせても↓↓の女性の患者さんのように
腕が開かず、右肩に激痛が走るんだそうです。
hanoji_frozen_shoulder_gojuukata_shoujou.jpg

で、神戸先生によれば改善体操は無いそうで、特別な治療(内視鏡手術)が必要、
とのことでしたが、以前の駆け込みドクターでは中村格子先生の改善ストレッチ
紹介されてたんですよねぇ〜。
この辺は神戸先生の見解が変わったのか、元々中村格子先生と見解が違ったのか、
症状の度合いによってやって良い場合いけない場合、効果がある場合無い場合
があるってことなのか不明ですね。

写真の患者さんは神戸先生の所に来る前は薬での治療、ヒアルロン酸+薬の治療を
受けたそうですが改善せず、神戸先生の所に転がり込んだわけですが、
内視鏡手術で炎症部分を刮ぎ取り、軟骨に出来た棘状の部分を削り・・・
なんて治療を行ったんですが、手術時間わずか37分、
傷も内視鏡を入れた部分6mmだけで3日間の入院とそれだけで大幅改善とのこと
でしたので、病院に行くなら東京女子医大でしょうか(^0^)。

ということでわたしなりに短くしたつもりですがやっぱり長かったぁ〜(^□^)、
ってことでその点は御容赦ですが、御参考になればと。






posted by prin at 02:45 | 肩こり・首こり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする