[認知症(アルツハイマーなど)]の記事一覧

2015年09月09日

超お手軽認知症予防トレーニング=トントン&スリスリ!|認知症の発症リスクを上げる3つの要素は高血圧・糖尿病・歩幅が狭い人!|地中海料理が認知症予防に良い理由は魚のDHA&オリーブ油のオレイン酸!魚のオリーブ油煮込み(アクアパッツァ)レシピ!!|昼間に15分寝ると認知症予防になる!|ガムを噛んでも認知症予防になる!?|林修の今でしょ!講座〜実は怖くない認知症・間違えると怖い睡眠&科学料理第三弾3時間SP(9/8)

アロマ療法除けば最もお手軽っぽい認知症予防法その他ちらほら新ネタ?


9/8のテレビ朝日系
林修の今でしょ!講座
実は怖くない認知症・間違えると怖い睡眠&科学料理第三弾3時間SP

最新研究で判明!4つの認知症予防法とは!?
○秘運動&○秘オリーブ油料理&○秘睡眠&○秘習慣

の話題です。

最近の健康系番組は、過去ネタの焼き直し+何時間SPで膨らますだけ膨らます、
的なのばっかりとか(見逃したのもあるかもしれませんが)、マイナーすぎて解決法
はあったとしてもそれの予防の為に実践する人いないよねぇ〜とか、病院行け!的なのとか、
わたしとしてはモチベーション下がりまくりなんですが(-。- ) 、
今回の林修の今でしょ!講座の認知症予防法のトントン&スリスリとかは
続くかどうかはともかく、計算だの記憶力テストだの予め用意するモノが多くて
面倒臭いのと違い超お手軽ですし(アロマ療法のお手軽さには適いませんが)、
以前の別番組では地中海料理は脳血管性認知症予防に効果があるってことになってたのが
(参考:脳血管性認知症の予防対策は1日30分の散歩と地中海料理!|脳に白質病変があると起こる特徴的認知機能障害〜まだら物忘れ症状・ちょっとした段差で躓く・誤嚥(食事中の咳き込み)|たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学〜認知症予防の新発見!名医が教える3つのサインSP(3/10))
アルツハイマー型認知症にも効果があるってことになってて修正必要とか、
幾つか新ネタっぽいのもありましたので書いておこうと思います。

ただ、重複ネタも多く、以前何度も書いてるネタもありましたので、
・認知症発症のリスクを上げる3要素
・認知症の予防法(トントン&スリスリトレーニング、DHA・オレイン酸の地中海料理他)
・認知症患者や家族で治療が上手く行く家族、上手く行かない家族

にテーマ絞ります。

他のテーマについては
認知症と物忘れの見分け方については散在してますが(カテゴリ:認知症(アルツハイマーなど))、
今回教えて下さった日本認知症学会指導医で東京都調布市榎本内科クリニック院長の
榎本睦郎(むつお)先生がジョブチューンに出演されたときの内容はこちら
(因みに榎本先生は書籍は出されてないようですのでリンクなしです)
あと駆け込みドクターの森田豊先生の見分け方の説明が判りやすかったかなと思います。

脳の海馬が萎縮する原因であるアミロイドβの説明はあさイチでの奥村歩先生のお話
が判りやすかったかなと思いますので御参考に。



認知症の発症リスクを上げる3つの要素⇒高血圧・糖尿病・歩幅が狭い人!
歩幅が狭いのは筋肉が付いていない証拠!?


Alzheimer_dementia_3risk.jpg

林修さんとナレーションの説明では、
認知症に関しての研究は今、世界中で盛んに行われていて数々の新事実が判明してる
んだそうですが、認知症の発症リスクを上げる要素というのもその一つで、
認知症は脳だけの問題ではない、とのこと。

榎本睦郎先生によれば、
・高血圧があると認知症発症リスクが2倍
・糖尿病も認知症の発症リスクを約2倍に上げるだろうということが知られている
・それに歩幅の狭い人の認知症発症リスクはなんと約3.4倍と高血圧・糖尿病より高い

とのこと。

歩幅が広い人が認知症になりにくい理由について、榎本先生とナレーションの説明をまとめると
Alzheimer_dementia_hohaba.jpg

・歩幅を広く取る(大股で歩く)いうことは、それだけ筋力がないとできないこと
・歩幅を広くすることは筋力の刺激に繋がり、脳の血流を促す為、認知症の予防に良い
 とされている

とのこと。

結局は運動しなさい、歩きなさいっていうことなんですが(;´ρ`) 、
ウォーキングするにしてもいきなり大股で歩くのは大変かな?って気もしますので
徐々にが良いのかなと思いますが、ウォーキングが嫌な方はチョットキツメですが
太ももの前側を鍛えるトレーニングなんていうのもありましたね。

尚、高血圧や糖尿病が認知症に関係あるって言う話はチョコチョコでてきますが、
理由まで説明してるのはあまりないですね。今回の林修の今でしょもそうでした。

糖尿病については、食後血糖値を急激に上げる様な食事の摂り方・量・内容が
細胞にダメージを与えるという点で、認知症も予備軍の段階から血糖値が上がりやすく
なるんだそうで、その辺が関係してるようです(駆け込みドクターでの羽生春男先生って
方のお話し
)。



認知症予防法@ トントン&スリスリ


榎本睦郎先生によれば、これから紹介するトントン&スリスリ
近年医学界で注目されている認知症予防トレーニングなんだそうで、
左右の手で違う動きをするのが人間の脳によい刺激になるんだそうで、
例えて言うと神経細胞同士のキャッチボールの訓練になる、というのがポイントだそうです。

小道具も一切不要で座ったままできる超お手軽トレーニングですし、
大して目立つ動きでもないのでテレビ見ながらでも何でも合間にやってみると良いかな?
と思います。

認知症トレーニング=トントン&スリスリのやり方

Alzheimer_dementia_tonton_surisuri.jpg

@右手コブシで膝をトントン叩き、左手は膝をスリスリを同時に行う

A榎本先生が「チェンジ」と言ったら左手でトントン、右手でスリスリに変える

 
※一応、「チェンジ」と言われて急に変えるのが難しいって点もポイントではありますが
無理に人に言って貰う必要は無いでしょう。携帯のアラーム機能なんか利用しても
良いかも知れませんし、時計と睨めっこして何秒ごとに変えるとかでも良いんじゃないかと…。

また、林修さんや学友(ゲスト)の遠藤憲一さんはかなりな苦戦で、
林修さんは「認知症の兆候じゃなくて昔から僕は左手が動かないんです」
と言い張ってましたが(≧m≦)、
榎本先生によれば「上手くできなかった人も大丈夫」だそうで、
「ちょっと苦手だったことを上手にやれるようになるコトが(脳の刺激に)凄く良いこと」
なんだそうですよ。



認知症予防A オリーブ油のオレイン酸
地中海料理は魚のDHAとオリーブ油のオレイン酸が含まれ認知症予防に良い!!
魚のオリーブ油煮込み(アクアパッツァ)レシピ!!!


榎本睦郎先生によれば、
2015年4月にアメリカの研究機関が地中海料理を食べてる人約1000人を5年間調査した結果
地中海料理を食べている人は認知症の発症リスクが54%低下した
、という報告を出した
んだそうです。
acqua_pazza_Alzheimer_dementia.jpg
(↑↑は地中海料理の例に挙げられていた魚のオリーブ油煮込み(アクアパッツァ)というイタリア料理)

地中海料理が認知症予防に良い理由に付いて、榎本先生とナレーションの説明をまとめると、

・地中海料理の成分を調べていくと、魚に含まれるDHAとオリーブ油に
 含まれるオレイン酸が効果的と判り、脳の血流を促し認知症予防に繋がると
 期待されている

oleic_acid_brain.jpg

・特にDHAは脳の神経組織の構成要素なので、脳の機能維持に重要な役割を担っている
 と考えられている
DHA_brain.jpg


※コーナーのメインはオリーブオイルに含まれるオレイン酸がスゴイ、みたいな
感じでしたが、よくよく説明聞いてるDHAの方が効果が具体的なんですが(ノ∇≦)、
元々オリーブオイルは心筋梗塞とか便秘に良いとされてて場合によってはダイエット
にも良いそうですし(参考過去記事)
、当然認知症にも関連するんでしょう。

↓↓にレシピを紹介してますが、毎日なんて訳には当然いかないので、
認知症は勿論、血管系の病気等心配な方は、魚やオリーブオイル摂取しなかった日は
サプリ等で補っておくのが無難かなと思います。

EPAみたいな比較記事を作ったことはないですが、
DHAの含有量がダントツなのは佐藤製薬の美健知箋ですけど、ちょっと高いので、



お財布考えるとみやびの鮫肝あたりが無難かなと思います。
みやび

元祖的存在のサントリーのが1日分DHA200mgですが鮫肝は260mgとちょっと
多くて安いですからね。

オリーブ油は人によりけりですが、わたしは油だけ野菜に掛けるとかパンに塗るとか
あんまり得意じゃないので、そういう方は数少ないオリーブ油サプリもあります。



魚のオリーブ油煮込み(アクアパッツァ)の作り方
fish_olive_oil_nikomi.jpg

番組では白身の魚ってことになってましたが、見た目タラかな?って感じでした。
塩振るので超横着するなら塩ダラでも良いかもしれませんがパサパサになりそうなので
生ダラか・・ムツとかでも美味しいかな…?Wikipedia:アクアパッツァによれば、
鯛とかスズキとか白身ならなんでもOKぽいですし、サバでも良いみたいですし、
お好みでよいかと。
fish_olive_oil_nikomi_recipe.jpg

@フライパンにオリーブオイルと潰したニンニクを入れて熱する

A白身魚に軽く塩を振り、フライパンに入れて焼き目を付ける

B焼き目が付いたら中火にして、砂抜きしたアサリ、トマト、白ワインを入れて蓋をし、
 アサリの蓋が開くまで蒸し焼きにし、お好みでパセリ(イタリアンパセリ?)を載せて
 出来上がり



認知症予防B 認知症対策には15分の昼寝!
但し、60分以上昼寝してしまうと認知症になる可能性が高くなる???


hirune_Alzheimer_dementia.jpg

榎本先生によれば、昼間に15分寝るのが認知症予防になるんだそうです。

この理由
脳の神経細胞を侵してしまうアミロイドβは、睡眠の間に溶けて
 体の外に出て行くんだということが知られている

とのことなんですが、
逆に
60分以上昼寝をしてしまうと認知症のリスクが高くなってしまうという報告もある」
とのことで、これは林修さんの説明によれば
長く昼寝をしてしまうと夜の眠りが浅くなり、本来の脳のお掃除時間が削られて本末転倒
とのことでした。
なんだそうです。

以前は30分の昼寝が良いなんて話が駆け込みドクターで出てきましたが、
この辺は異動がありますね。

それと15分の昼寝って難しいですよね。仕事効率の為にそういう取り組みしてる会社
もあるようですけど、普通お勤めなら電車の中でしょうか・・・。
専業主婦や引退された方だとしても「寝よう、寝よう」なんて無理に寝転がっても
眠れないと思いますし、昼間眠くて寝ちゃうっていうなら目覚ましも掛けずバタンキュ
って気もしますから、勿論15分や30分じゃ済みませんし、昼寝が良いってネタは
どうも非現実的な気がしちゃうんですけど・・・。



認知症予防法C ガムを噛む


Alzheimer_dementia_gum.jpg

コーナー冒頭の林修さんの説明では
「最新研究で判明した医学的に根拠のある予防法」
とのことでしたが、人体実験じゃなくてマウスの実験のようです。

榎本先生によれば
「広島大学の最新研究報告で、マウスの実験で人間の実験ではないんですけども、
 歯がちゃんとあるマウスと歯が全然無いマウスを実験的に作りまして、
 すると歯のないマウスは噛むことができませんよね?
 その噛むことができなくなったマウスにどういう事が起こったかと言いますと、
 アミロイドβ(認知症の原因物質)が脳の中に溜まってしまうということが研究で
 判っている
んですね。」
「逆に言うと、噛むことでアミロイドβをちゃんとお掃除してる、いわば溶かしてあげるような
 働きで外に排出しているんじゃないかと推測されている

とのことです。

また、榎本先生によれば
ガムを噛まなくても食事の時にいつもより1口で10回程多く噛めば効果が期待できる
とのことで、
あまり早く食べ過ぎると内臓脂肪も増えてしまいますし、内臓脂肪が増えると
 脳の働きが落ちるのはよく知られた事実なので、良く噛むことは直接脳にも良い
んですが
 内臓脂肪に関しても良いので一石二鳥」
なんだそうです。



認知症患者を抱える家族で上手く行く家族、上手く行かない家族の違いとは?


認知症(アルツハイマー型認知症は)は完治は難しく、予防や進行を遅らせる
ことはそんなに難しくない為か、既に認知症を発症した人とどう接するか?
って話はNHKのETV以外はあまり取り上げられませんし、実際そう効果的な方法が
有るわけでもがもないすが、
ナレーションの説明では、
最前線で認知症治療に取り組んできた榎本先生は数多くの認知症患者の家族を
見てきて、上手く行く家族とそうでない家族とのある違いを感じるんだそうです。

榎本先生によれば
「色んな患者さん、又はその御家族が私のクリニックにいらっしゃるんですが、
 笑ってる患者さんと家族の方ってやっぱり上手く行きます。
 その逆の方っていうのはなかなか難しいことが多い

とのことです。

榎本先生によれば
認知症の人はにこにこして話をしてくれる人は味方なので信じようと思う
 逆の人は信じてくれません
認知症の人が安心して生活できる雰囲気を作ることで認知症の進行が抑えられる
 ことが多い

真面目な方であばある程笑って接するのが難しい
とのことです。

また、
・アルツハイマー型認知症であれば、脳神経が保たれている部分があり、
 どの部分から機能しにくくなるかも判ってきていて、脳の機能が残っている
 部分を上手に生かして刺激することが重要なポイント

・認知症の人は記憶が欠けていても感情の部分は残っていることが多く、
 キツい言い方をしてしまったりするとその会話の内容は忘れてしまっても
 嫌なことを言われたという感情は残る


とのことで、このことは是非覚えておいて欲しいとのことでした。







posted by prin at 13:21 | 認知症(アルツハイマーなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月17日

ココナッツオイルで美味しく認知症予防!|フリフリグッパー体操で楽しく認知症予防!|足指新聞紙破りで無理なく認知症予防!|主治医が見つかる診療所〜認知症完全予防スペシャル(3/16)

認知症予防にまたまた油(=ココナッツオイル)('ω'*)


3/16のテレビ東京系
主治医が見つかる診療所認知症完全予防スペシャル
の話題です。

ninchishou_shinbunyaburi_furifuri_coconut.jpg

アルツハイマー型認知症のアロマ療法でも有名な鳥取大学医学部教授の浦上克哉先生
出演されててそっちの話も期待してたんですが、浦上先生、主治医が見つかる診療所
に出演する時は何時も番組監修みたいな感じで、認知症のチェック法や一般的な認知症
予防法の解説ばっかりで、今回もアロマ療法の話はナッシングって点は残念でしたが、
食べ物系ではココナッツオイルって新ネタがありましたし、フリフリグッパー体操とか
足指で新聞紙破りとか認知症予防教室通わなくても一応出来そう・継続できそうな
ネタで固まってましたので、取り上げておこうかと思います。

因みに、ココナッツオイルについて解説されてた栃木県岩舟町の江田クリニック院長の
江田証(えだあかし)先生は、ピロリ菌に感染した胃の粘膜に胃がん
発生に関わる遺伝子があることを世界で初めて発表したんだそうで、
以前、胃や胃がんの話題で取り上げたことがありましたが、
健康な胃・キレイな胃を保ちたければ寝る間に食べてはいけない!|ダイエットしても胃は小さくならない|脂肪を摂ると記憶力が悪くなる!|胃がんの原因は99%ピロリ菌!・・・|林修の今でしょ!講座
患者さんが高齢者が多いので、認知症も食事で予防できないかと研究を続け、
今注目しているのがココナッツオイルなんだそうで、書籍も出たばっかりですね。

ただ、ココナッツオイルがアルツハイマー病に効果があるって研究の大元はアメリカの
女医さんみたいですし、認知症の番組等でよく出てくる順天堂大学加齢制御医学講座教授の
白澤卓二先生なんかも1年くらい前にココナツオイルの書籍出してますので、

ココナッツオイルについて詳しく知りたい方はこの辺りで選ぶと良いんじゃないかと。
(ココナツオイルと関係ないですが白澤卓二先生の認知症の過去記事は↓↓。
超簡単!家庭でも出来るアルツハイマー病の前兆セルフチェック法|徘徊対策グッズ??|ターメリック(ウコン)に含まれるクルクミンが認知予備力を高める・・・駆け込みドクター!〜アルツハイマーを解明SP)

因みに、ココナッツにダイエット効果があるって話も聞きますが、ココナッツオイルを
摂取すると痩せるって話じゃなくて、高鎖脂肪酸のサラダ油よりも中鎖脂肪酸
ココナッツオイルの方が効率よく分解されてエネルギーになる、
ってことみたいですね。

また、4/21のTBS系白熱ライブ ビビットココナッツオイル
アンチエイジング効果が紹介されたほか、ダイエット効果がんや糖尿病の予防
なんてことについても追記してみましたので(結構色々効果ありそう)、
ココナッツオイルを入れてご飯を炊くとレジスタントスターチ効果でカロリー60%カット!|コーヒーポリフェノールのクロロゲン酸でがん糖尿病予防、ダイエット&メラニンを抑えてシミのない美肌に!|エクストラバージンココナッツオイルは中鎖脂肪酸とビタミンEが豊富で抗酸化作用が強力!|老化を防ぐ睡眠ホルモン=メラトニン|白熱ライブ ビビット〜医師が実践する!老化防止7つの習慣 簡単アンチエイジング法で若返り 第2弾(4/21)
も御参考に。

って、ちょっと前置きが長過ぎましたが(ノ∇≦*)、番組の順番通り足指で新聞紙破りから。
但し、認知症チェック法とか症状は過去に何度も書きましたし、
タイトルに書いた以外の運動法・予防法等は番組に詳しい解説もなく、
大体は認知症予防教室みたいなところで集団でやるものなので省略しました。



無理なく認知症予防! 足指で新聞紙破り のやり方


足指で新聞紙破り」は鳥取県琴浦町が主催する認知症予防教室の中で
行われてる方法の1つということですので、浦上克哉先生のお膝元で、
たしか浦上先生と町が協力して認知症予防プログラムを実践してたはずですから、
浦上先生かその研究室の方かが考えたのかも知れませんね。

■足指で新聞紙破り■ のやり方

@足指で新聞紙を挟んで、できるだけ真っ直ぐ、細く破る

ninchishou_ashiyubi_shinbunshiyaburi_1.jpg


A一部分は繋げたままの暖簾(のれん)の形にする
 (より効果的に脳を刺激することができる)

ninchishou_ashiyubi_shinbunshiyaburi_2.jpg

B足指で新聞紙破りは週1回新聞1枚10分くらいかけてゆっくり行うとよい
とのことでした。

因みに、スタジオではダイアモンド☆ユカイさん、石田純一さん、それになぜか
東尾理子さんが30秒間で挑戦してましたが、ユカイさんは一応できましたけど、
なんか認知症予防教室の遙かに高齢の方並に汚かったですし、
途中で足がつってました(ノ∀`)。

石田純一さんと東尾理子さんは早くて綺麗にできましたが、
ninchishou_ashiyubi_shinbunshiyaburi_ishida_junichi.jpg

石田純一さんも「ホント難しくて(足が)つりそうでした。」って言ってましたが、
浦上先生から「素晴らしいです」ってお褒めの言葉頂いて
「でも良いですね、コレ。コレ、ホントに一人でもやりますよ」
なんてことで、効果ありそうだってことは実感できたみたいでが、
↑↑のやり方通り、ゆっくりやらないとキツイかもしれません。

尚、足指で新聞紙破りの効果について、
ナレーションの説明では
普段使わない筋肉を使うことで脳が活性化する
浦上先生によれば、
(予防教室では)自宅でもやって頂ける様の物をできるだけ取り入れてるんですね。
 ですので是非お一人でもやる気を持ってやって頂くということが重要ですし、
 出無精になるいうことが一つ良くないことですので、できるだけ外へ出て、
 色んな方とお喋りをしてコミュニケーションのチャンスを作って頂く、
 というのが良いんではないかなと思います。

もう1人のゲスト医師の順天堂大学医学部附属浦安病院准教授の志村秀樹先生は
この認知症予防教室にも関わっているにも拘わらず
「私、実は(足指の新聞紙破りを)知らなかったんですけど('ω'*)、
 非常によい方法だと思いました。
 特に手じゃなくて足っていうのがちょっとポイントかなと思います。
 足先の運動は脳のない側面から上部にかけて刺激しますので、
 アルツハイマー病等にも非常によいのではないかと思いました

とのことでした。



楽しく認知症予防!フリフリグッパー体操のやり方


フリフリグッパー体操」はスポーツ科学分野でトップクラスの筑波大学で
運動が脳に与える影響を研究している征矢英昭(そやひであき)教授(医学博士)が
考案した体操だそうで、
茨城県利根町の利根町公民館で月6回無料で参加できる運動教室などにも取り入れられてる
そうです。

■フリフリグッパー体操■のやり方

@お尻を手で持って高い姿勢を保って爪先立ちになり、
 足を15cmくらい開き、腰に手を当てて、つま先は付けたまま足踏み

 (ここはAの姿勢に持っていく為の準備みたいなものなので軽く)

furifuriguppaa_taisou_1.jpg


A足の先をハの字にして(内股状態)にする
furifuriguppaa_taisou_2.jpg


BAの状態で足踏みすると腰が左右にスイングしやすくなるので、
 恥ずかしさを忘れて大きく振る

 (内ももの内転筋や股関節を広げる中殿筋を活性化できるので、年を取って
 お尻がたれたり、膝が開いちゃったりするのも防げる)
furifuriguppaa_taisou_3.jpg


C腕を横に開きグーにし、胸の前で手を叩く時はパーにする動作を腰も動かしながら
 行う

 (胸襟や肩こりの原因になる僧帽筋や姿勢を正す菱形筋が収縮してくれる)
furifuriguppaa_taisou_4.jpg


C音楽を聴きながら、或いは歌いながら行うと3分くらいで快適性が高まり前向きになる。
 すると、楽しくできればその効果が脳に及んで認知機能を高めるので更に効果的

 (利根町では「リンゴの唄」を皆さんで歌いながらやってましたが)


■フリフリグッパー体操の効果■
について、征矢英昭先生とナレーションの説明をまとめると、

・腰回り、お腹、お尻、背中といった普段殆ど動かない筋肉を動かし活性化すると
 姿勢も良くなり、姿勢を調節する脳の機能“脳幹”を活性化する

・こうした筋肉を鍛えることで自然と正しい姿勢ができるようになり、
 姿勢を正しくすると脳幹が刺激され、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン
 といった神経伝達物質が分泌され脳全体を活性化する

・フリフリグッパーのような軽い運動を10分程度やれば前頭葉の背外側部(はいがいそくぶ)
 が活性化され、認知機能が高まることが判った

・前頭前野(ぜんとうぜんや)の背外側部とは注意力や判断力などの認知機能を司る部分で、
 運動後にに認知機能の検査を行ったところ、体操前に比べて解答スピードが50%アップ
 した

furifuriguppaa_taisou_kensa_50percent.jpg

・高齢者では左背外側部(ひだりはいがいそくぶ)の機能が低下するが、
 運動後にには右脳の一部の活動が高まり、認知機能を補うことも判った

furifuriguppaa_koureisha.jpg

・利根町で1年間フリフリグッパー体操等の運動を行った人は行わなかった人に比べ
 認知機能がアップし、脳の体積も1年前の体積を維持し、脳の萎縮がなかった

furifuriguppaa_taisou_result.jpg


とのことでした。



美味しく認知症予防!ココナッツオイル


確かに雑誌なんかでも見かけますし、ココナッツオイル話題になってると
思いますが、

ナレーションの説明によれば
ココナッツオイル(≒椰子油)とは

coconut_oil_1.jpg

・熱帯植物のココヤシの実から取れる油でフィリピンやインドネシアなどの
 東南アジアやインドなどで多く生産される

 ※ココナツオイルの詳細はWikipedia:ヤシ油等を見て頂くと
 良いかと思いますが、ラクトアイスやホイップクリームにも使われてるそうです。
 魚脂やエゴマ油・アマニ油、クルミなんかの不飽和脂肪酸と違って飽和脂肪酸で、
 Wikipedia:脂肪酸でも飽和脂肪酸の摂りすぎはダメだ、って書いてあるんですが
 なぜか体には悪くないみたいですね(゜д゜)。
 尚、↓↓の中鎖脂肪酸は炭素数の違いで短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、高鎖脂肪酸に
 分類され(サラダ油は高鎖脂肪酸)、
 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の区別は炭素鎖に二重結合、三重結合が無いか有るか
 だそうですが、ま、よく判りません(≧∇≦)。

・ココナッツオイルの脂肪の主成分は中鎖脂肪酸(ちゅうさしぼうさん)で、
 ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は牛・豚などの脂に比べ吸収が早く、
 直ぐにエネルギーになるので体に蓄積されにくい

・中鎖脂肪酸は牛乳にも含まれているが(0.3%)、ココナッツオイルには56.2%含まれる


とのことです。


ココナツオイルに入ってる中鎖脂肪酸がなぜ認知症予防に効果があるのか?
MCT_Ketone_bodies.jpg

江田証先生とナレーションの説明をまとまると

アルツハイマー型認知症では、脳細胞がブドウ糖を上手く利用できなくなっており、
 その為脳細胞が飢餓状態(ガス欠状態)になって死んでいく

・ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸を摂取すると超で吸収され門脈(もんみゃく)
 という血管を通って肝臓に行くと中鎖脂肪酸は肝臓でケトン体に変わり、
 脳の栄養源になる

・脳にブドウ糖の代わりにケトン体を与えると脳のエネルギー不足が解消される。
 アメリカで行われた研究では、軽度認知症の患者にケトン体を増やす食事療法を
 行ったところ、認知症の程度を示すスコアリングが改善した
 
・ケトン体を増やす方法は2つあり、
 @炭水化物を制限する(炭水化物を制限すると脂肪が分解されケトン体が作られる)
 A中鎖脂肪酸を摂取する
 だが、中鎖脂肪酸はケトン体を効率よく作る為アルツハイマー病の予防効果が
 期待されている


とのことでしたが、@の「炭水化物を制限する」って話が出た時は
森口博子さん(だと思いますが)が「え〜、キツイ、やだ〜」
なんて騒いでましたので、糖質制限が嫌な場合はココナツオイルでしょうか?。
(´▽`*)



ココナッツオイルを使った食事法アレコレ


ココナッツオイルはさすがに普通のスーパーじゃ見かけないと思いますが、

江田先生によれば
ココナッツオイルをどの位摂ればよいのか?について

・ココナッツオイルは1日スプーン3杯程(約14g)度摂ると良い

・できればエクストラバージンがおすすめ


但し、注意

・食べると激しい下痢を起こす人もいるので、最初は少ない量から始めるのが良く、
 小さじ1杯くらいから始めて徐々に増やして最終的にはスプーンに3.5杯くらい
 摂れると良い

・肝臓が悪い方、糖尿病が酷い方、肝臓が弱い方は医師に相談してから始める


とのこと。

因みに、江田先生が使ってるココナツオイルは

coconut_oil_2.jpg
左と真ん中の写真は江田先生が使ってるココナッツオイル


たぶんコレ↓↓と同じですね(amazonの方)

ココナツオイルにまでエクストラバージンがあるとは思いませんでしたが(ノ∀`)、
エクストラバージンだとかなり値段が跳ね上がって、
同じく認知症予防に良いと言われるエゴマ油も量対価格でいうと結構な値段ですが、
(参考1日小さじ1杯(2g)のエゴマ油・アマニ油(オメガ3脂肪酸)を摂るだけで認知症予防に効果があるらしい!|主治医が見つかる診療所〜再発見!健康寿命を延ばす日本古来のスゴイ食材〜認知症を予防できるオメガ3を含むエゴマ油)
ココナッツオイルはもう一回り高いですね(ノ∀`)。
まぁ、スプーン3杯程度ですからそこそこ保つでしょうし、健康・認知症予防の為なら
ってことにはなりますが・・。

また、書籍のレビューみてると、下痢になる人はパウダーを使ってる人もいるようで、
中鎖脂肪酸は英語だとMedium Chain TriglycerideでMCTと略されてて
MCTパウダー」で検索すると出てきますので、そういうのでも良いかなと思います。


また、姫野友美先生は患者さんにココナッツオイルを結構勧める
ことがあるそうで、姫野先生によれば、
アルツハイマー型の認知症は、第3の糖尿病脳の糖尿病と言われてるんですね。

 糖尿病の患者さんの場合、アルツハイマー型認知症の発症率が2.1倍
 非常に多いんですね。
 
 で、ココナッツオイルって割に早くケトン体になっていく
 即効性があると言われているので、非常にマッチングした方は飲み始めてから
 すごく良い方もいらっしゃいます
し」

とのこと。


■ココナッツオイルの食べ方の例■

@醤油との相性が良いので煮物(番組の例では肉じゃが)や納豆、豆腐にかけると良く合う
coconut_oil_how_to_eat_1.jpg


A酸化しにくいので炒め物の料理油としても適し、また味噌汁やコーヒーに入れても良い
coconut_oil_how_to_eat_2.jpg


B江田先生はパンに付けている
coconut_oil_temperature_bread.jpg

ココナッツオイルは
約25℃以上⇒液体
18〜25℃⇒ゼリー状
約18℃以下⇒固体

だそうで、江田先生はバター代わりにパン付けちゃうようです。
また、江田先生にココナッツオイルを勧められた患者さんは、
固まってる時は使う分を瓶に移してお湯に浸けて溶かして使っていました。

因みに、パンに付けた時、江田先生
美味しいですよ〜
って言ってたんですが、石田純一さんはスタジオの試食で
美味しいとは勿論言えないですけどまぁまぁです。
 でも何も付けないよりは…まぁバターほど美味しくないけどその間くらいかな

とのことで、かなり温度差はあります(ノ∇≦*) 。
まぁオリーブ油をパンに付けるのと似たような不自然さでしょうか?
或いは、ココナッツオイルはほんのり甘い香りがするだけみたいですので、
人によりますが、オリーブ油よりはよいかもしれませんね。

味噌汁の方は江田先生の患者さんもゲスト出演者の面々も
「美味しい」「イケる」「強くないですね。なんとな〜く」
なんて感想でしたので、特に問題無さそうですが、
もうちょっと本格的にココナッツオイルにピッタリのレシピ用意しても
いいんじゃない?なんて思ってしまいました。


尚、南雲吉則先生は「カレーのクルクミンが認知症予防に効果がある
って話をしていたんですが、
南雲先生ったらま〜た得意料理雑穀米カレーを勧めてましたので興味のある方は
南雲吉則医師流10歳若返る!?「薬膳カレー+雑穀米ガレット」レシピ!!|たけしのニッポンのミカタ!〜老いに抗うニッポン人4〜

南雲式超ヘルシー!カレーライスガレットvs姫野式美肌になる!柿カレーライス|主治医が見つかる診療所〜血液改善・老化ストップ・やせる!カレーライスで健康になるSP
を御覧下さい。

また、志村英樹先生は
ハッキリと科学的に厳密に予防効果が証明された物はなかなか無いんですが、
 今迄上がった物以外で言うなら、赤ワインの中に入ってるポリフェノール
 アルツハイマー病の予防に良いというデータがあります

と仰ってましたが、石田純一さんが嬉しそうにしてたところで
予防効果がある赤ワインの量が1日500mlなんですが、厚労省が推奨してる
 量は250ml以下なので倍以上になってしまい、そっちの問題があります

とのことでしたが(*≧m≦*)、
赤ワインについても以前記事にしたことがありますので興味のある方は
アルツハイマー病の予防法はEPA・DHA摂取、運動習慣、知的活動、昼寝、ワイン!|病院で行われるアルツハイマー病検査法=MMSE検査|駆け込みドクター!運命を変える健康診断〜アルツハイマー病
を御覧下さい。

ということで、認知症の番組多いですから結構「何、コレ?」なのもたまにありますが、
今回は新ネタ豊富で結構良いかも、って感じだったと思いました。







posted by prin at 11:24 | 認知症(アルツハイマーなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月13日

脳血管性認知症の予防対策は1日30分の散歩と地中海料理!|脳に白質病変があると起こる特徴的認知機能障害〜まだら物忘れ症状・ちょっとした段差で躓く・誤嚥(食事中の咳き込み)|たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学〜認知症予防の新発見!名医が教える3つのサインSP(3/10)

珍しい脳血管性認知症の特集番組でしたけど、
予防法改善法は実質動脈硬化・高血圧・脳梗塞対策と同じ…(´・ω・`; )


ちょっと遅くなっちゃいましたが、3/10のテレビ朝日系(朝日放送系)
たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学認知症予防の新発見SP
の話題です。

ナレーションによれば血管性認知症(けっかんせいにんちしょう)とは、

percentage_Dementia.jpg

脳梗塞や脳内出血など血管の老化に伴って起きる認知障害で、主な原因は
加齢や喫煙などの生活習慣の乱れで、超高齢化社会の現在この血管性認知症
急増が問題視されている

が、
細菌の研究によって認知症を起こす1歩手前の血管の状態が徐々に解明され、
前触れとなるサインが判ってきた

とのこと。

因みに、番組では一貫して血管性認知症と言ってましたが、脳血管性認知症
書いてある記述の方が多いみたいで、Wikipedia:認知症の血管性認知症をクリック
すると脳血管性認知症に飛びますし、gooヘルスケアも脳血管性認知症ですし、
脳血管性認知症が正式名っぽいですが、以降は番組に合わせて血管性認知症とします。

また、よくよく聞いてると、脳血管性認知症そのものを扱ってるのではなく、
血管性認知症を引き起こす脳梗塞の前段階では脳に白質病変がができていて、
白質病変があると数ある認知機能障害の特定の機能だけが低下するのが特徴的なので
脳梗塞(ひいては血管性認知症)の1歩手前のサインになる、ってことの様ですので、
(とはいっても実生活に影響が出るので軽視はできないですけど、)
白質病変がある場合の認知機能障害の特徴が判ってしまえば、あとは実質、
脳梗塞又は脳梗塞の最も重要な原因の高血圧、動脈硬化の予防改善法で、
普通に言われてる魚介類(DHA・EPA)やオリーブオイル(オレイン酸)を摂取しましょう
ってだけの話なので、アルツハイマー病対策のアロマ療法みたいなインパクトは無い、
だから認知症全体に対する割合が小さいこともあってあまりテレビでやらないのかな?
って感じではありますね…。



脳の白質病変を放っておくと脳梗塞が増え、血管性認知症を起こしやすい!


独立行政法人国立長寿医療研究センター物忘れセンター長の櫻井孝先生によれば
(因みに国立長寿医療研究センターは愛知県大府市)

leukoaraiosis_MRI.jpg

「血管性認知症や脳梗塞を起こしやすい状態の一つとして脳の白質病変というのが
 判ってきました。
 白質病変を放っておきますと脳梗塞が増えたりですとか認知症に
 なりやすかったりします。」
とのことで、ナレーションの説明によれば
白質病変(はくしつびょうへんとは、
・↑↑のMRI画像の白いポツポツは脳梗塞の痕ではなく、白質病変と呼ばれるもので
 血管性認知症になる一歩手前のサイン

白質病変とは脳にある血管の中でも特に細い血管が硬くなり血流が滞った為に
 起こる異変
のことで、血流が滞ると酸素が不足する為周りの細胞が弱まり
 血管の中の水分が外に滲み出てしまうのがMRI画像の白いポツポツ

・白質病変を持つ人には物忘れなどある特徴的な認知機能障害が出やすい、
 ということが判ってきた

・この異変(白質病変)が起こるとなぜ物忘れなどの症状が出てくる原因は、
 白質病変ができやすいのは脳の深い部分で、そこには神経細胞の間で
 信号を伝える役目を果たす神経線維が張り巡らされているが、
 血流が滞り細胞が弱ってくるとこの神経線維の働きが低下し、
 情報が伝わりづらくなり物忘れなどの症状が出てくると考えられてる

・この白質病変に気づかぬまま放置していると徐々にその範囲が拡大し、
 ついには認知症を発症してしまうので、初期段階に発見することが大切


とのことです。

ただ、櫻井孝先生の説明によれば

・白質病変ができる年齢は、50歳くらいから少し出てきて、
 60代70代になるとどんどん増えていく

・白質病変ができない人もいるが、日本人だと約70%くらいに白質病変ができる


とのことで、それだけの人数の人が白質病変があるかどうかでMRI検査を受けてる
とは思えませんし、実際、番組で行っていた
最近物忘れが多くなった50〜70代の男女12名の脳のMRI検査では、
多かれ少なかれ12名全員に白質病変がみつかっていたので(2〜20個)
勝手に判断しちゃいけないかも知れませんが、後で書く初期の白質病変による
特徴的な物忘れの症状の内思い当たることがあり、生活に支障があるなら
病院でMRI検査と治療でしょうけど、
普段は脳梗塞・高血圧・動脈硬化の予防対策って感じになるんじゃないでしょうか?



初期の白質病変による特徴的な症状@ まだら物忘れ症状


白質病変ができた場合の症状としては
@まだら物忘れ症状
Aチョットした段差に躓く
B食事の時に咳き込む。誤嚥(ごえん)しやすい

というのがあるんだそうですが、まずはまだら物忘れ症状から。

ナレーションと櫻井孝先生の説明をまとめると、
まだら物忘れ症状とは

・白質病変の物忘れの中には普通の物忘れとは違うモノが存在し、
 白質病変の代表的な物忘れ症状が“まだら物忘れ症状”

・白質病変の初期症状としてまだらに認知機能の低下が起こることがあり、
 今迄できていた事が部分的にできなくなったり、ある認知機能だけが低下する
 など人によって様々だが、認知機能がまだらに低下する
 (認知機能の検査は、言語の記憶力・情報処理の速さ・記憶の思い出し能力・
 判断力・抑制力・空間認識力といった項目があり、白質病変ある場合、
 特定の項目だけ実年齢より低下している可能性がある)

・例えば↓↓の大川さんの場合は記憶力・判断力・計画力は正常だが
 なぜか突然空間認識力だけが低下するのがまだら物忘れの具体例


とのことで、番組内で挙げられていたまだら物忘れの例を書いておきます。


【会社員 大川正文さん(69) 初期の白質病変6ヶ所発見】の場合

この方は定年後再就職されて、今でも遅刻も欠勤もなく8時間勤務をこなし、
帰宅すると週3〜4回は奥さんを連れて車でカラオケに通ってるそうなんですが、
・通い慣れてるカラオケ店で途中喉を潤す水をおかわりしようと3階から1階に
 降りようとした時、さっき上がって来たばかりの階段の場所が判らなくなり、
 コップを持ってウロウロし、5分後ようやく階段を発見
・更に、1時間でカラオケ終了して帰宅しようとした時、また階段の場所が
 判らないという同じ物忘れ症状が起きた


また、大川さんは、
家にいて台所の方に立っていくと何をしに来たか忘れてしまう
ってことも仰ってましたが、これが白質病変と関係あるかどうかの説明は無かったので
何とも言えません。


【有馬祐義さん(69) 白質病変9カ所発見】の場合

都内のスーパーで宅配サービスの仕事をしていた方で、6年間1度も宅配時間に
遅れたことのない優良ドライバだったんだそうで、トラックにカーナビは付いてますが
使用せずに、何時も使い慣れてた地図を使えばどこにでも行けていたんだそうですが、
・半年ほど前奇妙な物忘れに襲われ、使い慣れてた地図の味方が不意に判らなくなり、
 それ以来車の運転は問題なくできるのに地図を見ることが出来ない異変が頻繁に
 起きるようになった
・地図調べ出したりすると頭がパニックになって、どっからどういう順番に
 回って良いかとか判らなくなって地図も見れなくなっちゃう(本人言)

とのことで、この結果有馬産は仕事を辞めてしまったそうです。

 
【主婦中島輝代さん(61) 初期の白質病変20カ所発見】の場合

この方の場合もこれが白質病変と関係があるのかの説明がなかったので
何とも言えないんですが、なにせ白質病変20カ所ですので可能性アリです。
・夫と一緒に買い物をする時、
 「ほらあそこであれ売ってたでしょ?あれあれみたいな、あれが欲しいのよ私」
 なんてことをよく言ってしまい、夫に
 「何?あれって何?ハッキリ言いなさいよ」
 なんて言われるが、(物の名前が)出てこない

とのことです。

番組でやっていた具体例が良いのか悪いのかよく判りませんが、とにかく、
他の行動は全く問題ない、或いは優秀なので、突然何かだけできない、
なんていうのは危なそうですね。



初期の白質病変による特徴的な症状A チョットした段差に躓く(つまずく)


ここはスタジオでの櫻井先生の説明だったんですが、
文書でも書かせればマトモなんでしょうけど、お医者さん達話し言葉だと
まともな日本語になってないこと多いですから(櫻井先生も御多分に漏れず)(≧m≦)
ちょっと意訳気味になっちゃいますが御容赦を。

チョットした段差に躓く

leukoaraiosis_stumble.jpg

・通常、障害物がある時は、目でその高さを見て、どの位のペースで歩いて身体の
 バランスを取ればよいかを瞬時に頭の中で判断し実行しているが、
 白質病変があると信号の連絡が悪くなり、チョットした段差でも躓いてしまう
 という症状が本当によく見られます

とのこと。



初期の白質病変による特徴的な症状B 食事の時に咳き込む、誤嚥しやすい


同様に櫻井先生の説明をまとめます。

食事の時に咳き込む 誤嚥(ごえん)しやすい

leukoaraiosis_mis-swallowing.jpg

・器官の上にはフタが付いていて、食べ物が間違って入らないようになっているが
 脳の具合が悪いと舌の動きが悪くなって器官の中に入りやすく、
 食べた物が誤って器官に入り咳き込んでしまう
・誤嚥は肺炎の原因にもなるが、これは単なる加齢ではなく白質病変と
 非常に関連が深い

とのことです。



白質病変の進行をストップし 血管性認知症を予防するには血圧を下げる!
1日30分の散歩&地中海料理を10日間続けて検証!!


因みに、番組では脳梗塞・高血圧の話ばかりでしたが、
gooヘルスケアWikipediaの脳血管性認知症の記事では
脳出血・脳卒中・糖尿病・脂質異常症なんかが脳血管性認知症の原因に挙がってますし
喫煙痛風も脳卒中の原因になるそうですので、たけしの家庭の医学のやり方だけで
万全ってことはないと思いますが、少なくとも検証結果ではかなり劇的に認知機能が
改善してましたので、物忘れが増えた〜、なんて思っている方は取り敢えずやってみる
のが重要かなと思います。


血管性認知症を予防法@ 1日30分の散歩

「散歩でいいの?」(榊原郁恵さん)とか、
「少ない気がするんですが30分で良いんですか」(たけしさん)
なんて声が上がってましたが(ノ∇≦) 、櫻井先生によれば
高血圧をコントロールするという意味で1日合計で30分でいいんですけども、
 血圧の低下が非常に効果的になると実際報告されています
とのことで、15分ずつ分けて合計30分でもよいそうです。
(ガダルカナルタカさんの質問に対して)

他のお医者さんは散歩じゃなくてウォーキングで1日30分くらいは普通勧めてますが、
高血圧のコントロールにはこの程度で充分って意味なのか、認知機能回復には
この程度で充分って意味なのか、↓↓でも効果出てますので最低限このくらいは、
ってことでよいでしょうか・・・。


血管性認知症を予防法A 地中海料理

ナレーションの説明では、
「2012年、アメリカマイアミ大学が注目の研究結果を発表。
 ニューヨークに住む1000人以上の食生活を追跡調査し、
 地中海地方の郷土料理をよく食べるグループと殆ど食べないグループを比較したところ
 よく食べるグループに白質病変が少ないことが判明。」
とのこと。

また、地中海料理(主にイタリア・ギリシャ・スペイン等の料理)の説明では、

Mediterranean_foods_characteristic1.jpg

地中海料理の特徴
@オリーブオイルを使用
A魚介類が多い
Bクルミなどのナッツ類

だそうで、(ナッツ多いんですかねぇ?ちょっとピンときませんでしたが)
Mediterranean_foods_characteristic2.jpg

オリーブオイルやナッツに含まれるオレイン酸、
 魚介類に豊富に含まれるDHA・EPAは全て高血圧や動脈硬化などの
 改善効果が認められている栄養素で、これらの相乗効果で地中海料理は
 白質病変の予防に役立つと考えられている

とのことです。


10日間1日30分の散歩&地中海料理で認知機能の改善を検証!
cognitive_function_recovery_10days.jpg

MRI検査に参加した12人の方でまた別の
笠井祐子さん(54 白質病変2カ所)と椎名龍太郎さん(69 白質病変8カ所)ってお2人に
10日間、1日30分散歩と地中海料理(というかオリーブオイルと魚介類を使った料理)
を毎食食べて貰う実験です。

地中海料理を無理なく毎日食べれるように順天堂大学附属練馬病院栄養科の
高橋徳江先生のレシピアドバイス付でしたが、
ポイントは↓↓みたいな感じ。
Mediterranean_foods_point1.jpg

ポイント@⇒何時ものサラダにツナ(EPA)とヒヨコ豆(オレイン酸)を加える
ポイントA⇒手製ドレッシングにもオリーブ油を加える
ポイントB⇒パンにもオリーブ油をつける


Mediterranean_foods_point2.jpg

ポイントC⇒オリーブ油をフライパンに
ポイントD⇒いつものパスタにアサリを入れボンゴレ風に

こっちの画像は椎名龍太郎さんって方が料理が上手くて、ボンゴレとか
パエリアとか作ってたんですが、最後の写真はパエリアに焼サンマ入れちゃってる
ところです(´▽`)。高橋徳江先生のアドバイスみたいですが・・・。

ただ、魚介類はともかく高齢の方が(高齢の方とは限りませんが)毎日オリーブオイル
食べてる姿って想像しにくい…っていうか地中海沿岸の人々のようにオリーブオイル漬け
で育ってませんから直ぐ飽きますし、サラダでも味が固定されて嫌になりますし('A`)、
御家族で認知症が心配な方が居るような場合周りまで同じもの食べるのも…って
ありますからね。
最近は主に便秘対策向けを謳ってはいますがオリーブオイルのサプリもありますから、

毎日っていうならこんなのが現実的かなと。
或いはナッツ漬けなら個人的にはウレシイかなぁ〜@^-^@。

魚介類の方は脳関係なのでDHA(Wikipedia:ドコサヘキサエン酸)が多い魚が良い
と思いますが、
同日の林修の今でしょ講座の脂肪肝対策で池谷敏郎先生が紹介してた鮭フレーク
はDHAが多いとのことですから鮭フレークでよい訳で、無理に地中海料理じゃなくても
良いですよね。アルツハイマー病にも効果ありますし


ということで、お2人の検証結果ですが、

■椎名龍太郎さん(69) 白質病変8ヵ所 の場合■
cognitive_function_test1-2.jpg

検証前は「実年齢以上でアウト」の項目が5つもあったんですが、
検証後は1個に減少しました。

椎名さんは、出題者が喋った数字の順番を逆から答える検査(4〜5桁)
ができなかったんですが、検証後は見事クリアでした。
cognitive_function_test1-1.jpg



■笠井祐子さん(54) 白質病変2ヵ所 の場合■
cognitive_function_test2-2.jpg

笠井さんは50代で白質病変も2ヵ所と少な目だったのもあってか、
検証前は実年齢以上アウト項目、検証後は全項目クリアでした。

笠井さんは出題者が喋った数字の順番を逆から答える検査
できなかったんですが、こちらも検証後は無事クリアでした。
cognitive_function_test2-1.jpg



ということで、白質病変が原因の物忘れの場合、御自身がまだ充分元気な場合は勿論、
御家族も割に勧めやすい改善法が出てきたって感じですし、
アルツハイマーの場合も御自身が自分で始めるのも御家族が勧めるのもやりやすい
アロマ療法がありますし
自分で始めやすい、家族も勧めやすいって観点で言えば、アルツハイマー病も
脳血管性認知症も手軽な方法が揃ったかな?って感じですね。






佐藤製薬のEPA&DHAが今なら定期初月は特別価格1,000円!
美健知箋EPA&DHA







posted by prin at 04:12 | 認知症(アルツハイマーなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月22日

認知症を発症しているかどうかはたったひとつの質問をするだけで分かる!|2日遅れの日記を付ける認知症予防法|アポE4遺伝子を持っているとアルツハイマー病のリスクが最大10倍!|認知症の予防にはワインと乳製品|アルツハイマーを予防する太ももの前側を鍛えるトレーニング!等々|ジョブチューン〜名医が大集結!!医者SP & 世界一受けたい授業〜(2/21)

同じ日に認知症を取り上げた番組が2つ・・(´▽`*)


2/21のTBS系
ジョブチューン名医が大集結!!医者SP 医療ドラマのウソ・ホントをぶっちゃけ

認知症を発症しているかどうかはたったひとつの質問をするだけで分かるコーナーと
日本テレビ系
世界一受けたい授業SP東大の人気先生大集合

アルツハイマー病最新予防法
の話題です。

どちらも認知症(アルツハイマー病)の話題でしたし、コーナーも短かったのと、
ジョブチューンの方は重複ネタが結構多かったので1記事でまとめて書きます。

ジョブチューンの方の先生は認知症専門医の榎本睦郎先生、
(この方は書籍は出してないみたいです)、
世界一受けたい授業の方はチョット変わり種ですが理学博士の石浦章一先生。


医者ではなくて東大で分子細胞生理学や遺伝子研究してる先生なんだそうですが、
東京大学で女子学生人気No.1なんだとか(お顔がじゃなくて講義が面白いらしい)。
また、生徒ゲストとして出演してた東大出身の日本テレビ桝太一アナによれば
「(在学してた)10年前から大変な人気で、石浦先生の授業がココにあるから
逆算して他のコマを埋めていく、ってくらい(人気があった)」
とのことで、書籍もモノ凄く評判良いですね。

ということで、認知症(アルツハイマー病)予防に効果のある食材は一緒に扱いますが
他は先にジョブチューンの内容、その後に世界一受けたい授業の内容って形で
書こうと思います。

尚、ジョブチューンの冷え性の話題については
冷え性に生のショウガは役立たず!〜蒸して干さないと体温を上げる効果のあるショウガオールができない!!|伊藤剛先生式家庭でも簡単にできる冷え性対策ストレッチ!|ジョブチューン〜名医が大集結!!医者SP(2/21)
を御覧下さい。




「最近テレビや新聞でどんなニュースが印象に残ってる?」という
たったひとつの質問をするだけで認知症を発症しているかどうか分かる!


ここはジョブチューンの榎本睦郎先生のお話しです。

榎本先生によれば
アルツハイマー型認知症の患者さんの99%
『最近テレビや新聞でどんなニュースが印象に残ってる?』
という質問に答えられない

んだそうで、
この質問に対して答えが出て来なかったり『最近ニュースは見ていないから』
というような曖昧な返事
の場合には認知症を発症してる可能性がかなり高い

とのこと。

※まぁ、軽度認知症=認知症予備軍付近の方がどのくらい答えられるのか判らないので
この質問に答えられないだけで認知症だとは決めつけられないかも知れませんが、
かなりお手軽な方法で認知症チェックできますね。
身近でアルツハイマーじゃないかって方がいらしたら一番やりやすいチェック法
じゃないかと思います。

尚、ネプチューンの原田泰造の
最近のニュースでどこら辺まで?
って質問に対し、榎本先生の答えは
大体1ヶ月くらい(以内の内容)であれば問題ないと思うんですよね
とのことでしたので、あんまりにも昔のニュースが出てくるとかはマズイんでしょう。




その他の認知症チェック法
⇒1分間に知ってる動物の名前をできるだけ沢山言わせる等々


ここもジョブチューンの榎本先生のコーナーです。

1分間に知ってる動物の名前をできるだけ沢山言わせる

バナナマンの日村さんが実験台にされてましたが(´▽`*)、
1分間の間に動物の名前を13個以上言えない場合認知症の疑いがある
とのこと。

因みに同じ動物を言っちゃったら数に数えられないそうですが、
例えば同じネズミ類であってもハムスターとかハリネズミ等種類が違っていれば
OK
だそうです。


時計描画テスト

この話題は以前の駆け込みドクターで「時計の絵を描くテスト」として紹介
されてましたので、詳しくは↑↑を見て頂きたいと思いますが、
文字盤に数字を書いて貰って10時10分の時計を書いて下さい
っというテスト。

ninchishou_tokeibyouga_test.jpg

認知症だと↑↑みたいな絵を描いちゃうそうですが、榎本先生によれば
文字盤を綺麗に12分割で描くこと自体が(認知症患者には)難しくなってる
とのことです。

この他、認知症患者の初期症状として
今日が何月何日かという日付の認識が出来なくなる
とのことで、これも簡単なチェック方法でしょうけど、
コレ、重要なスケジュールがない時とか結構忘れますからねぇ〜(*≧m≦*)。
何とも言えない気が・・・。

またバナナマンの設楽さんの
メシは何日くらい前まで覚えてればダイジョブですかねぇ?
2日前の夕飯とか覚えてない」
との質問に対し、榎本先生(チョット困ってましたが)
「2日前に何を食べたか、ということを思い出せないことを
思い出そうとしてるコトが大丈夫なんですね。
認知症の患者さんの場合には2日前に食べた出来事その物をすっかり忘れちゃう
とのことでした。




認知症の予防法⇒日記を毎日書き続ける、
可能ならば2日遅れくらいの日記を書く


この予防法もジョブチューンの榎本先生のアドバイスです。

2日遅れの日記を書くメリット

榎本先生オススメの認知症予防法は
日記を毎日書き続ける、で、可能ならば2日遅れくらいの日記を書く
とのことですが、2日前のことを日記に書くメリットは
ちょっと前のことを記憶として遡って、記憶の回路を使うことが大事
とのことでした。

※なんか小学生の絵日記みたいですが('ω'*)、石浦先生の太もも前側トレーニング
なんかもそうですが、ココまでやるのって余程認知症が心配だとか、認知症になる
に違いないって確証がないとなかなか続かないと思いますので、
近親者にアルツハイマー病の方がいらっしゃる方は後で書く認知症の検査キット
使ってちゃんと調べて動機付けするとか、認知症になり易い生活環境をなるべく
排除するとか、そっちが先になっちゃうんじゃないかなぁって気はしますね。
認知症がまだ頭の片隅程度なら、リラックス効果とか頭の回転が良くなるなんて
話もありましたし、アロマ療法を早めに始めるとか、食材考える方が
なんていうのが現実的かな?って気はします。



認知症予防に効果のある食材 ワインのポリフェノール


ココは両方食材の話題ですし、ワインについては以前扱ったことがあるので
ジョブチューンの榎本先生のオススメと石浦先生のオススメをまとめて。

認知症予防のオススメ食材@⇒ワイン

榎本先生によれば、
「お酒のみの方には非常に朗報だと思うんですが、
赤ワインをグラスに1杯〜2杯、それを週に3回以上飲酒の習慣がある方は
習慣がない方に比べて認知症の発症率が半分以下40%くらい


赤ワインに含まれているポリフェノールという物質が脳の海馬の活性化を
促すんじゃないか、という推測がされている


但し、勿論ですが
それを毎日がぶがぶ飲み続けるのはダメ
だそうですが、確かにワインポリフェノールって抗酸化作用もありますし、
高血圧の予防なんかにも良いってことなので悪くはないんですが、
↑↑の駆け込みドクターの時も
「今まで飲んでなかった人が飲み出すのはダメ」
「1年に1度は酔いつぶれるような人はダメ」
とか条件付でしたし、ホントにお酒好きな人なら1〜2杯で済むわけないので(≧m≦)、
認知症予防とか高血圧予防の為にワインっていうなら↓↓みたいなサプリ
くらいで我慢しておくのが無難じゃないかなぁ?って気はします。

赤ワイン習慣



認知症予防のオススメ食材A⇒牛乳・チーズ・ヨーグルトなど乳製品
ninchishou_nyuseihin.jpg

コチラは世界一受けたい授業で石浦章一先生が勧めてた食材です。

昨年末発表された九州大学大学院医学研究院の研究によれば、
・牛乳や乳製品を摂る人の方がアルツハイマー病になりにくい
・福岡県久山町で行われた研究では、牛乳なら1日コップに1杯飲むと
 アルツハイマー病になるリスクが30%減る

とのこと。

乳製品でアルツハイマー予防って話は初めて聞きましたが昨年末の研究発表ですから
最新研究かもしれませんんね。ワインより効果低いですが続けやすそう。

ただ、この他にもテレビで紹介されただけでも認知症予防に効果のある食材って
かなり出てて、例えば、
魚のEPA・DHA(駆け込みドクター)
エゴマ油・アマニ油(αリノレン酸)(主治医が見つかる診療所)
などのオメガ3系脂肪酸
カレーに含まれるターメリック(ウコン)(駆け込みドクター)
とかありますので、併せて利用するとか他の病気予防絡めて、例えば
高血圧も心配ならワイン(あくまでほどほどにですけど)、
動脈硬化やコレステロールも心配ならEPA・DHA・αリノレン酸などオメガ3脂肪酸
カルシウムが足りないなら乳製品、
冷え性ならターメリック(ウコン)、
なんて感じで考えればよいのかな?って感じですね。




アポE4(あぽいーよん)という特殊遺伝子を持っていると
アルツハイマー病のリスクが最大10倍


これ以降は世界一受けたい授業の石浦章一先生のコーナーの話題です。

最新の研究によると(出典は言っていませんでしたが)、
アポE4(あぽいーよん)という特殊な遺伝子を持っている人は
 アルツハイマー病のリスクが最大10倍になることが判ってきた
・アポE4(あぽいーよん)は片方の親が持っていれば子供には2分の1の確率で遺伝する
・このような特殊な遺伝子を持っているかどうかは市販の検査キットを使っても
 調べることができる
(番組では3万円と言ってたけどもっと安いのもある)


とのことでしたので、近親者(特に親兄弟ですかね?)にアルツハイマー病の方が
いる場合は、調べてみて可能性があるなら早め早めに予防、っていうのも良いかも。




ある程度年齢が行ってて独身の人はアルツハイマー病になる確率が
独身ではない人に比べて3倍高い!


石浦先生によれば
「実は独身っていうのが一番危ないって言われてるんです。
独身の方がアルツハイマー病になる確率はそうじゃない方に比べて
およそ3倍くらい多いという結果が出ています
。」
とのことで、クリームシチューの有田君(44)が石浦先生に
「パッとみて有田君が一番結婚できなさそう」
なんて言われて引き合いに出されてましたが(´▽`*)
この理由は、
食べ物とか運動習慣とか1人でいるとなかなか上手くつかない
からなんだそうですが、どうなんでしょうね〜?(ノ∇≦*)
私の親戚筋の年配の人で独身の男の人って(っていうか相方が亡くなって独身)
全然元気ですし、逆に相方も生きてて子供夫婦と暮らしてるのに
アルツハイマーになっちゃった人もいますし、あんまり当てにならないような・・・。




音楽療法⇒アルツハイマー病の人にその人が昔好きだった音楽を
ヘッドホンで聴かせると記憶が次々蘇ってくることがある


珍しくアルツハイマー病の患者さんの治療に使えるのかな?
って話題ですが、

アメリカのとある病院で治療中の黒人女性の患者さんに
最初は若い頃の話を訊いても全く思い出せなかったのが
昔好きだった音楽(聖者の行進らしいですが)をヘッドホンで聴かせたところ
「学生時代を思い出すわ」
「母に内緒でコンサートに行ってダンサーの写真を持ち帰ったの」
等々どんどん記憶が蘇ってきたんだそうです。

また、歩行器が手放せない女性のアルツハイマー病の患者に
音楽を聴かせたところ、突然自力で立ちダンスを踊り出した、
なんてことが起こるそうです。

石浦先生によれば
「これは音楽療法と言います。メカニズムはまだ解明されていません。
これは昔好きだった音楽を聴くことでおそらくダメージを受けていない部分の脳が
刺激され、記憶が蘇ったのではないかと言われています

とのこと。

メカニズムが解明されてないんですし、好きな音楽がなかったらどうするの?
なんて思っちゃいますが、ひょっとしたらってこともありますし、
ダメ元かもしれませんが、既にアルツハイマー病になってからでも
多少効果が期待できるアロマ療法なんかと組み合わせて音楽療法っていうのも良いかも。




石浦章一先生オススメの認知症予防法@ 人に見せる目的で絵を描く


ninchishou_draw_pictures.jpg

ナレーションの説明では
「多くの病院で手先を動かす細かい作業をすることが脳を刺激し
アルツハイマー病に良いと推奨されています。絵を描くのもその一つ」
とのことでしたが、

石浦先生によれば
絵を描いた後に人に見せるとアルツハイマー病の予防により効果的
なんだそうです。

この理由は
実は絵を描く時には目的がないといけない、これは描いて誰かに見せて上げようとか
どういう反応をするか楽しみにして絵を描くとかそういうことが一番大事なんですね

とのこと。

これも人によって続けられるのか?っていうのがありますので
一例として取り入れることが出来る人はやってみる、って感じでしょうか??




石浦章一先生オススメの認知症予防法A 太ももの前側を鍛えるトレーニング


石浦先生によれば
・体を鍛えて適度な運動をするとアルツハイマー病になるリスクが
 3分の1〜2分の1にまで下がると言われる
・太ももの前側の筋肉は一番鍛えにくい、衰えやすい筋肉なので、
 太ももの前側を鍛えるのがアルツハイマー病の予防に効果的なトレーニング

とのことです。

Alzheimer's_disease_thigh.jpg

尚、このトレーニングですが
映像では「東大式アルツハイマー予防」と書いてあったんですが、
その横に「監修:日本体育協会公認アスレティックトレーナー 広瀬統一」
って書いてあって、先日も世界一受けたい授業に登場した広瀬統一先生って
早稲田大学准教授ですから発案:東大、考案:早稲田 でしょうか?(*≧m≦*)


太ももの前側を鍛えるトレーニングのやり方
Alzheimer's_disease_thigh_training.jpg

@右足で片足立ちになる
A膝を深く曲げて腰を落とす(体がグラグラしないようにする)
B〜C右回りにジャンプして90度回転
 (ポイントは着地する時に止まりグラグラしない)
D〜E同様に元の位置まで90度ずつ回転


因みに、どの位やればよいってことは全然言ってませんでしたし、
(どっちの足を上げようが)右回りでも左回りでも構わないようです。
(生徒ゲストで俳優の生瀬勝久さんの「左回るとダメとかあります?」
との質問に対して石浦先生
「いえ、ないです」(*´∀`))

ただ、やれば直ぐ判ると思いますが結構キツいトレーニングです。
堺校長(堺正章さん)、思い切り顔しかめながら「痛い」って言ってましたし
アルツハイマー発症年齢近くから始めるのはちょっと???な感じですね。
転倒の危険の方が怖いかんじ・・・
ということで体力の許す範囲でやった方が良いかなと思いました。






ユンケルでおなじみの佐藤製薬のEPA&DHA!

今なら定期初月は特別価格1,000円キャンペーン実施中!
美健知箋EPA&DHA







posted by prin at 06:01 | 認知症(アルツハイマーなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月16日

1日小さじ1杯(2g)のエゴマ油・アマニ油(オメガ3脂肪酸)を摂るだけで認知症予防に効果があるらしい!|主治医が見つかる診療所〜再発見!健康寿命を延ばす日本古来のスゴイ食材〜認知症を予防できるオメガ3を含むエゴマ油(12/15)

動脈硬化予防では結構有名になってきたオメガ3脂肪酸が
認知症予防にも効果がある!?


12/15のテレビ東京系
主治医が見つかる診療所〜再発見!健康寿命を延ばす日本古来のスゴイ食材
のラストコーナー
認知症を予防できるオメガ3を含むエゴマ油
の話題です。

去年の暮れくらいから何度かテレビでオメガ3脂肪酸の情報やってましたが、
今迄は血管若返り、動脈硬化予防(結果、心筋梗塞や脳梗塞の予防)、
それ以前はオメガ3脂肪酸の代表格EPAでGLP-1分泌させて痩せる、
なんて話までありましたが、今度は認知症予防の話まで出てきた、
ってことで取り上げておこうかと思います。

ただ、ホントに新ネタ部分ってオメガ3脂肪酸が認知症予防に効果がある
って部分だけって気もしなくもないですので(ノ∀`)、
オメガ3脂肪酸の詳細な説明は(今回はあまり取り上げられなかったEPA・DHAや
エゴマ油・アマニ油以外にオメガ3を含むインカチン油、クルミなどの話題を含む)
オメガ3脂肪酸はコレステロール値を下げ動脈硬化や不整脈の予防につながりアンチエイジングやメタボ対策にもなる! |アマニ油、エゴマ油、クルミ、サバ・・・|あさイチ〜スゴ技Q オメガ3徹底活用術

クルミを1日7個1ヶ月食べれば血管が若返り動脈硬化を予防・改善する!!|奥薗壽子さん流クルミレシピ!|たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学〜本当にカラダに効く食べ物が判明!名医が認めた!医食同源SP3
を御覧下さい。

また、2015年2月24日の林修の今でしょ!講座でも健康に良い油特集
って感じでえごま油が取り上げられてましたので、
認知症予防に効果があるのはえごま油!|うつ病にもえごま油は効果がある!|心筋梗塞・便秘・ダイエットにオリーブオイル!|肝硬変・二日酔いにはごま油!|睡眠をサポートしてくれるアーモンドオイル!|美肌にはこめ油!・・・
御参考に。

因みに、今回メインで取り上げられていたエゴマ油の素のエゴマは、
日本では縄文時代から食べられていた(その割には浸透してないですが…)

egoma.jpg

主に食用として栽培される紫蘇科の植物で、
葉の部分は香草として韓国料理に使われたり、
取材先の鳥取県川本町では乾燥させたエゴマから種を採取し料理に掛けたり、
東北地方では食べると10年長生きできるという意味でジュウネンとも呼ばれている
そうです。




エゴマ油(やアマニ油など)が認知症予防に効果があるという根拠


番組にビデオ出演の麻布大学生命環境科学部教授の守口徹先生によれば、
(ナレーションの説明では「油の研究一筋17年、アメリカの国立研究所で
油と脳機能の関係を研究していたという日本を代表する油博士」だそうですが)

・最近の研究でエゴマ油に含まれているオメガ3脂肪酸が認知症の予防に
 効果があることが判ってきた

・オメガ3の油は少なくなってくると脳の細胞が円滑に情報を処理できなくなって
 認知機能が落ちると言われている


また、ナレーションの説明では

・私達が普段料理に使う液体状の油(常温で液体状の油=不飽和脂肪酸)は
 大きくオメガ3、オメガ6、オメガ9に分けられる

・その内のオメガ3は世界中の様々な研究機関で注目されており、
 アメリカのテキサス大学で55〜90歳の819人を対象にオメガ3の効果を実験、
 オメガ3を常用したグループと常用しないグループに分け、6ヶ月ごとに
 脳の機能検査とMRI検査を実施したところ、
 認知機能が正常な人の内オメガ3を常用したグループは認知機能の低下が抑制
 され、脳の萎縮も軽減された


とのこと。




厚生労働省が設定したオメガ3の目標摂取量は1日2g


認知症予防に効果があるとされるオメガ3は現代人は不足してる、
とのことで、守口徹先生とナレーションの話をまとめると

・(残念なことに)オメガ3は私達の体の中で作ることは出来ないので
 食品から摂るしかない

・オメガ3は限られた食材にしか含まれないのでどうしても減ってしまう
 というのが日本に限らず世界で言われている

・オメガ3を多く含む食材は魚だが(EPA・DHAはオメガ3脂肪酸)、
 食生活の魚離れが進みオメガ3の摂取量がますます減少しているため、
 厚生労働省がオメガ3の推奨摂取量の目標を設定し、その値は
 1日約2g、この量はイワシ2尾に相当するが、
 エゴマ油(アマニ油もほぼ同様)なら小さじ1杯(スプーン1杯)で十分な量
 (エゴマ油・アマニ油の6割がオメガ3なのでこのくらいで十分)

sardine_egoma.png

とのこと。

■補足■(参考 Wikipedia:ω-3脂肪酸必須脂肪酸 など)

過去記事でも何度か書きましたが、

・オメガ3脂肪酸はα-リノレン酸、EPA、DHAですが、
 エゴマ油、アマニ油などに含まれるのはα-リノレン酸

・α-リノレン酸を摂取すれば体内でEPA、DHAを生成することはできるが、
 α-リノレン酸からEPA、DHAになるのは10〜15%程度

・厚労省が設定した冠動脈の健康に効果のある(要は動脈硬化対策)EPA、DHAの
 必要摂取量は1日1g

 (要は国際機関では「α-リノレン酸2gに加えてEPA・DHAを500mg」と言ってて、
 日本では「オメガ3全体で2g、その内1gはEPA、DHAだ」と言ってる)

ですので、今回の主治医が見つかる診療所のテーマの認知症予防ならエゴマ油小さじ1
でも良いんですが、動脈硬化予防にも効果があるのはEPA、DHAなので、そっち対策
だとちょっと足りないってことになっちゃいます。

また逆に、α-リノレン酸を摂取できる脂は他にもあり(キャノーラ油、大豆油とか、
鶏肉だのマトンだの動物系にも)、含有量が少なく大量に摂ると太る等弊害がある
とか効率が悪いってだけですし、男性の場合は摂取しすぎると前立腺癌のリスク
上がるそうですので、毎日欠かさずオメガ3を含むエゴマ油、アマニ油を摂るとか
そこまで凝る必要な無いのかなって気もするんですが・・・・。
やっぱりその辺は適当にバランスの良い食事って結論になっちゃうかもです。





エゴマ油・アマニ油は酸化しやすいので、加熱してはダメ!
保存は冷蔵庫


最近はエゴマ油とかスーパーで売ってることもありますし、健康食品売ってる様
なお店にもありますが(以前サンドラッグで見たコトある(´▽`*))
amazonとか楽天とか更に安いのもあるので一往紹介しておきますが、


守口徹先生とナレーションの説明をまとめると、
オメガ3の弱点は酸化に弱いことなんだそうで、
加熱すると直ぐ酸化してしまうので加熱料理には向かず、
料理には最後に掛けるといった工夫が必要
で、
酸化してしまうのは勿論、認知症予防の効果も落ちるとのこと。
(以前あさイチで紹介されてた時の説明ではビタミンEを多く含むインカチン油
を除き、魚臭がするようになるとのことでしたが。)

また、保存は常温でなく直射日光が当たらず低温を保てる冷蔵庫で保存すれば、
賞味期限内であれば認知症の予防効果が持続する、とのことです。

番組出演の鳥取県川本町の方々は豆腐やサラダにそのまま掛けちゃってましたし、
スタジオでの試食ではパンに付けて食べちゃってましたが、生で食べる分には
「サラサラした上品な味」「油臭くない」「全然クセがない」
なんて意見が多かったです。
egoma_oil_tabekata.jpg

家で以前購入した時はそのまま料理に掛けるってイマイチな気がしたので
すり下ろし玉ねぎと酢と醤油でお手軽自家製ドレッシングにしたり、
面倒だから市販のドレッシングと混ぜちゃったりしてました。


また、アマニ油もエゴマ油と並んでオメガ3が豊富で、
丁宗鐵医師によれば海外ではアマニ油を使うのが体に良いっていうのが常識だそうで、

駅伝などで有名な山梨学院大学の陸上競技部でアマニ油を取り入れてるんだそうで
合宿ですかねぇ?3食アマニ油使ってるようです。
amani_oil_tabekata.jpg

やはり同じように味噌汁に入れちゃったりお肉に掛けちゃったり手軽に摂取してる
ようですが、学生さん達の話によると、

・アマニ摂るようになってから冷え性みたいなのがなくなって血に巡りがすごくよい
 のでそういう面では故障予防に繋がってると思います(4年阿部竜巳さん)

貧血になりやすいんですけどそういうのが結構抑えられてるかなって感じが
 しますね(2年上村純也さん)

・花粉症だったんですけどアマニ油を取り始めてから花粉症が少し良くなりました
 (3年穴井達盛さん)

・非常に健康によいって言うデータがあって学生達に使ったところ体の状態がよい
 とか、疲労の抜け方がよいとか、おいるって言うので一歩退いた状態
 だったんですが、今はもう御覧の様にジャブジャブ使うくらいの状態に
 なってますね(山梨学院大学陸上競技部監督上田誠仁教授)

と、番組テーマ以外の効果が結構あるようですね。




主治医の先生達のエゴマ油'(オメガ3)摂取に対する評価


ゲスト含め8人の先生達が3点満点でオススメ度評価っていうのを
やっていたんですが、この日取り上げられていたすんき(赤カブの葉の漬け物)、
アカモク(海草)、粉豆腐(高野豆腐から作られた粉状の物)を抑え22点とトップでした。

以下、先生達のご意見や認知症予防以外のオメガ3の効果に付いての説明のまとめです。


★中山久コ(内科)先生★

・骨折を起こさない様にすることも健康寿命を延ばすには大切だが、オメガ3は骨にも良く、
 骨を作る働きを促し骨粗鬆症を予防にもなる

・関節が痛んできても歩けなくなるが、関節の炎症を抑える抗炎症作用もあり
 関節痛を軽減する


★岡部正(内分泌内科)先生★

・エゴマ油やアマニ油のようなオメガ3は長寿ホルモンのアディポネクチンを増やす
 中性脂肪を下げる


★辨野義己(農学博士)先生★

人口10万人当たりで100歳老人が一番多い県は島根県なんです。なぜ多いか僕判らなかった
 けど、今日見てエゴマを通じてこういう食材が100歳老人生んでるんだなと
 

★姫野友美(心療内科)先生★

・オメガ3は実は色んな働きがあって細胞の膜を守る働き血液の流れを良くする作用
 体の炎症を抑制する色んな作用を持っている

・海外ではこういう良い物はスポーツ選手がいち早く取り入れているので、
 スポーツ選手ではオメガ3は常識になっている


★丁宗鐵(漢方)先生★

丁先生は満点じゃなくて★2つだったんですが
・エゴマ油・アマニ油は非常に酸化しやすいので、加熱だけじゃなくちょっとした
 保存の失敗で酸化し、体に悪い過酸化脂質に変わりやすい
ので、
 1種類にこだわるのではなく、オメガ3が良いというのが判ったら、今使っている
 オイルとエゴマ油やアマニ油とブレンドして頂きたい

・エゴマ油やアマニ油をたの油とブレンドすることで安定し、酸化を軽減
 することができるので(「お店の天ぷら油なんかはブレンドですよ」)、
 そういう使い方が現実的なんじゃないかと思います


★秋津壽男(内科)先生★

秋津先生も★2つでしたが
・エゴマ油の中にはロスマリン酸という血糖を下げる特殊な
 ポリフェノール
が含まれるので非常によい物なんですが、
 丁先生が仰ったように扱いにくい、少量ずつ酸化しないように使っていかないとダメ
 入手も難しいのであまりコレに拘らず良い油を使う
 油は種類より新鮮さ、鮮度の方が大事

・オリーブ油なんかでも色が変わっても使っている人いますが、できるだけ
 安くても新しい物を使うのが大事です

とのことでした。

確かに丁先生や秋津先生が仰るように、オメガ3系油は長時間放置できないのと、
掛けるだけかせいぜいドレッシングとかメニューのバリエーションが…
って感じではあるんですよね。
あさイチやたけしの家庭の医学で勧めてたクルミはそのまま食べても
美味しいし、料理やお菓子にも使えるんですが、テレビの所為か
最近売ってないですから(≧∇≦)、
動脈硬化とか中性脂肪値がとか、認知症の心配が深刻とか切羽詰まってなければ
毎日摂取とかそこまで入れ込まずに魚も含め手に入る物を取り入れて、
なんて感じがよいのかな?なんてわたし的には思っています。
と個人的には思ってます







posted by prin at 03:38 | 認知症(アルツハイマーなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする