目に関するネタってあまり多くない?
引き続き2/21のTBS系
ジョブチューン〜名医が大集結!!医者SP 医療ドラマのウソ・ホントをぶっちゃけ
の
遠くの緑を見ると目が良くなるというのはウソ
コーナーの話題と、
2/22の同じくTBS系
駆け込みドクター!目にまつわる新常識 今日からできる視力回復SP
の話題です。
目に関する情報ってTVでそんなに取り上げられない上にネタが決まってて
すごく重複が多いので、放送日は違いましたがジョブチューンと駆け込みドクター
の情報をまとめて。
また、過去記事と殆ど変わらない情報もあるのでなるべく重複を避けて
書こうと思います。
いつもは書籍も紹介してますが、ジョブチューンに出演の医師が選ぶベストドクター
にも選ばれ、国内を代表する専門医を紹介したドクターズガイドも掲載された
というみなとみらいクリニックの荒井宏幸先生も、駆け込みドクターの田聖花先生も
書籍はなく、かろうじて駆け込みドクターの梶田雅義先生は書籍出てますが
あまり一般向けじゃなく、ドクターズガイドなる物を紹介しておきます@^-^@。
尚、ジョブチューンの冷え性の話題は
冷え性に生のショウガは役立たず!〜蒸して干さないと体温を上げる効果のあるショウガオールができない!!|伊藤剛先生式家庭でも簡単にできる冷え性対策ストレッチ!|ジョブチューン〜名医が大集結!!医者SP(2/21)
同じく認知症の話題は
認知症を発症しているかどうかはたったひとつの質問をするだけで分かる!|2日遅れの日記を付ける認知症予防法|アポE4遺伝子を持っているとアルツハイマー病のリスクが最大10倍!|認知症の予防にはワインと乳製品|アルツハイマーを予防する太ももの前側を鍛えるトレーニング!等々|ジョブチューン〜名医が大集結!!医者SP & 世界一受けたい授業(2/21)
を御覧下さい。
遠くの緑を見ても目は良くならない+目にまつわるウソホント
同じTBSなのにネタ被らせちゃうってチョット・・・と思いますが、
「遠くの緑」ネタが被ってるってことで、ジョブチューンの話題と
世界一受けたい授業の目にまつわるウソホントをまとめて。
緑を見ると目が良くなるってホント?⇒ウソ
荒井宏幸先生のコメント
「遠くを見ること自体悪くないんですけど、遠くを見たからといって目が良くなる
訳ではない。」
「元々目の筋肉自体は近くを見る時ギュッとなって遠くを見る時リラックスしている。
リラックスさせる為に遠くを見るのは良いんですけど、遠くをずっとみてるから
とぴって近視が治って目が良くなるということは無い」
尚、「遠くってどのくらい?」「緑じゃなくても良いんですか?」
との質問に対し、荒井先生、
「遠くの山じゃなくても5m先くらいだったら良い」
「緑じゃなくても良いですね。ビビットな赤とか黄色はダメですけど、
ダーク系の色だったら何でも良い」
だそうで、もう笑うしかない状況ですね(ノ∀`)。
駆け込みドクターでの梶田雅義先生のコメント
「視力は良くなりません。ただ近くを長い時間見ていると遠くが少し霞むように
なるんですね。そういう時に遠くを見るとリセットされて霞が少し良くなるって
ことがありますね」
とのことでした。
視力の善し悪しは遺伝するってホント?⇒一概には言えない
田聖花先生のコメント
「強い近視や遠視の場合は遺伝の影響を受けていることが多いんですけど
裸眼で本が楽に読めるぐらいの近視の方は環境による影響を多く受けている」
梶田雅義先生のコメント
「特に学童期に近くを見る作業が多い為に近視化してくいわゆる学校近視
っていうのがあるんですね」
ナレーション
「視力の善し悪しは遺伝か環境どちらの影響を強く受けるかは一概には言えない。
だが成長期に進行する学校近視は環境による影響が大きい。
学校近視を防ぐには近い物を見続けないこと、長時間の勉強や読書、ゲームの際も
時々遠くを見るなど目を休めることが重要だ」
とのことでした。
視力がいい人ほど老眼が早いってホント?⇒ウソ
友利新先生のコメント
「視力が良い人も悪い人も実は同じように老眼が始まっているんです。
ただ元々近視の人は近くにピントが合っているので老眼ということを気づきにくい。」
尚、コレとは逆にジョブチューンの荒井先生の発言で
目が良い人は緑内障になりやすい
っていうのがありましたが、
これは文字通り目の良い人が緑内障になるって意味ではなく
目が良いと自信過剰な人が緑内障に気づきにくいって意味だと思われます。
Wikipedia:緑内障 ではむしろ発症者の傾向として「近視・遠視」が挙がってます
ので、それ前提で考えた方が良さそうですが、以下荒井先生の説明。
「自分は若い時から目だけは自慢で『視力良いんだ』って言って40歳以上になって
いらっしゃる方は緑内障になる可能性が高いんですね。」
「緑内障ってだんだん視野が狭くなってきて最悪の場合失明しちゃうちょっと
恐い病気なんですけど、ごく初期の緑内障の方の90%は自分は緑内障だと判らない」
とのことで、時々片目で視野を確認する(両目だと見える方の目が補完してしまう)
のが良いそうです。
尚、緑内障に付いては以前の主治医が見つかる診療所の記事が詳しいので、
そちらを参照して下さい。
白い壁や青い空などを見ると黒い虫ような物が見える
飛蚊症(ひぶんしょう)と網膜剥離(もうまくはくり)
飛蚊症は以前にも取り上げたんですが、ジョブチューンの荒井宏幸先生と
駆け込みドクターの梶田雅義先生とで発言内容が異なってたので
取り上げておきます。
(荒井先生が時間が短くて説明不足だったか、質問者の設楽さん脅したってだけ
だとは思いますが(´▽`*)。)
バナナマン設楽さんの
「パッて白い壁とか急に見ると黒いのが見えてスゲェー心配なんですけど」
質問に対し、荒井先生
「それ飛蚊症(ひぶんしょう)ですね。
放ったらかしにしてるのは非常に危険ですね。酷い場合は網膜剥離とか…。」
この後は質問とか叫び声とか入り交じって言葉が途切れ途切れなので意訳ですが、
「飛蚊症は病院で診て貰っても治りませんが、飛蚊症を感じたら先ず眼科医に
かかった方が良い。眼科医が診れば、それが悪いモノか悪いモノじゃないか判る」
とのことでしたが、
駆け込みドクターのナレーションや梶田先生の説明では(まとめ形式ですが)
飛蚊症とは、
・青い空などを見ていると小さな黒い虫や糸くずのようなモノが見える
・飛蚊症は蚊が飛んでいるように見える為飛蚊症と言うが、
この原因は目の老化現象で、光の通り道である硝子体(しょうしたい)が濁り、
この影が網膜に映って黒い点となって現れる
・飛蚊症自体は悪いモノじゃない方が圧倒的に多くそれ程心配する必要はないが、
急に飛蚊症が増えた時には網膜剥離(もうまくはくり)の危険があるので、直ぐ眼科へ
また、網膜剥離とは、
・モノを見る為の神経の膜である網膜が何らかの原因で剥がれることをいい、
・網膜剥離による飛蚊症は、網膜の一部に破れができ、破れた時に網膜の血管が
切れ、血液が網膜に影を映して飛蚊症の原因になる
・気づかずに放っておくと網膜の剥がれ目が中心に向かって広がり、網膜の真ん中の
黄斑(おうはん)まで網膜剥離が進むと視力がガタッと落ち、失明することもある
・網膜剥離は近視が強い人ほど網膜剥離を起こしやすく、20代と50代以上に多い
・症状は、暗い所で稲妻のような光が見える、見ているモノの一部が見えない等
・網膜剥離はボクサーなどのように目に衝撃を受けたのが原因で起こることが
多いが、アトピー性皮膚炎などで目が痒く、擦っても痒みが取れないので目を
叩いてしまって引き起こすこともあるので、目は叩いたりせず冷やす等で対処
とのことで、荒井先生が仰るほど緊急じゃないコトの方が多いけど(´▽`*)、
念のため眼科に行くのが無難、ってところでしょうか?
尚、飛蚊症はそれ程気にする必要はないが、どうしても気になる時は
横や上を見て素早く正面に視線を戻すと散らすことが出来る
とのことです。
疲れ目の時は、仕事中なら冷やす、寝る前なら温める!
眼球を押すのは絶対ダメ!
ここはジョブチューンの内容です。
「ぶっちゃけ疲れ目の時は冷やした方が良いんですか?温めた方が良いんですか?」
との質問に対し、荒井先生
「例えば日中一生懸命仕事をしている最中で、まだ仕事を続けるっていう時は
冷やして下さい
。スポーツ選手のクールダウンと一緒。筋肉ですから」
「1日の仕事が終わってあとは寝るだけという時はほぐした方が良いので
温めて下さい」
因みに温め方は
・蒸しタオルで温めても良い
・お風呂の中で手ぬぐいやタオルを目に載せるのでもよい。
そうすると目の淵に溜まっている脂のカスが取れたりするので目の質も良くなる
とのこと。
また、
「眼球そのものを押すのは絶対止めて下さい
とのこと。その理由は
「目が変形して場合によっては網膜剥離になります。」
とのことですが、目の周りの骨の部分を押すのは構わないそうです。
1年前の目薬を使うのは目にバイ菌を入れているようなもの!
目薬を差す時は目をパチパチさせてはいけない!!
荒井宏幸先生のお話をまとめると
・目薬をしばらく使わず、またしばらく経ってから使うのはダメ
・古い目薬は腐ってるかもしれない
・1年前の目薬とかは目にバイ菌を入れているようなもの
だそうです(ノ∇≦*) 。
また、
目薬を差した後目をパチパチさせるのはダメ
だそうで、これは
「目と鼻とは目頭の間で繋がってるんですね。差したのにパチパチとやると
ドンドン目薬が鼻の方に流れていっちゃう。」
とのことで、目薬を差した後は目頭を20秒くらい軽く押さえるのが良いそうで、
こうすると眼球全体に目薬が浸みてより効果が出るそうです。
目の周りの筋肉を鍛えてドライアイを改善するまばたき体操!
ここからは以降は全部駆け込みドクターの話題ですが、
白内障や加齢黄斑変性等の話題は以前の記事とほぼ重複で、
内容も以前の記事の方が詳しいですので、
白内障、緑内障、加齢黄斑変性は早期発見早期治療が最重要!|40歳を超えたら1度は眼科検診|主治医が見つかる診療所〜大切な眼を失明の危機から守れ!さまざまな眼の病気の早期発見法
や
ドライアイ・疲れ目・眼位異常に改善効果=眼筋ストレッチ|アイメイクもドライアイ・炎症の素|まつ毛エクステでまつげにダニが付く 他|駆け込みドクター!運命を変える健康診断〜気になる目の不調 徹底診断
を御覧下さい(別のドライアイ改善法などもありますし。)
で、この項は眼科医の田聖花先生のドライアイ改善法です。
ナレーションの説明では
ドライアイは
・近年患者が増えており、日本には最大で2200万人いると言われ(日本眼科学会)
オフィスで働く人の3人に1人がドライアイという報告もある
・ドライアイの原因の1つがまばたき不全
・まばたき不全は、きちんとまぶたを閉じることが出来ない現象で、目の周りの
筋肉が衰える中高年や筋肉の発育の良くない若者に増えている
とのこと。
1セット6拍で行う【まばたき体操】のやり方
1拍目2拍目⇒普通にまばたき
3拍目4拍目⇒ギュッとまばたき
5拍目6拍目⇒目を開けっぱなしにする
とコレだけです(≧▽≦)。物足りない方は↑↑の過去記事を参照して下さい。
目によい食材はサケ・ほうれん草・ブルーベリー!
駆け込みドクターの院長春日の医食同源コーナーの話題です。
春日院長の築地食べ歩きみたいな雰囲気だってので細かくレポしても
無意味ってコトで(*≧m≦*)、要点だけですけど、
疲れ目程度しか効かないのかと思ったら目の老化・白内障・加齢黄斑変性の
防止帽子にも良い、なんて食材もありましたので、案外役に立つかも
(説明は全部ナレーション)。
目にいい食材ランキング
サケ
アスタキサンチン
⇒赤い色素。視力回復、目の老化防止、疲れ目解消に効果があり、
アスタキサンチンが目から老化を守る力はほうれん草に含まれる
βカロテンの40倍、
ブルーベリーに含まれるビタミンEの550倍
だそうです。
※アスタキサンチンは女性には美容成分としての方がピンと来ると思いますが、
これほど目によいとは・・・・
ほうれん草
βカロテン⇒目の粘膜を健康に保ちドライアイの症状を軽減する
ルテイン⇒紫外線から目を守り、黄斑変性や白内障予防に効果がある
ブルーベリー
アントシアニン⇒紫色の色素。眼精疲労に効果がある
ビタミンA⇒疲れ目予防に効果的
ビタミンE⇒目の老化を防ぐ
※以前は目に良いと言えばブルーベリーってことになってて、街頭インタビューでも
みんな「ブルーベリー」って答えてたんですが、最近のブルーベリーサプリ
とかって必ずルテインが入ってる理由がわかりました(^m^ )。
アスタキサンチン入りのも1つだけ↓↓出てるので今後はこの傾向に移る?
尚、管理栄養士小山先生オススメの3つの食材を使った料理っていうのも紹介
されていましたが、ピザなので材料買ってきて載せるだけなので詳細省きますが
サケとほうれん草とブルーベリーって色合いが抜群でかなり美味しそうでした。
目やには健康のバロメーター!
目の奥に出来る目やにのような老廃物は加齢黄斑変性のサインであることも
目やにの説明は単なる取っ掛かりでごく簡単なオマケ程度のモノ。
実は加齢黄斑変性のコーナーでした、って箇所ですが、上記のように
加齢黄斑変性は2度かなり詳細に取り上げてますので、
目やにや、加齢黄斑変性に関係ある目やにのようなモノ関する説明だけ。
森田豊先生によれば「目やには健康のバロメーター」なんだそうで、
・目やにが透明でサラサラな場合はアレルギーの可能性アリ
・目やにが透明でネバネバの場合はドライアイなどが疑われる
・目やにが黄色くネバネバの場合はウイルス性の結膜炎
等に感染している恐れがある
とのことで、
こういった場合目に触れたりせず早めに医師の診察を受けた方が良いそうです。
また、田聖花先生によれば
「目やには目の老廃物ですが、目の奥に溜まる目やにのようなモノ
っていうのがあり失明のリスクのある加齢黄斑変性のサインのこともあります」
とのこと。
また、ビデオ出演の領国眼科クリニック岩崎美紀院長によれば
「加齢黄斑変性の原因は目の奥に溜まった老廃物=ドルーゼンが原因です。
京都大学の研究では日本人では1200万人がドルーゼンを持っている」
とのことで、ナレーションの説明では
「ドルーゼンが黄斑付近に溜まるとそれを排除する免疫反応で炎症が起き、
黄斑が膨らんで歯科医に異常を来す」
ということで、1200万人が加齢黄斑変性の予備軍ってことになるようで、
加齢に伴い発症するので、中高年は要注意、
だそうですが、今回の駆け込みドクターは加齢黄斑変性の説明は簡易でしたので、
加齢黄斑変性の詳細については、
主治医が見つかる診療所の記事と以前の駆け込みドクターの記事を御覧下さい。
ということで、また当分目の病気に関する話題は無いと思いますので、
(あっても思いっきりな重複ネタの可能性が高い)
今回記事中心に御参考にして頂ければと。