今夏のテレビはやたら夏の脳梗塞&心筋梗塞の話題が多いんですけど…
8/2の日本テレビ系
世界一受けたい授業〜悪い血管を良い血管にしよう!血管の老化の原因と予防
の話題です。
去年の今頃って夏は太る〜!ってことでテレビはダイエットの話題ばっかり
だった気がするんですが、今年は夏は脳梗塞が一番多い季節だ〜、
って話題ばっかりやってますね(ノ∀`)。
今回の世界一受けたい授業は心筋梗塞も加わってますが…。
何か研究発表でもあったんでしょうか?
それともここ数年猛暑が多いですから厚生労働省かなんかが注意喚起でも
してるんでしょうか??
まぁ、ホントに危険なら注意喚起して悪いことはないですが…。
(ワンパターンなのはテレビの所為???)
ってのはともかく、世界一受けたい授業の3時限保健体育も
「夏は要注意!死を招く危険な夏の血管トラブル」
なんて脅してましたが…、ナレーションによれば、
・気温の上がる夏は熱中症や脱水症だけじゃなく
冬に発症すると思われがちな脳梗塞の発症は夏が一番多い
・筋梗塞も夏に発症する危険が高い
とのこと。
(7/29の駆け込みドクターでも認知症の話題でしたが脳梗塞を
取り上げてたので画像は使い回しです)
また、東京医科大学八王子医療センター病院長の高沢謙二医師(62)によれば
(番組では血管研究第一人者と紹介されていました)
・夏は血管が広がり更に脱水になりやすいので、血液がドロドロになり
血管が詰まるので結構危ない
とのこと。
因みに、良い血管、悪い血管とは
良い血管⇒
壁が柔らかく薄く、中に脂肪やコレステロールが溜まっていない嫌韓
悪い血管⇒
壁が固くプラークと呼ばれるゴミが溜まっている血管のこと。
プラークの正体は脂肪やコレステロールで、プラークに血液の中に含まれる
血小板がこびり付き、血管が詰まってしまう。
血管は3層構造で外が歯には神経があるが内側には神経が無く、その為
プラークが溜まっても気づかず、何かしらの発症した時には手遅れのことが多く、
血管の病気はサイレントキラー(静かな殺し屋)と呼ばれている
とのこと。要するに悪い血管って動脈硬化を起こした血管ですね。
血管が老化する(動脈硬化を起こす)原因1位は食事!
まぁお約束なんですが、珍しく喫煙とか飲酒が取り上げられませんでしたが、
(というか大体の番組で何時もリスクが何倍になるとか脅しつけてるんですが、
喫煙や飲酒だけで発症する訳ではないってことでしょうか???)
高沢謙二医師によれば
・年齢による老化は勿論あるが、それ以外で一番多いのは食事で半分以上を占める
・塩分を摂りすぎれば血管が硬くなり、糖分や脂肪を摂りすぎれば血管が弱くなる
・他にストレス・運動不足・睡眠不足があります
とのこと。
因みにゲストの芦田愛菜ちゃんの
「子供の血管は、子供の間には老化しないんですか?」
との質問に対し
高沢先生は
「子供の場合でも(血管の)老化は少しずつ進んできます。
カロリーの高い物とか塩分の強い物は血管の老化を早くします。
子供のウチから気をつけておいた方が良い」
とのことです。
また、ドランクドラゴンの塚地武雅さんの
「太っている人の方が悪い血管になりやすいんですか?」
との質問に対し
高沢先生は
「見た目太っていても、内臓脂肪も高くて血管が硬くなっているか、
或いは、皮下脂肪はあるが血管は若いか、コレは調べてみないと判らない。
必ずしも太っている人が血管年齢が高いとは言えません」
とのことで、実際、ゲスト出演者の血管年齢を測定した所、
舞の海さん(46)は血管年齢が-6歳と40再判定だったのに対し、
アルフィーの高見沢俊彦さん(60)は+14歳と74歳判定・・・。
(高見沢さんは週2回ジムに通って体を鍛えてるんだそうで、
筋肉質で太ってもいないのにショックって感じでしたが、
塩分を控えることと、特に睡眠時間が2〜3時間とかそっちが問題みたい。)
悪い血管か判断する第1歩は血圧を測ること!
血圧が高いということは血管が硬くなっている!!
高沢謙二医師によれば
「血圧が高いということは血管が硬くなっていたり(動脈硬化)、
血管にゴミが溜まっている可能性がありますから、
是非、日常で正確に血圧を測って頂いて、
で、血圧をきちんと測ると言うことは
自分の血管の状態を見ることになりますからとても大切なことになります」
とのこと。
尚、世界一受けたい授業は時間が短いので、血圧の測り方とかは
詳しく紹介していませんでしたが、以前フジテレビのカスペで
血圧計は上腕式が最も正確だって話がありましたので、
(今回の世界一受けたい授業の映像も女性モデルさんが上腕で計測してました)
トイレを我慢すると血圧が大きく上昇する&血圧が上がる日常生活の些細な行動|カスペ!〜間違いだらけの健康ジョーシキ(8/20)その2
御参考に。
血管を強くする食べ物は?=コーヒー
ココはクイズ形式だったんですが、高沢謙二医師によれば
血管を強くする食べ物はコーヒー(1日2〜3杯)
だそうです。
「コーヒーに含まれるフラボノイド(Wikipediaの説明によればフラボノイドによれば、
フラボノイドはポリフェノールとほぼ同義と考えて良いかと思います)
には抗酸化作用があり、血管を錆びつかせない、
コレによって血管の老化を予防、血栓の予防にも繋がります。」
とのこと。
動脈硬化に効果のある食べ物ってかなり多岐に渡ってて、毎度お馴染みのEPAとか
動脈硬化改善はEPA摂取&1日6分のふくらはぎ体操で一酸化窒素(NO)の分泌を活性化!|1日10分の雑巾絞りで高血圧が改善する!?|駆け込みドクター!運命を変える健康診断〜超・人間ドック徹底検査 2時間SP(6/29)
とか、クルミとかアマニ油などオメガ3脂肪酸とか
クルミを1日7個1ヶ月食べれば血管が若返り動脈硬化を予防・改善する!!|奥薗壽子さん流クルミレシピ!|たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学〜本当にカラダに効く食べ物が判明!名医が認めた!医食同源SP3(4/22)
同じポリフェノール系だとチョコレート(エピカテキン)なんていうのもありましたが、
チョコレートに含まれるエピカテキンが高血圧と動脈硬化を予防改善する(血管若返り)!|たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学 2時間スペシャル〜本当にカラダに効く食べ物が判明SP(8/13) 本編その1
血管を強くするってのだとやはり抗酸化作用のポリフェノールでしょうか?
チョコレートはかなり優れものですけど太るってのがありますので(ノ∇≦*) 、
やはりお砂糖入れないでコーヒーとか、あとはエピカテキンはチョコレートよりは
少ないとはいえ、お茶のカテキン(Wikipedia)は理由が未解明とはいえ体脂肪を
抑えるそうですし、夏は麦茶じゃなくて緑茶をぶがぶなんてのが良いかも知れません。
(≧∇≦)
高沢流!血管が強くなる体操
ポイントはやっぱりふくらはぎ!!
脹ら脛(ふくらはぎ)の運動がよいっていうのは↑↑でも引用しましたが
駆け込みドクターでも紹介されていたんですが、
高沢謙二医師の体操は胸と肩の血流を良くする体操も取り入れてましたので
取り上げておきます。
勿論、踵(かかと)の上げ下げだけでもよく
これを1セット20回で1日2回やれば良いそうで、
これだけで脹ら脛の筋肉が動いて、体全体の血流が良くなり、血管の抵抗が減って、
心臓の負担も取れる、血栓も出来づらくなるそうですが、
今回の体操は、下半身だけではなく上半身の血流も良くする体操だそうです。
■高沢式!血管が強くなる体操のやり方■
@お臍の前に手を組んで、踵の上げ下げと同時に肩を上げ下げする(10回)
(胸の筋肉が動いて血流が良くなる)
A次に、前で組んでいた手をそのまま横に広げる
Bこれも踵の上げ下げと同時に肩を上げ下げする(10回)
(コチラは肩の筋肉が動いて血流が良くなる)
体操って他にも色々ありましたが
(例えば↑↑の駆け込みドクターや↓↓のいっぷくクリニックとか)、
脳梗塞は冬より夏の方が多い!朝のジョギングも寝過ぎもダメ!!|脳梗塞予防は水分補給・EPA&池谷敏郎医師式1分間の全身グーパー体操!|いっぷく!いっぷくクリニック 目からウロコの健康(新)常識〜夏こそキケン!脳梗塞 正しい予防法(7/1)
寝っ転がったりしなくても良いし、道具も要らなくて下半身と上半身の血流を
両方良くできるって意味では手軽で良い方法かな、と思いました。