2015年03月26日

カルシウム摂取は朝ではなく夜!|骨のゴールデンタイム!寝る1時間半前〜3時間半前に牛乳1杯で骨密度改善!!|時間栄養学で骨粗鬆症予防・骨の若返り!!!|たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学〜名医が認めた5大栄養素SP〜カルシウムを効率よく骨に変える時間帯とは?(3/24)

骨のゴールデンタイムに牛乳1杯で骨密度改善はナイスだけど、
1日のカルシウム摂取推奨量をキープするのが難しいかも…


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3/24のテレビ朝日系(朝日放送系)
たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学

名医が認めた5大栄養素SP〜カルシウムを効率よく骨に変える時間帯とは?
の話題です。

最初にポイントを書いておきますが
・骨粗鬆症は50代以上の女性に圧倒的に多い
・厚労省による50歳以上の女性のカルシウム摂取推奨量は650mg(男性は700mg)
 だが、日本人の成人の1日の平均カルシウム摂取量は498mg
・時間栄養学から導き出されたカルシウムを最も効率よく吸収するための
 カルシウムを摂取する時間帯は寝る1時間半前〜3時間半前の間
 (骨のゴールデンタイム)
・骨のゴールデンタイムに牛乳1杯を飲むと骨密度の改善が可能
 (但し、1日辺りのカルシウムの推奨摂取量もキープが必要)

なんて感じだと思いますが、
番組最後の無理なく骨密度を上げるプロジェクト
50代女性が行っていた寝る3時間前に牛乳を飲むという方法は一見すごく簡単ですが、
実はよくよく番組見てみたら、1日のカルシウム摂取量も足りないとダメで、
3食でカルシウム650mgを摂るのが前提で、寝る3時間前に牛乳1杯、
ってオチですので、真面目にやろうとするとかなり難しいんじゃないかなぁ〜、
って気はしますが・・・(-。- )。

以降、なるべく番組の順番通りで行こうと思いますが、
番組冒頭の畑の青魚=エゴマ油で血管若返りの話題については
焼き直し要素強すぎで、もう何度も書いてる上に、たまたま同日のTBSの朝の番組の
いっぷくクリニックで同じ血管若返りネタでアマニ油が取り上げられてましたので、
池谷敏郎先生式朝ジュースレシピ+アマニ油+生姜アレンジ!|池谷先生の朝食昼食夕食!ビーマル1&お酒の適量|池谷先生診療中の肩こり体操&夕食後30分後のながら運動!!|いっぷくクリニック〜血管の名医池谷先生実践!6つの若返り健康法(3/24)+たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学〜名医が認めた5大栄養素SP〜動脈硬化を予防改善!血管を若返らせるのは畑の青魚エゴマ油!!
で補足的に取り上げました。その点は御了承を。



カルシウムを多く含む食材は乳製品・小魚・葉もの野菜!
カルシウム不足で急増する骨粗鬆症(こつそしょうしょう)!!


カルシウムのコーナー、意外に短くて、出演者のコメントもなく、
殆どがナレーションの説明でしたので、箇条書きでまとめます。

カルシウムを多く含む食品

calcium_foods.jpg

・健康寿命を長く保つ為の骨を若返らせる栄養素は5大栄養素の1つミネラルで、
 骨を強して若返らせるミネラルはカルシウム
 (因みに他のミネラルは鉄分・カリウム・マグネシウム・亜鉛・ナトリウム・クロム等)

・カルシウムは主に牛乳・乳製品・小魚等に含まれているが、実は
 小松菜や青梗菜ほうれん草などの葉物の野菜にも多く含まれている



骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について
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・特に高齢の女性にとって不可欠の栄養素がカルシウムだが、今、
 このカルシウム不足で発症する恐ろしい病が急増してるのが骨粗鬆症

・骨粗鬆症になると↑↑のように骨がスカスカになるが、これを放置すると
 ちょっと転んだだけで大腿骨を骨折し、悪の場合そのまま寝たきりになって
 しまうことも多々ある

・骨粗鬆症は閉経した50代以上の女性に多い病で、
 患者数も年々増加の一途を辿りその数は1000万人以上とも言われている

・その1人にならない為にも大事なのは日頃からカルシウムをしっかり摂取すること


とのことで、程度の差はかなりあるんでしょうけど1000万人はすごいですね。



実際に私達は厚生労働省が推奨するカルシウム量を摂れているの?
骨粗鬆症の危険世代50代の女性の場合


ページの最初の方に貼った画像のように、
厚生労働省が骨を守る為に推奨しているカルシウムの摂取量は、性別年代ごとに
 分けられ 50〜60代の女性の場合は1日650mgと定められている
」(ナレーション)
んだそうですが、
埼玉県在住で現在は御主人と2人暮らしの主婦林純子さん(55)って方を
取材して、骨粗鬆症の危険世代50代の女性が普段食べる食事のカルシウム量を
測らせて貰った結果が↓↓のような感じで全然カルシウムが足りない感じ(≧m≦)。

calcium_intake_hayashi.jpg

お食事の内容は、
朝食 87mg
パン(オリーブオイルを塗ってトマトをトッピング)、コーヒー、ヨーグルト
(「チーズとかヨーグルトは好きです」とは言っていましたが…)

昼食 62mg
しらす干し入りの焼きうどん
(「納豆に入れたりとかしらす干しはよく使う」とのことでしたが…)

夕食 226mg
イワシのソテー(頭無し、たぶん骨なし) 小松菜としめじの炒め物しらす干し入り
花豆の甘煮 油揚げの煮物


ということで、ナレーションでは
夕食は3食の中では健闘したものの、1日のカルシウム量の合計はたったの375mg
 推奨量(650mg)からは遙かに及ばない結果に


「実は林さんに限らず、日本人の成人の1日の平均カルシウム摂取量は498mg
 推奨量を大きく下回っているのが現実なのです。」

とのことでしたが、林さんって方、3食の取材前のコメントでは
「普段(カルシウムは)全然気にしないです」
「どの位摂らなきゃいけないのかという知識がないので」
とのことで、カルシウムは意識していなかったのは確かですが、
取材の趣旨は判っていたのでこれでもかなり気を遣っての食事って感じで、
普段はもっと少ない感じですね(昼夕のしらす干しは無理して入れた感ありあり)。

っていうか、普通こんなもんじゃないでしょうか?
牛乳は飲まない等乳製品がヨーグルトちょんびりダケっていうのが
一番響いているとは思いますが、無理矢理感あるしらす干しといい、
頭無し骨なしとはいえイワシもあるし、小松菜も食べたし、わたしが
同じ食事したら「今日はちゃんとカルシウム摂ったよ」って気分になっちゃう
んじゃないかと思いますね(´▽`*)。


林さんの骨密度検査の結果
osteoporosis_hayashi.jpg

ナレーションによれば、
腰の骨と大腿骨が加齢と共に弱くなって行きやすいんだそうですが、
カルシウムの摂取量が推奨量以下ということで、林さんの骨密度を計測したところ
2ヵ所共に基準値以下(100を超えれば超健康な骨なんだそうですが)、
とのこと。



厚生労働省の1日のカルシウム推奨量650mgを摂ろうとした場合
どの位の食べ物を摂取すればよいのか?


calcium_foods_recommended.jpg

ナレーションの説明によれば、
厚生労働省の1日のカルシウム推奨量650mgを摂ろうとした場合
・牛乳ならコップ3杯
・しらす干しなら小鉢10杯分
・ほうれん草だとなんと1.3kgも必要

とのことですが、

更に、どうして日本人はこんなにカルシウムが摂れていないのか?について
山王メディカルセンター女性医療センターセンター長 太田博明先生によれば
「魚や豆腐、野菜などにも勿論カルシウムはあるんですけど、
 やはり一番手っ取り早くて吸収が良いのが乳製品なんですね。
 チーズ、バター等を含めた乳製品の摂取が日本ではなかなか普及していない
 ちょっとヨーグルト加えただけではかなり意識的に加えていかないと
 カルシウムの摂取量としては増えない
と思います」
とのことで、これ聞いただけで1日650mg、しかも毎日なんて無理(≧m≦)。

牛乳嫌いって方結構いますし、チーズやヨーグルトなんてそんなにバクバク
食べる物じゃないですし・・・野菜とか小魚のカルシウム量って意外に少ないし・・。
わたしは牛乳飲みますけど、でも1日3杯飲めって言われるとチョット・・・。
わたしが今すぐ骨粗鬆症対策しろって言われたら間違いなくサプリに走りますが(´▽`)、
調べてみたらこれが酷くて、

amazonのは1ヶ月分のサプリとしては1番カルシウム量が多いんですが、
それでも全部で500mgですから、気休め程度ですよね〜。
まぁマグネシウムなんかが入っているので吸収はそれなりによいと思いますし、
※参考
・・・カルシウムだけ摂取してもマグネシウム不足だとカルシウムが骨に吸収されない!・・・・主治医が見つかる診療所〜健康寿命がのびる!全国の食材&新習慣(1/5)
ビタミンDやビタミンKも重要ではあるんですが、
※参考
・・・骨粗鬆症を予防するコツコツ体操&ビタミンDビタミンK・・・くなる!?|いっぷくクリニック!〜女性は要注意!骨粗しょう症・骨密度が原因ではない新骨粗しょう症(11/11)
カルシウムの絶対量少なすぎですね。
唯一桁違いにカルシウム量が多いのが「食べる葉酸・カルシウム」↓↓ってサプリで



今回のテーマには関係ない葉酸(がん予防や妊婦さんに必要な栄養素)も含まれますが、
名前通りかなりカルシウム量は豊富で、一応規定量は1日2粒ってことですが、
コレだけで320mgのカルシウムになりますから、
これだけで1日の半分の量のカルシウム摂取できますね。

にしてもカルシウム摂取って意外に難しい、というか毎日っていうのが無理・・・。



時間栄養学とは?


ナレーションの説明によれば、
時間栄養学とは、
人の体内時計に合わせ、どんな時間帯に何を食べれば最も効率的なのかを
研究する栄養学のこと

で、例えば

jikaneiyougaku_tetsu_okashi.jpg

・鉄分を摂るなら体内で利用される朝
・お菓子を食べるなら脂肪を溜めない午後2時〜3時
など、体内時計によってコントロールされている栄養の吸収や排出のリズムを活用
する栄養学

とのことですが、後者は何度か以前取り上げたBMAL1(びーまるわん)ですね。
※参考
1日8時間以内なら何時何をどれだけ食べても良い8時間ダイエット!!|基礎代謝を上げて痩せる〜運動によって消費されるのは僅か5%!|時間栄養学〜夜10時に食べるケーキ1個は午後3時に食べるケーキ20個分!|駆け込みドクター!絶対やせる!太らないコツ教えますSP(10/12) その2
など。

この最新の栄養学=時間栄養学の第一人者がビデオ出演の
女子栄養大学副学長の香川靖雄先生なんだそうです。

せっかくの時間栄養学なのに安めなのはダイエット本ばかりだったりしますが(ノ∀`)、
ちょっと高いですが香川靖雄先生の本、結構評判良いですし、
読んでみたい感じではあります。



カルシウムは朝ではなく夜摂る!
骨のゴールデンタイムは寝る1時間半前から3時間半前の間!!


ナレーションによれば
・単にカルシウムの摂取量を増やしても加齢により加速度的に衰える
 骨の老化とはいたちごっこで、現状を維持するだけでも実はかなり大変なこと

なんだそうですが、
・カルシウムを最も効率よく骨に変える骨のゴールデンタイムを利用することが
 最新の時間栄養学が導き出した骨を効率的に丈夫にする方法

jikaneiyougaku_calcium.jpg

そして、
・理想的なカルシウム摂取の時間は寝る1時間半前〜3時間半前の間
とのこと。

これは、
calcium_absorption.jpg

・カルシウムは起床と共に脳や筋肉などのエネルギーとして使われるため
 日中は骨から削り取られていくので、昼間にカルシウムを摂ってもなかなか
 定着しない

・しかし夜就寝して1時間半経つ頃から骨を再び形成する為
 全身からカルシウムの取り込みがスタートする

・寝る1時間半前から3時間半前の間にカルシウムを摂れば、腸から栄養素として
 吸収される時間が骨を形成する時間と重なるため、
 寝る1時間半前から3時間半前が骨のゴールデンタイムになる


とのことです。



骨のゴールデンタイムを活用して無理なく骨密度を上げるプロジェクト


なんかプロジェクトとか言っちゃって大層な感じですが、
要は前出の林純子さん(55)に1ヶ月の検証実験をして貰った結果です。

骨のゴールデンタイム活用プロジェクトのルール

milk_one_month.jpg

・就寝する1時間半前〜3時間半前の間に牛乳を1杯飲むだけ
 (牛乳は良く噛んで飲むのがよい)
・期間は1ヶ月

と、本来の基本ルールはこれだけみたいですが、
但し、林さんの場合、普段の食事にもカルシウム量が足りていなかったので
厚生労働省が推奨するカルシウム量を足して頂きます

っていうのが付いてまして、事実上就寝前の牛乳1杯じゃ効果が少ない、
って言っているようなもの、って気はするのであまり鵜呑みにはできないんですが、

林純子さんの初日の食事は↓↓みたいな感じで
milk_one_month.jpg

朝食⇒トースト(チーズが載ってる) 牛乳入りのシリアル ヨーグルト コーヒー
昼食⇒小松菜入りのパスタ サラダ
夕食⇒白米に海老の炒め物 ヒジキ 切り干し大根 海草の入った味噌汁

これで厚生労働省推奨の650mgをクリア、だそうです。

その後の映像は寝る3時間前に牛乳を飲んでる映像しか有りませんでしたが、
お食事の方もカルシウム650mgで推移したんでしょう。

っていうことで、林純子さんの骨のゴールデンタイム活用プロジェクトの結果ですが、
jikaneiyougaku_hayashi_comparison.jpg

ナレーションによれば
腰の骨密度は殆ど変わらなかったが、
大腿骨の骨密度はたった1ヶ月で改善の兆しを見せ、
93+6骨密度が上がった

とのことで、
1日のカルシウム量を維持し、寝る前のカルシウム摂取を長期間継続していくこと。
 そうすれば老化しやすい骨を改善すること夢ではないのです

って結論だったんですが、
ちょっと最近、たけしの家庭の医学は検証が甘いというか説明不足ですね。
香川靖雄先生監修なんでしょうから、勿論一定の効果はあると思いますが、
1日カルシウム650mgの摂取を継続しつつ寝る前の牛乳1杯も必要なのか、
650mgを維持しなくても骨のゴールデンタイムのお陰で牛乳1杯だけでも
一定の効果はあるのか、とかその辺は非常に曖昧です。

現状、今回のたけしの家庭の医学からの情報だけだと、
寝る前牛乳は難しくはないので取り敢えず始めて、
食事でのカルシウム摂取もなるべく頭を振り絞ってレシピ考えつつ増やしていく、
しかないのかな〜?ってところでしょうか。









posted by prin at 02:17 | 骨粗鬆症、カルシウムなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月12日

骨粗鬆症の8割は女性!骨粗鬆症予備軍チェック|骨粗鬆症を予防するコツコツ体操&ビタミンDビタミンK|コラーゲンが糖化すると骨折しやすくなる!?|いっぷくクリニック!〜女性は要注意!骨粗しょう症・骨密度が原因ではない新骨粗しょう症(11/11)

患者数約13000万人中8割が女性!
骨粗鬆症予防法&コラーゲンの糖化で骨の弾力が無くなって骨折!?


11/11のTBS系
いっぷく!いっぷくクリニック 目からウロコの健康新常識

女性は要注意!骨粗しょう症・骨密度が原因ではない新骨粗しょう症
の話題です。

骨粗鬆症の話題って他の話題の関連では何度か取り上げましたが、
まとまった内容は書いたことがないので行ってみようと思います。

ナレーションの説明によれば
骨粗鬆症の患者数は約1300万人、なんとその8割が女性とのことですが、
(日本骨粗鬆症学会)
番組で医療現場でも使われている骨密度測定器(手首に超音波を当てて骨密度を測定)

kotsumitsudo_sokuteiki.jpg

で街頭検査したところ、50歳〜78歳の女性10人中7人が骨密度が標準より低いD判定
(A⇒非常に高い B⇒高い C⇒標準 D⇒低い E⇒非常に低い)
ということで、日本骨粗鬆学会のデータがほぼ証明されちゃった感じでした。

スタジオでは何故か年齢も40歳くらいなハズでしかも男性の国分太一さんが
D判定で真剣になっちゃってましたが(・ω・;)、
ビデオ出演の健康院クリニック副院長細井孝之医師によれば
(「骨粗鬆症のエクスパート」って紹介でしたが)
・50歳以上(閉経後)の女性は女性ホルモンが低下して骨量が低下する
・骨密度が低下しても自分ではなかなか気づかず、骨折して初めて気が付く病気
 (気づかぬうちに進行・悪化してしまう)

とのこと。
nenrei_kotsuryou.jpg

骨粗鬆症が進行すると
・くしゃみをしただけで肋骨(ろっこつ)を骨折
・チョットつまずいて手を付いただけで骨折
・背骨の圧迫骨折⇒自分の体重で背骨が潰れる

 (池谷敏郎医師によれば、骨粗鬆症で一番多いのが背骨の骨折で、
 痛くて入院することもあるが、知らないうちに骨折してることもある
 また、
 「60歳の視聴者からの検診で背が縮んだのは骨粗鬆症の始まりか?」
 という質問に対し、池谷先生によれば
 骨と骨の間には椎間板があり、これも年齢と共に小さくなり身長が縮むが、
 2〜3年の間に2cm以上背が縮んだ場合は骨折してる可能性がある、とのこと)

なんてことが起こり、更には
・コラーゲンの糖化が原因で骨密度が低くないのに骨が折れやすい
 人が居ることも判ってきた(新骨粗鬆症)

とこと。

以前若年で骨粗鬆症気味な人が増えているとか、
20歳くらいまで痩せてた女性は(骨量が増えず)骨粗鬆症になりやすい、
なんて話もありましたし、
新骨粗鬆症って呼び方は適当じゃない気もしますが…女性は糖質大好きで
コラーゲンが糖化すると骨の柔軟性が無くなり骨が折れやすいとのことですから
ナレーションが言っていた通り全女性必見かも。




骨粗しょう症予備軍チェック


どんな人が骨粗鬆症になりやすいのかの
細井孝之医師作成の骨粗しょう症予備軍のチェックリストです。

骨粗しょう症予備軍チェックリスト
@普段の移動は車が多い
A運動不足
B過度なダイエットをしたことがある
Cタバコを吸う
D乳製品や魚をあまり食べない
E体型は痩せ型

池谷敏郎医師によれば、「何個以上」というのは決まってなくて、
数が多ければ多い程骨が弱いんだそうですが、
あまりハッキリ言ってなかったですが運動不足が一番悪いようで、
それとタバコ、それにDについてはカルシウムの摂取の意味のようですから、
魚といっても身の部分だけ食べてもダメですよね(´ー`)。

またEについては骨は重力を受けることによって強くなるとのことですが、
「重すぎるのは骨折の原因になりますから適度に」とのこと('∀`) 。




骨粗しょう症の予防のポイントはG・D・K(重力・ビタミンD・ビタミンK)!
骨粗鬆症を予防するコツコツ体操&食べ物


コツコツ体操は細井孝之医師考案の超簡単体操ですが、
骨に重力を掛けるのが有効だそうです。

また、ビタミンDとビタミンKについては、池谷医師によれば
「骨にカルシウムが必要なことは皆さん御存知だと思いますが、
そのカルシウムを効率よく吸収して丈夫な骨を作るためにビタミンDと
ビタミンKが欠かせない

とのこと。


■骨を鍛えるコツコツ体操のやり方■

kotsukotsutaisou.jpg

@姿勢を正して片脚を5〜10cm上げる
A1分間キープ(体がぐらつく人は机や椅子など支えるモノを用意する)
Bもう片方の脚も同様に
C@〜Bを1日2〜3回行う


とたったこれだけですが、池谷先生によれば
「骨は負荷が掛かるとガンバルという性質があるんですね。
立ち上がる訓練をすることによって筋力の強化にもなりますでしょ?
バランス感覚を鍛えることにもなるので骨折の原因になる転倒を防ぐメリットもある」
とのこと。


■ビタミンDの効果と食材■

☆ビタミンDの効果☆
⇒カルシウムの腸管からの吸収を促進する働き
⇒尿からカルシウムが排出されるのを減らす働き


☆ビタミンDを多く含む食材☆
⇒あんきも・しらす干し・すじこ・紅鮭・サンマ・しいたけ(干し椎茸)


しいたけについては、池谷先生によれば
・ビタミンDは日光で合成されるので
 干し椎茸は生椎茸と比べると約4倍のビタミンDが含まれる
・干し椎茸は使う前にもう1度天日干しすると良い

 (今は乾燥椎茸でも天日干しで乾燥させていない製品があるから)
・ビタミンDは日光に当たることによって体内でも生成されるので、
 1日15〜30分は日光浴する
 (なにも顔に日光を当てなくても良く、腕だけ等でも良い)

とのことですが、食材から摂取するって案外難しいですね。
スタジオでも「魚が多いですね〜」なんてチョット困った雰囲気でしたが、
毎日食べようと思えば食べられるってしらす干しとサケと干し椎茸くらいでしょうか…。
サプリもあるにはありますが、

多少の日焼けは我慢して日光浴が安上がりでしょうか・・・(ノ∀`)。
あえて選ぶならカルシウムとビタミンD両方入ってる製品がお手軽かなぁ〜?。


■ビタミンKの効果と食材■

☆ビタミンKの効果☆
⇒吸収されたカルシウムを骨に取り込むのを助ける
⇒それによって強く丈夫な骨にする


☆ビタミンKを多く含む食材☆
⇒乾燥わかめ・納豆(ひきわり)・しそ・モロヘイヤ・ほうれん草・春菊
⇒ビタミンKは脂溶性なので、油を含む食材は油と一緒に摂るとより吸収できる

(納豆については、池谷先生によれば吸収を考えるとひきわりが良いとのこと。
また、油は例のごとくオリーブオイルがオススメの様ですが、
ごま油等他の油でも構わないそうです。
少なくとも上記の中でオリーブ油に合うのはあんまり無いですからね(´ー`)。
ほうれん草あたりはいけるかなぁ・・バジルの代わりにしそとか・・)

ビタミンKもやはりサプリもありますが、

やはりどっちかというと上記の食材が嫌いとか頻繁に摂取は難しい
って人向けでしょうか?あとはかなり切実な年齢に達してる方とか・・・。




骨粗しょう症の新常識!
骨密度は低くないのに骨折する「骨粗しょう症」がある!?


清水幸枝さん(54)って方が番組取材を受けていたんですが、この方
「骨折したことがなかったので骨太だと思ってましたし、骨も丈夫だと
思っていた」んだそうですが、
リビングの片付け中に段ボールの角に足をぶつけただけで左足の小指を骨折
してしまったんだそうで、医師からは
骨密度は標準だが骨折しやすい」と告げられたんだそうです。

前出の細川孝之医師によれば
骨密度が低くないのに骨がもろくなってしまうのは実はコラーゲンに原因がある
とのこと。

ナレーションの説明では、
・骨の体積の半分はコラーゲンで出来ている
・骨の構造をコンクリートに例えると、鉄筋の周りにあるコンクリートがカルシウム、
 鉄筋の部分がコラーゲン
・コラーゲンは骨に柔軟性を与え、骨を折れにくくしなやかで強い状態にしている
・コラーゲンに糖がくっつくことをコラーゲンの糖化と言う。
・コラーゲンの中にはお互いを繋ぐ梁(はり)の様な役割をするモノがあり、
 これがしなやかさのポイントだが、コラーゲンの糖化が進むと悪い梁が
 コラーゲン同士を繋ぎガチガチにしてしまい、骨のしなやかさが失われ、
 もろく折れやすくなる


とのこと。

■コラーゲンの糖化を防ぐ方法■

・糖質を摂りすぎない(糖質を摂りすぎるとコラーゲンの糖化物質を作りやすい)
・動物性タンパク質の摂取(良いタンパク質を作るため)

とのこと。

池谷先生によれば、
コラーゲンというのは元々タンパク質なので良質なタンパク質を摂るのが大切」
とのこと。

☆動物性タンパク質を多く含む食材☆
⇒鶏むね肉・ささみ・牛ヒレ肉・マグロの赤身


とのことで、甘い物ってダイエットにも良くないし、コラーゲンの糖化なんて
トンデモないことまで起きて良いこと無いですが、女性にとって我慢するのは
なかなか・・・( ̄▽ ̄)

ただ、コラーゲンは得意分野ですよね〜(゜▽゜*)。
美容にも骨にも良いならコラーゲン最高!って感じで、
なんとかそっちでカバーできないかしら?なんて思いますが、
そう調子よくは行かないのかなぁ〜?≧m≦

尚、番組では骨を丈夫にするオススメの料理として
奈良県の郷土料理“飛鳥鍋”というのを奨めていました。

asukanabe.jpg

牛乳仕立てだそうで、
牛乳=カルシウム、しいたけ=ビタミンD、ビタミンK=春菊 タンパク質=鶏肉
が入っているので骨粗鬆症の予防にピッタリ、と吉田明世アナは言っていましたが、
国分太一さんの
奈良県の人は骨粗鬆症になりにくいんですかね?
との質問に対し、
池谷先生
ちょっとその統計は今は判りません
とのことで、笑いが起きてました。

ただ、詳しいレシピは紹介されませんでしたので、
食べてみたい方はここら辺り(cookpad)を参考にして下さい。






posted by prin at 01:46 | 骨粗鬆症、カルシウムなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする