2014年08月03日

脳梗塞は夏が一番多い!心筋梗塞も要注意!!|血管を強くする食べ物はコーヒー!!|高沢謙二医師流!血管が強くなる体操〜ふくらはぎ運動で血流アップ!!|世界一受けたい授業〜悪い血管を良い血管にしよう!血管の老化の原因と予防(8/2)

今夏のテレビはやたら夏の脳梗塞&心筋梗塞の話題が多いんですけど…


8/2の日本テレビ系
世界一受けたい授業〜悪い血管を良い血管にしよう!血管の老化の原因と予防
の話題です。

去年の今頃って夏は太る〜!ってことでテレビはダイエットの話題ばっかり
だった気がするんですが、今年は夏は脳梗塞が一番多い季節だ〜、
って話題ばっかりやってますね(ノ∀`)。

今回の世界一受けたい授業は心筋梗塞も加わってますが…。
何か研究発表でもあったんでしょうか?
それともここ数年猛暑が多いですから厚生労働省かなんかが注意喚起でも
してるんでしょうか??
まぁ、ホントに危険なら注意喚起して悪いことはないですが…。
(ワンパターンなのはテレビの所為???)

ってのはともかく、世界一受けたい授業の3時限保健体育も
夏は要注意!死を招く危険な夏の血管トラブル
なんて脅してましたが…、ナレーションによれば、

・気温の上がる夏は熱中症や脱水症だけじゃなく
 冬に発症すると思われがちな脳梗塞の発症はが一番多い
・筋梗塞もに発症する危険が高い

とのこと。

noukousoku_kisetsubetsu.jpg

(7/29の駆け込みドクターでも認知症の話題でしたが脳梗塞を
取り上げてたので画像は使い回しです)


また、東京医科大学八王子医療センター病院長の高沢謙二医師(62)によれば
(番組では血管研究第一人者と紹介されていました)

・夏は血管が広がり更に脱水になりやすいので、血液がドロドロになり
 血管が詰まるので結構危ない

とのこと。

因みに、良い血管、悪い血管とは
良い血管
壁が柔らかく薄く、中に脂肪やコレステロールが溜まっていない嫌韓

悪い血管
壁が固くプラークと呼ばれるゴミが溜まっている血管のこと。
プラークの正体は脂肪やコレステロールで、プラークに血液の中に含まれる
血小板がこびり付き、血管が詰まってしまう。
血管は3層構造で外が歯には神経があるが内側には神経が無く、その為
プラークが溜まっても気づかず、何かしらの発症した時には手遅れのことが多く、
血管の病気はサイレントキラー(静かな殺し屋)と呼ばれている

とのこと。要するに悪い血管って動脈硬化を起こした血管ですね。




血管が老化する(動脈硬化を起こす)原因1位は食事!


まぁお約束なんですが、珍しく喫煙とか飲酒が取り上げられませんでしたが、
(というか大体の番組で何時もリスクが何倍になるとか脅しつけてるんですが、
喫煙や飲酒だけで発症する訳ではないってことでしょうか???)

kekkan_warukunarugenin.jpg

高沢謙二医師によれば
・年齢による老化は勿論あるが、それ以外で一番多いのは食事で半分以上を占める
塩分を摂りすぎれば血管が硬くなり糖分や脂肪を摂りすぎれば血管が弱くなる
・他にストレス・運動不足・睡眠不足があります

とのこと。

因みにゲストの芦田愛菜ちゃんの
「子供の血管は、子供の間には老化しないんですか?」
との質問に対し
高沢先生は
子供の場合でも(血管の)老化は少しずつ進んできます
カロリーの高い物とか塩分の強い物は血管の老化を早くします
子供のウチから気をつけておいた方が良い」
とのことです。

また、ドランクドラゴンの塚地武雅さんの
「太っている人の方が悪い血管になりやすいんですか?」
との質問に対し
高沢先生は
「見た目太っていても、内臓脂肪も高くて血管が硬くなっているか、
或いは、皮下脂肪はあるが血管は若いか、コレは調べてみないと判らない。
必ずしも太っている人が血管年齢が高いとは言えません」
とのことで、実際、ゲスト出演者の血管年齢を測定した所、
舞の海さん(46)は血管年齢が-6歳と40再判定だったのに対し、
アルフィーの高見沢俊彦さん(60)は+14歳と74歳判定・・・。
(高見沢さんは週2回ジムに通って体を鍛えてるんだそうで、
筋肉質で太ってもいないのにショックって感じでしたが、
塩分を控えることと、特に睡眠時間が2〜3時間とかそっちが問題みたい。)




悪い血管か判断する第1歩は血圧を測ること!
血圧が高いということは血管が硬くなっている!!


高沢謙二医師によれば
「血圧が高いということは血管が硬くなっていたり(動脈硬化)、
血管にゴミが溜まっている可能性がありますから、
是非、日常で正確に血圧を測って頂いて、
で、血圧をきちんと測ると言うことは
自分の血管の状態を見ることになりますからとても大切なことになります」
とのこと。

尚、世界一受けたい授業は時間が短いので、血圧の測り方とかは
詳しく紹介していませんでしたが、以前フジテレビのカスペで
血圧計は上腕式が最も正確だって話がありましたので、
(今回の世界一受けたい授業の映像も女性モデルさんが上腕で計測してました)
トイレを我慢すると血圧が大きく上昇する&血圧が上がる日常生活の些細な行動|カスペ!〜間違いだらけの健康ジョーシキ(8/20)その2
御参考に。




血管を強くする食べ物は?=コーヒー


kekkan_tsuyokusurutabemono.jpg

ココはクイズ形式だったんですが、高沢謙二医師によれば
血管を強くする食べ物コーヒー(1日2〜3杯)
だそうです。

「コーヒーに含まれるフラボノイド(Wikipediaの説明によればフラボノイドによれば、
フラボノイドはポリフェノールとほぼ同義と考えて良いかと思います)
には抗酸化作用があり、血管を錆びつかせない、
コレによって血管の老化を予防、血栓の予防にも繋がります。」
とのこと。

動脈硬化に効果のある食べ物ってかなり多岐に渡ってて、毎度お馴染みのEPAとか
動脈硬化改善はEPA摂取&1日6分のふくらはぎ体操で一酸化窒素(NO)の分泌を活性化!|1日10分の雑巾絞りで高血圧が改善する!?|駆け込みドクター!運命を変える健康診断〜超・人間ドック徹底検査 2時間SP(6/29)
とか、クルミとかアマニ油などオメガ3脂肪酸とか
クルミを1日7個1ヶ月食べれば血管が若返り動脈硬化を予防・改善する!!|奥薗壽子さん流クルミレシピ!|たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学〜本当にカラダに効く食べ物が判明!名医が認めた!医食同源SP3(4/22)

同じポリフェノール系だとチョコレート(エピカテキン)なんていうのもありましたが、
チョコレートに含まれるエピカテキンが高血圧と動脈硬化を予防改善する(血管若返り)!|たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学 2時間スペシャル〜本当にカラダに効く食べ物が判明SP(8/13) 本編その1

血管を強くするってのだとやはり抗酸化作用のポリフェノールでしょうか?
チョコレートはかなり優れものですけど太るってのがありますので(ノ∇≦*) 、
やはりお砂糖入れないでコーヒーとか、あとはエピカテキンはチョコレートよりは
少ないとはいえ、お茶のカテキン(Wikipedia)は理由が未解明とはいえ体脂肪を
抑えるそうですし、夏は麦茶じゃなくて緑茶をぶがぶなんてのが良いかも知れません。
(≧∇≦)




高沢流!血管が強くなる体操
ポイントはやっぱりふくらはぎ!!


脹ら脛(ふくらはぎ)の運動がよいっていうのは↑↑でも引用しましたが
駆け込みドクターでも紹介されていたんですが、
高沢謙二医師の体操は胸と肩の血流を良くする体操も取り入れてましたので
取り上げておきます。

勿論、踵(かかと)の上げ下げだけでもよく
これを1セット20回1日2回やれば良いそうで、
これだけで脹ら脛の筋肉が動いて、体全体の血流が良くなり血管の抵抗が減って
心臓の負担も取れる血栓も出来づらくなるそうですが、
今回の体操は、下半身だけではなく上半身の血流も良くする体操だそうです。

■高沢式!血管が強くなる体操のやり方■

@お臍の前に手を組んで、踵の上げ下げと同時に肩を上げ下げする(10回)
 (胸の筋肉が動いて血流が良くなる)

takazawa_kekkan_taisou1.jpg


A次に、前で組んでいた手をそのまま横に広げる
takazawa_kekkan_taisou2.jpg


Bこれも踵の上げ下げと同時に肩を上げ下げする(10回)
 (コチラは肩の筋肉が動いて血流が良くなる)
takazawa_kekkan_taisou3.jpg


体操って他にも色々ありましたが
(例えば↑↑の駆け込みドクターや↓↓のいっぷくクリニックとか)、
脳梗塞は冬より夏の方が多い!朝のジョギングも寝過ぎもダメ!!|脳梗塞予防は水分補給・EPA&池谷敏郎医師式1分間の全身グーパー体操!|いっぷく!いっぷくクリニック 目からウロコの健康(新)常識〜夏こそキケン!脳梗塞 正しい予防法(7/1)
寝っ転がったりしなくても良いし、道具も要らなくて下半身と上半身の血流を
両方良くできるって意味では手軽で良い方法かな、と思いました。






posted by prin at 07:32 | 脳梗塞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月02日

脳梗塞は冬より夏の方が多い!朝のジョギングも寝過ぎもダメ!!|脳梗塞予防は水分補給・EPA&池谷敏郎医師式1分間の全身グーパー体操!|いっぷく!いっぷくクリニック 目からウロコの健康(新)常識〜夏こそキケン!脳梗塞 正しい予防法(7/1)

脳梗塞の新常識いろいろ!


7/1のTBS系
いっぷく!いっぷくクリニック
目からウロコの健康(新)常識〜夏こそキケン!脳梗塞 正しい予防法
の話題です。

はなまるマーケット終了後は朝の番組は「あさイチ」以外ショボ〜ンな感じでしたが
(ノε`*)
いっぷくクリニックは今週から始まった新コーナーで第1回目。
「命に関わるかもしれない、陥りがちな勘違いに切り込む新企画」
とのことですんで、将来性もちょっと期待して取り上げておこうかと思います。

今回のいっぷくクリニックの目からウロコの新常識は
脳梗塞」で、内容は以下です。

★夏も危険!
★若い人も危険!
★寝過ぎは危険!
★朝のジョギングは危険!
★トロで予防!
★身体を使った「全身グーパー体操」!


まぁ知ってる人は知っていたんでしょうけど(≧m≦)、
分かりやすくて結構良い豆知識かなって感じですが、
ネタ元は番組出演していた内科・循環器科 池谷医院院長で東京医科大学客員教授、
駆け込みドクター等でもお馴染みの池谷敏郎医師の
「ここ10年で、これだけ変わった! 最新医学常識99」辺りなんでしょうか?


(字幕でも紹介されてましたけど、池谷先生、結構書籍多数なので判りませんが…)




新常識@ 脳梗塞は夏も危険!〜実は冬より多い夏の脳梗塞???
水分補給は1日約1500ml!コップ1〜2杯の水を5〜6回に分けて!!


街頭インタビューで「脳梗塞はどの季節に起こると思いますか?
という質問したところ、35人中21人が「冬」と回答したそうですが、
(他の季節は人数不明ですが丁度6割が冬と思ってたことになりますね)
確かに冬も多いですがそれを上回るのがなんとなんだそうです。

noukousoku_kisetsu.jpg
(国立循環器センター 2008〜2011年)

※但し、490件以下が省略された棒グラフなので、やや夏が多い、って程度で
実際は各季節満遍なく脳梗塞は起きる、って言った方が正しい感じですが)

脳梗塞とは、脳の血管が狭くなったり詰まったりして脳細胞が壊死ししてしまうこと
(番組ナレーションの説明)
ですが、何故夏に脳梗塞が起こりやすい理由について
池谷敏郎医師によれば
「夏は汗をかきますよね。脱水になりやすいんですよ。
脳梗塞は脳の血管が詰まって発症しますね。
血液が脱水状態になると血液がドロドロとして詰まりやすくなるんですよ。
従って、夏には脳梗塞が増えると言うことが考えられています」
とのことで、まとめると

・夏は汗をかくので脱水状態になりやすい

・脱水状態になると血液がドロドロになり血管が詰まりやすい


って感じでしょうか。

また、6/30の主治医が見つかる診療所で上山博康医師が
糖尿病又は糖尿病予備軍(境界型糖尿病)の症状に多飲多尿があり、
夏場は脱水状態になりやすいから脳梗塞になる

という話もありましたので
(空腹時の血糖値は正常でも境界型糖尿病!?|血糖値を下げる長寿ホルモン「アディポネクチン」を増やす食材は青魚(EPA)・大豆製品・野菜海草!!|主治医が見つかる診療所〜糖尿病の新常識 健康診断では分からない糖尿病予備群を徹底予防(6/30))
糖尿病の方や「糖尿病の気がある」と言われたことがある人は夏場は注意!
って感じですね。


また、番組進行の順番とは違いますが、コレの対策は
【こまめに水分を摂る】
というのが良いみたいです。
(↓↓の
「新常識B 寝過ぎは危険! 9時間以上寝る人は脳梗塞の発症率が高い?
丁度良い睡眠時間は年齢によっても異なる!!」
のアンケートから出た話)

池谷医師の話をまとめると次の様に水分補給するのがよいそうです。

【水分補給のしかた】

・1日あたりの水分補給は約1500mlを目指すと良い
 (冬場はもう少し少なくても良いかも知れないが、基本はこのくらい)

・1日にコップ1〜2杯の水を5〜6回に分けて飲むのがよい
 (いっぺんに飲むと尿になって出てしまうのと、喉が渇いてから飲むのでは
 既に脱水状態になって手遅れのこともあるので、こまめに分けて飲む)

・運動したり暑い場所で仕事をして汗をかいたような場合はもう少し多く

・お茶やコーヒーより水を飲むのがよい
 お茶やコーヒーを含める場合はカフェインに利尿作用があるので多めに飲む

・アルコールにも利尿作用があるので飲み過ぎた翌日なども脳梗塞の危険がある
 ので、水分を多く補給する




新常識A 脳梗塞は若い人も危険!
高齢者が多いことは今も変わらないがだんだん若い人にも増えてきた!


コレも街頭インタビューがありましたが、
35人中20人は60代とか70代など高齢者に多いんじゃないか
っていう回答でしたが、
池谷敏郎医師の説明をまとめると

・脳梗塞は今も高齢者が多いことには変わらないが
 近年、だんだん若い方の中にも起こるようになってきた

・その原因は食生活の欧米化運動不足にある
 と考えられている


とのこと。

ただ、番組ではテレ朝の大橋未歩アナが34歳で脳梗塞になったことを
例に挙げてましたが、大橋アナの場合、原因は若年性脳梗塞
40代以上の脳梗塞の原因である喫煙・肥満・糖尿病・脂質異常症・高血圧等
とは違う原因みたいですので(参考 Wikipedia:脳梗塞
※若年性脳梗塞についてはブラウザの検索ボタンで「若年性脳梗塞」検索)、
池谷医師の説明に沿った例は言えない気がしますが、
40以下でも通常原因の脳梗塞が増えてるということなのかも知れませんし、
血液がドロドロになると脳梗塞を発症しやすい、って点は変わらないので
やはり「夏も危険」って結論になるでしょうか…。




新常識B 寝過ぎは危険! 9時間以上寝る人は脳梗塞の発症率が高い?
丁度良い睡眠時間は年齢によっても異なる!!


番組の独自アンケートなんでしょうか?
1000人アンケートというのが掲載されてて、脳梗塞の予防法として

watashino_noukousoku_yobouhou.jpg

・出来るだけ多くの睡眠をとる
・こまめに水分をとる
・朝ジョギングする
っていうのが多かったようですが、
「こまめに水分をとる」以外は×だそうです。

まずは睡眠時間についてですが、池谷敏郎医師によれば、
実は寝過ぎには危険があるんです
とのこと。
suiminjikan_noukousoku.jpg

棒グラフの棒が高い程脳梗塞のリスクがあるそうですが(頸動脈内膜中膜の厚さ)、
睡眠は短すぎても長すぎてもダメってことのようです。

池谷医師の説明をまとまると

【睡眠時間が長い場合】

・無理矢理寝ようとすることのストレス
・睡眠時無呼吸症候群(いびきをかき、呼吸が止まる)などの場合
 睡眠の質が悪く、眠りが浅い(ので長時間寝る)
・寝過ぎた場合、体にけだるさが残るので動こうとするモチベーションが下がり
 運動不足になる



【睡眠時間が短い場合】

・睡眠不足の場合は交感神経が緊張して血圧が上がる
・食行動に異常が出る(無性に食べたくなる等)
・寝過ぎの場合と同様身体にけだるさが残るので運動不足になる


とのこと。

更に、丁度良い睡眠時間は年齢でも違うとのこと。
nendaibetu_suiminjikan.jpg
(厚生労働省 健康づくりのための睡眠統計2014)

・10代前半まで⇒8時間以上
・25歳⇒7時間
・45歳⇒6時間半
・65歳⇒6時間

だそうですが、
池谷医師によれば、
「生理的に歳と共に眠る必要性のある時間は少なくなるんですよ。
確かに統計で見ると7時間8時間っていうのは(脳梗塞の)危険性は少ないんですけど
年齢に応じた寝方をすれば健康を維持することは出来る」
とのことです。

尚、視聴者からの質問で
「うちの主人は40代で、休みの日は完全OFFになりますが、起こさなければ
10時間くらいぐっすり眠ってしまうんですが、問題ないんでしょうか?」
というしつもんがありましたが、
池谷医師によれば
「疲れた時は長く寝たいですよね。
その場合大事なことは起きる時間を一定にして欲しいんです。
体内時計は起きる時間で決まりますから、
長く寝たい時は起きる時間を一定にして早く床に着く
それから疲れた日には水分をしっかり摂って欲しいんですね。
水分を摂ってからお休みになる
もし夜間起きたら水分補給をする
のがよいとのこと。




新常識C 朝のジョギングは危険!
朝は起床後小1時間立ってからウォーキング程度がよい!


これも新常識Bの所に書いた1000人アンケートからでた話題ですが、
池谷医師によれば
「たしかに生活習慣病が動脈硬化を招いて脳梗塞の原因になりますから
有酸素運動することはとても大事なんですが、朝がダメなんですよ」
とのこと。

池谷医師の説明をまとめると

・朝は寝汗などで脱水状態になっている

・朝は交感神経が緊張して血圧が上がり、更に交感神経が緊張していると
 血が固まりやすくなる

・こういう状態で走るのは脳梗塞のリスクが上がる

・朝運動したい時は、早めに起きて水分を摂るなり食事を摂るなりして
 小1時間家で過ごしてからウォーキングや早足歩きをするのがよい
 (ジョギングは(夏は暑いので)夕方がオススメ)


とのことでした。



新常識D (マグロの)トロで予防!=EPA
マグロは赤身よりトロ、天然物より養殖物がオススメ!


脳梗塞予防の池谷医師のオススメは
先日の駆け込みドクターの動脈硬化・高血圧ネタの時に引き続き
「大トロ」だそうです。
大トロの脂には脳梗塞予防に繋がる成分EPAがふんだんに含まれてる
とのこと。

普段EPAの話になると「EPA=青魚」って感じですが、
青魚が苦手な人も結構居るってことなんでしょうか?
まぁマグロのトロなら嫌いってひとは少ないかなぁ〜とは思いますが…。
それに、確かにマグロのトロの100g辺りのEPA含有量は
サバ⇒1645mg
マグロトロ⇒1450mg
イワシ⇒1171mg

とイワシを凌いでサバに迫る勢いですし…。
(詳細は
やせるホルモン「GLP-1」を大量分泌させる栄養素はEPAと食物繊維だった!|驚異のサバ缶パワーで努力しなくてもやせられる!?|たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学〜身体を老けさせない秘密 第4弾 やせるホルモンで病の元凶・肥満を解消SP(7/30) 本編
を御覧下さい。)

また、ナレーションの説明では
「魚の脂に含まれるエイコサペンタエン酸=EPAは、
血液が固まるのを抑える働きがあるため、脳梗塞を防ぐ効果が期待できる
とのこと。

更に、赤身よりトロの方がEPAを含む脂が多いのは勿論ですが、
天然と養殖では養殖物の方が断然脂が多いのでEPAも多いとのこと。

maguro_tennen_youshoku.jpg


池谷医師によれば

・赤身なら3〜4切れ食べなきゃいけないんですが、トロなら1切れでOK

・最近市場に出回ってるマグロ(赤身)は洋食が多いそうなので、
 赤身でもダイジョブかも

・魚の脂は身体に溜まりにくく脂肪として溜まることがあまりない

・油で揚げる、焼くなどは魚の脂が落ちてしまうので、生(刺身)が良い


とのことでした。




新常識E 1分間でできる体を使った「全身グーパー体操」!


池谷敏郎医師によれば
「(普通の)グーパー運動(手をグーバーするだけ)は、血管によい運動として
有名ですね?
一度グーをして血流を止めてパーで流す、その時流れる血液の刺激が
血管に実は良いんですよ。これを全身を使ってやってしまおうということです」
とのことで、

■1分間でできる体を使った「全身グーパー体操」のやり方■

@体育座り(膝を抱えなるべく体を寄せる)をし、
 つま先を立てて手でグッと寄せる

guu_paa_taisou1.jpg


A頭を下げて体を20秒丸める(この姿勢がグー)。
 この時口を軽く開けて口で呼吸する
 (あまり力まないようにする。力むと血圧が上がる)

guu_paa_taisou2.jpg


B全身を広げて力を抜いてそのまま寝ちゃいます(この姿勢がパー)
guu_paa_taisou3.jpg

この時に一度止めた血液が全身を巡る時の刺激が血管の若返りに繋がる
血管が若返ると今度は血液が固まりにくくなる
とのことです。

Cテレビを観てる時など時間がある時にこれを3回くらい、1日に3セットくらい
 するとよい


池谷先生によれば
これで有酸素運動をした時のような血液の流れを座ったままできる
とのことで、血管など循環器系に心配がある方は普段からやっていると
効果がかなりあるとのことですので、お試しあれ。





posted by prin at 02:49 | 脳梗塞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする